分子栄養学講師の気ままなブログ

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脂肪酸

2016年04月02日 | 身体・健康
脂肪酸には、飽和脂肪酸(動物性の脂肪に多く含まれる)と不飽和脂肪酸とがあり、不飽和脂肪酸は体内で合成する事が出来ません(必須脂肪酸と呼ばれています)

その為、サプリや食事からの摂取が大切です

不飽和脂肪酸は更に化学構造の違いからオメガ3系、6系、9系と分けられます

オメガ
時計のブランドではありませんよ

最近話題のオメガですので、テレビやスーパーでもオメガ3とよく耳にする機会が多いと思います

オメガ3は、(αリノレン酸)
亜麻仁油、荏胡麻油、魚の油EPA.DHA、チアシードなどなど
アレルギー、炎症の抑制、血液サラサラ、老化防止などの働きがあります

オメガ6は、(リノレン酸)
紅花油、サラダ油、ゴマ油、マヨネーズなどなど
アレルギー、炎症の促進、血液を固めるなどの働きがあります

オメガ9は、(オレイン酸)
オリーブ油が代表ですが、オメガ9であるオレイン酸はアレルギーや炎症の働きに対して中立です

オメガ3とオメガ6は、間逆の働きをします

どちらも必須脂肪酸なので、両方をバランスよく摂る事が大切なのですが、現代の食生活はオメガ6が過剰傾向にある人が多いようですので、オメガ3は意識的に摂るように心掛けたいです

ちなみに、理想は1(オメガ3)対4(オメガ6)と言われているようです

オメガ6は普通に食事をしているだけで摂れてしまうようですが、オメガ3は意識してとらないと、揚げ物など頻繁に食べる食生活では更に偏ってしまいそうです

なんでも、現代の欧米式食生活ではバランスが1対10以上にも偏っていると言われてもいるとか
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