うつっぽい人、
セロトンを増やそうってことで、
Lトリプトファンを摂取する人も多いと思いますが、
Lトリプトファンを摂るためにバナナを食べるくらいなら
まあ良いですが(笑)🍌🐒
サプリメントでのLトリプトファンの摂取
あまりおススメできませ~ん🙈
Lトリプトファンからセロトンの合成経路って
実はあまり…っていうか全然
転換効率(?)のよい経路ではないんです
基本的に、トリプトファンは筋肉など体タンパク合成に使われる
これがメイン経路です
どこかのいつかの記事でも書いていますが、
栄養素は生命維持に関わるところから需要が高くなる仕組み
つまり、メンタルなど、直接命に関わる重要機関でないなら、
栄養素は後回しが原則です
Lトリプトファンが不足していたら、
まずは最も大事な体タンパク(身体を作る)に使われ、
その次は、ナイアシンの合成です
とくに身体のどこかで炎症が起きていると、
身体はナイアシンを合成するための経路を回していきます
(炎症を抑えるために身体が一生懸命働くからナイアシンの需要が高まる)
そうしてようやく余った分が
神経伝達物質の回路に回ります
セロトン(神経伝達物質)作る経路は、命に直接関わらないので、
一番最後にされてしまっているのです
つまり、Lトリプトファンを摂っても、
セロトン合成にまわる分は実に、
1〜2割程度ってとこでしょうか…
Lトリプトファンをサプリメントで摂るのをおススメしない理由は、
摂取したところでそれらはタンパク合成とナイアシン合成にまわってしまい、
セロトンが作られる経路に周る確率はとても低い…
さらに、
たとえ1割程度でも周ってくれたらまだマシで、
逆にLトリプトファンをサプリメントなどで多く摂ることが
デメリットになる可能性もあります
さっきも書いたように、炎症が体内で起きている場合は、
Lトリプトファンはナイアシンを優先的にせっせと作ります
せっせと、スムーズに、、
ナイアシンが完成してくれれば
別に言うことなしなのですが…
コンビニ弁当や有害物質が体内に多かったり、
ビタミンB6不足やマグネシウム不足があると、
サプリメントで摂取したLトリプトファンは、
ナイアシンを作るどころか、
神経毒が溜まり、身体にとって非常によろしくないのです
(ナイアシン合成経路の途中でストップしてしまうのです)
つまり、
うつっぽいから、セロトンを増やそうとLトリプトファンをサプリメントで摂る
すると、
炎症がある人で、ビタミン不足やマグネシウム不足、有害物質汚染があると、
逆に神経毒がたまり、
興奮しやすくなるなど
メンタルが悪化する可能性があるのです
うつっぽくて、セロトンを増やそうと思うなら、
体内の慢性炎症があるなら尚更の、ビタミン・マグネシウム不足、有害物質汚染がないが前提の!!
Lトリプトファンです
(急性炎症は気付くけど、慢性炎症は自覚症状なく見落としがちなので特に注意)
□歯周病は大丈夫?
□虫歯がない?
□上咽頭に炎症ない?
□胃や腸に炎症ない?(便秘や下痢)
□アルコール・糖過剰で脂肪肝になってない?
色々と思い当たることが多いはずです
そこで、
うつっぽい人がLトリプトファンをサプリメントで摂るのは
リスクもあるってことで、
ビタミンDがおススメです
ドーパミンを増やす作用のあるビタミンDは、
うつ、季節性うつ
(VDは日照時間の少ない冬場は不足しがち…ドーパミン低下してやる気や集中力・意欲が低下しうつ傾向になる)
低メチレーション傾向の人には有効です
VDを摂る際の注意点は、
■マグネシウム不足ではない
■脂溶性ビタミンであるVDを消化吸収する胆汁がしっかり出ている
こちら解消するために、
■VDサプリと一緒にマグネシウムサプリも摂取する
■油と一緒に摂取して胆汁分泌を促す(胆汁自体が不足しているならレバウルソなども有効)
うつを治したいなら、
慢性炎症を潰すこと!時には歯医者さんで歯科治療、
Bスポット治療も有効であることが分かると思います
あとは、
VDをサプリメントだけに頼るのではなく、
太陽の光を浴びてVDを皮膚で合成するためにも、
やはり朝しっかり起きる!
睡眠リズムも大事だと思います
(注 東北の人は太陽の光ではVD合成が難しい…)
もともと太陽があまり出ていない地域の人は、
手っ取り早くブライトライトを買うのがおススメです
消化吸収が悪い人も、ビタミンDのサプリを摂っても
なかなか吸収出来ずに効果が出るのに時間が掛かりますので、
VDを増やす光治療も上手く取り入れるのがおススメです
アイハーブ🌿→ Thorne Research, ビタミンD, 1 fl oz (30 ml)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます