パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

網越神社「おんぱら祭」 Ⅱ

2016年08月10日 | 日記
大神神社の摂社の綱越神社のご祭神は、
「祓戸大神」でありそこで行われるのが「大祓祭」(「おんぱら祭」)
祓戸大神は、大神大社の末社「祓戸神社」と同じということです。

「祓戸の大神四神
「瀬織津姫神」(川の神、滝の神)
 大祓詞「高山の末短山の末より、さくなだりに落ちたぎつ速川の瀬に坐す瀬織津比売という神、
     大海原に持ち出でなむ」
     勢いよく流れ下る川の力によって人々や社会の罪穢れを大海原に押し流す

「速開津姫神」(海の神)       
 大祓詞「荒潮の潮の八百道の八潮道の八百会に坐す速開都比売(速秋津姫)と云う神持ちかか呑みてむ」
     大海に流れ出た罪穣れを勢いよく呑み込んでくれる

「気吹戸主神」(風・息吹の神)    
 大祓詞「かくかか呑みては、気吹戸に坐す気吹戸主、という神根の国底の国に気吹き放ちてむ」
     速開津姫神が海に呑み込んだ罪穢れを風の神である気吹戸主神が根の国底の国(地底)に吹き放つ

「速佐須良姫神」(地底の神)      
 大祓詞「かく気吹き放ちては、根の国底の国に坐す速佐須良比売という神持ちさすらい失いてむ」
     気吹戸主神によって気吹き放たれた罪穢れが根の国底の国に住む速佐須良姫神により浄化され消滅

 大祓詞の最後にある「罪という罪はあらじ」という状態になります。

(祓戸の大神のうち三神が女神)

どなたかの説明を使わさせていただくと
1.瀬織津姫(せおりつ)が罪穢れを御祓川⇒大和川⇒大阪湾へ流します。
2.大和川河口にいる速秋津姫(はやあきつ)が罪穢れを飲みこみます。
3.気吹戸主(いぶきど)は罪穢れを根国・底国に息で吹き飛ばします。
4.速佐須良姫(はやさすら)が持ちさすらい消してしまいます。
                       解りやすい説明です。
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