パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

ならまち御霊神社の「足止め狛犬」

2020年04月18日 | 日記
ならまちにある「御霊神社」の狛犬の足に赤い紐が結ばれていました。
神社を参拝すると時々みかけることがあります。
「足止め狛犬」とも言われており「民間信仰」のようです。

 

  

『狛犬の足止め祈願 
  縁結び
  商売繁盛
江戸時代から伝えられる願掛けの方法で、
家出人や悪所通いの足が止まりますようにとの願いや、
ならまちでは子供が神隠しにあわないようにと狛犬の足に紐を結んでいました。
近頃では「恋人とこれからも一緒にいられますように」、
「客足が遠の来ませんように」などの願いが込められるようになりました。
                              (説明書より)』
「狛犬の足止め祈願」の方法
御霊神社正面前の狛犬の足に結ぶ願掛けの紐は、
社務所に用意されており、初穂料100円を納め、
「叶結び」で結び付けて願掛けをするそうです。
叶結びとは、お守り袋に見られる飾り結びの一つ。



大阪の杭全神社の説明(社務所HP)では
『杭全神社の狛犬が、足を縛られている理由とは
杭全神社拝殿の前にある、青銅製の狛犬。
その足には、様々な紐が幾重にも巻かれているのにお気づきでしょうか?
理由を尋ねられることがよくありますが、
中には「狛犬が逃げ出さないように、縛ってあるんですか?」と仰る方も。
実はこの紐は、「走人(はしりびと=家出人)足止め」を祈願して結ばれたもの。
その祈願方法としては、
 1.適当な紐を二本用意します。
 2.一本を狛犬の足に結んで、願を掛けます。
 3.もう一本を持ち帰り、家出人が残した履物に結んでおきます。
このようにすると、必ず居所が判るか、家に帰ってくると古くから言い伝えられてきました。』

足止め狛犬で検索していたら、ブログの書き込みがありました。

『新潟の金刀比羅神社での説明 
ちょっと変わった願懸けというのは、狛犬に関係します。拝殿に向かう前に、左右に目を引く狛犬があります。
足にひもがぐるぐる巻きにされている、その名も「足止め狛犬」です。
足止め(悪所通い・夜遊び・家出人の早期帰宅)・商売繁盛(お客さんが離れないように)・酒断ち・タバコ断ち
・賭け事断ち・縁結び(相手の心が離れないように)など、あらゆる足止めにご利益があるといわています。
100円で「足止め麻ひも」をいただき、足止めしたい相手が男性の場合は向かって右側、
女性の場合は左側の狛犬の足に麻ひもを結びつけます。』

杭全神社の履物ではありませんが、ならまちで見かけました。

大和工房という「雪駄」のお店
吊るされた「庚申さんの身代わり申」と雪駄のモチーフが飾ってありました。
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