パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

お水取り・追っ駆け2

2015年02月27日 | 日記
縄に幣と樒を挟んだ独特の注連縄で修二会エリアを結界します。

「注連縄撒き」
修二会を神仏習合の色濃い象徴するひとつとで、二月堂修二会で使われる注連縄は幣(神道)と樒(仏教)を挟んだ東大寺独特のもの。 

二重巻きに束ねた「輪注連」は遠敷社(おにゅうしゃ)・飯道社(いいみちしゃ)に供えて堂童子がお祓いしたあと、社の石段の上から撒き、下で待つ童子がこれを受け取る「注連撒き」。(受取損なった注連縄は「穢れ」として廃棄されるそうです。)
受け取った「輪注連」は練行衆の自坊をはじめ塔頭などの門口に、修二会の期間中掛けられます。
遠敷社
 
飯道社






法華堂(三月堂)正面の燈籠

「注連掛け」ひも状の注連縄は修二会の期間中、二月堂の石段、三昧堂横の石段、中性院前参道に張って結界します。
 


中性院付近


注連縄による結界