『ベイブリッジを「くぐり」で、横浜港に入港できる最大客船ノールダム(8万2千トン・285m)と、飛鳥Ⅱ(5万トン・240ⅿ)のツーショット』
巨大な『大さん橋』も、そこの『クジラの背中』も小さく見える!

2025/03/30撮影
この珍しいツーショットを見て、まったく無関係な、中島みゆきの『二隻の舟』が頭をよぎるなど、傘寿プラス3の混乱にショックでした。
ノールダムが大さん橋からから出航、ベイブリッジを『くぐれる』か、を見届けた。(くぐる瞬間は、倉庫の後ろになり撮れません)。

2025/03/30撮影
横浜ベイブリッジ
本牧埠頭A突堤(中区)と大黒埠頭(鶴見区)とを結んでおり、上層部は首都高速湾岸線で、下層部は国道357号となっている。 下層部も自転車および125cc以下の原動機付き自転車の通行は禁止される。 また、歩道が無いため徒歩で渡ることもできない。
完成時日本最長の斜張橋(橋脚間の距離460m)であったことから、開通当初は故障以外の駐停車は禁じられている都市高速道路であるにもかかわらず、夜景見物目的の駐車車両が多く問題とされたこともあった。 故障以外の駐停車を防止するためのアナウンスが常に流れている。(開通後間もない頃、昼間ですがゼブラゾーンに停車し、風景を見ていたら警察官に注意されました。)
巨大な船と言えば、マイアミからのクルーズ客船(アイコン・オブ・ザ・シーズ、ワンダー・オブ・ザ・シーズ)は、25万トンですが、太平洋も大西洋の横断航海はできない(やらない)そうです。 できるのは、オアシス・オブ・ザ・シーズの22万トンです。 これらの巨大客船のサイズは全長365mです。 パナマ運河の閘門333ⅿを超過してしまえば、大型船はいくらでも大きくできます。
因みに、世界最大のタンカーはノック・ネヴィス (Knock Nevis) は、ノルウェー船籍の石油タンカー。 全長458.45m、全幅68.8m、564,763重量トンと、かつて建造された最大の船
大きな船は、その分高さもあるので、大さん橋ふ頭に着く以前に、横浜ベイブリッジの下を通過することができない。 「海上から橋まで約56mですので、それ以上の高さの船は、ベイブリッジの下を通過できません。 過去には、高さ56.6mのキュナード社の大型客船『クイーン・エリザベス』が大さん橋に寄港したこともありますが、干潮時、海面が低くなる時間帯を狙っての寄港でした。 昨年横浜港に寄港した『クァンタム・オブ・ザ・シーズ』のような客船は、たとえ干潮時でも、大さん橋ふ頭まで入ることはできない。
現存する船で、ベイブリッジを通過できないであろう超大型客船は、ほかにも多数ります。 「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」の姉妹船で、全長362.12mを誇る「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」をはじめ、「オアシス・オブ・ザ・シーズ」、「MSCメラビリア」など(いずれも全長300m超え、総重量は20万トン近い)。
昔、香港駐在時に造船会社に販売した電話交換機を搭載した数万トンのタンカーが寄港したときに、その交換機の故障修理を電機メーカーの駐在事務所として依頼され乗船しました。 タンカーですので、大きさの割には、クルー人数は少ないため、安全性と居住性からゆったりできています。 その船長室の大きさは、超高級マンションの2LDK並だったのに驚いた記憶がありました。 生涯できなかった船旅は、今では『夢のまた夢』です。
(記事投稿日:2025/04/04、#995)
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