知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『四大文明誕生は、大河川(水位変動が大きく、河床勾配が小さい)の近くで』『例外は古代アンデス文明カラル遺跡が、大河川なしで定住農耕・文字あり』

2023-03-11 10:31:57 | 歴史・世界・古代

『四大文明誕生は、大河川(水位変動が大きく、河床勾配が小さい)の近くで』

『この立地条件に合致のブラジルのアマゾン川には、古代文明は誕生せず?』

『理由は定住と農耕が発展せず、狩猟採集生活が維持され文字の発明もなし』

『例外は古代アンデス文明カラル遺跡が、大河川なしで定住農耕・文字あり』

 

 文明      河川     長さ   水源海抜   河床勾配 
エジプト     ナイル    6853㎞   1134
    0.02%
メソポタミア   チグリス   2850㎞   1150
    0.04% 
         ユーフラテス 2800㎞   3520m    0.13%
インダス     インダス   3200㎞   4500
    0.14%
中国       黄河     5464㎞   4800
    0.09%
         長江     6300㎞   5042
    0.08%

ブラジル     アマゾン川  6516㎞   5597    0.09%

 

ヨ-ロッパ中心の歴史は、古代文明の栄えた南北アメリカを、新大陸と呼ぶ。

 

古代文明

アフリカやアジアの大河の川ぞいでは、ゆたかな水をもとに農耕や牧畜が発達し、そのため文明が発達できた。 チグリス・ユーフラテス川、ナイル川、インダス川、黄河の流域の各地域で文明が発達していった。 この4地域での文明を四大文明と言う。 それぞれの文明を、メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、中国文明という。

 

これらの四大文明では文字が使われていた。

世界最古の文明は、今から約5000年前のエジプトのナイル川流域におきた
エジプト文明と、西アジアのチグリス・ユーフラテス川流域におきたメソポタミ
ア文明であった。 ついで、今から約4500年前の今のパキスタンであるインダス川流域のインダス文明、今から約3500年前の中国の黄河流域の中国(黄河・長江)文明であった。
これらの4つの文明を四大文明という。

 

新大陸にもありました。 古代アンデス文明カラル遺跡です。

 

カラル遺跡(写真―1)   VS  大ピラミッド(写真―2)

紀元前: 3000~1800年頃        紀元前: 3000~1000年頃

総面積: 66ヘクタール         総面積:   180ヘクタール

推定人口:数万~十数万人        推定人口:数十万~百万余人

 

カラル遺跡(写真―1)

ウエブ情報から引用

 

比較するために、大ピラミッド(写真―2)

ウエブ情報から引用

 

カラル遺跡(パノラマ)

ウエブ情報から引用

 

カラル遺跡(中央部分)

ウエブ情報から引用

南米大陸、ペルー を中心とする 太平洋 沿岸地帯およびペルーからボリビア へつながるアンデス中央高地 に存在した古代アンデス文明。 メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明といったいわゆる世界四大文明などと異なり文字は持たない(初期の『キープ(結縄)』が数字と文字の機能を持っていた)。 今まで親しんできた、アステカ文明・マヤ文明・インカ文明(特に、古代アンデス文明)をもう少し調べてみたいと再認識しました。

(記事投稿日:2023/03/11、#636)

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