『希望と期待より、既にそこにある問題・課題群 3』
―大震災10年 日本は変われたか―
東日本大震災の大津波の画像(この大震災を「喉元過ぎれば・・・」とは絶対させないために、せめて、この備忘録を!)
20210309-0313に日経新聞の一面に『日本は変われたか 大震災10年』が連載されていました。
①復興の哲学を変える必要があった(岡本全勝・元復興庁事務次官)
右肩下がりの時代に、哲学も変えずに地域再生バラマキでは限界
➡定数化・定量化とその傾向・経緯の観測分析、と対策効果の分析必ず実施して実態をいつ も正確にして把握、国民に公開が必須。
②危機なのに法律の壁を感じた(佐藤仁・宮城県南三陸町長)。
危機が問う政治の実力・放置される課題・想像力欠く備え
➡日本の法制度の歪みと限界、法整備の遅れ、万事が万事先送り
③デジタル社会の構築に限界を感じた(武藤真祐医師)。
IT阻む「現状維持」医師の機運低調・国連「電子政府ランキング 14位」
➡接触確認アプリ「COCOA」の早急なスムース運用
④アクション伴わねば意味なし(斎藤淳・元東京証券取引所グループ社長)
ゼロリスク思想油断招く
➡証券取引の災害対策・ハッキング対策の備え、中央集権から分散型には、当然、万事が 万事!
日本では、大勢をリードすることが苦手ですが、人口大国で成長途上にあった、中国やインドが変化・大発展をしています。 大概のことは、変えるには、デジタル化(定数化・定量化)とIT化で傾向・経緯の観察と、結果の検証が、その都度必要。
効率の良い『力仕事』を皆でやれば、いろいろな問題が浮き彫りされ、優先順位も自ずと解る。 『力仕事』には、当然、手作業も、頭脳労働も、『国会の会議』も入ります。 ひねずくれた考えかもしれませんが、これを通じて、老若男女を問わず、『道徳観』『倫理観』にまで影響を与えられると信じています。 『どうしたらできるか?』、勤勉で、負けず嫌いな日本人ですから考え、実現できます!
(20210314 纏め、#295)