知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『湘南鷹取山でロッククライマー志望をギブアップしたとき』ー懸垂下降中、心の中で叫んだ『高所恐怖症は直せる』は、その後も実現せずー

2019-03-07 21:46:57 | 記憶

『湘南鷹取山でロッククライマー志望をギブアップしたとき』

ー懸垂下降中、心の中で叫んだ『高所恐怖症は直せる』は、その後も実現せずー

 

(記憶は、昔のことは、はっきりと、最近のことは、ぼんやりと)

 湘南妙義と呼ばれる鷹取山に半世紀ぶりで行って来ました。 昔の山行きは、某メーカーの小向工場の山岳部部長に『まるで金魚の・・』の如く自主性ゼロで、ついて行っていた、だけでした。 

 

今回は、後期高齢者の自分が、昔を思い出し、ロッククライミングもナントか出来そうかなと、思うほどの、衝動にかられた、救いようのないオオボケ振りでした。 

 

❶『三段あぶみ(縄梯子)を使ったオーバーハングの登攀』の訓練場所、右側の壁を、垂直に、天井の壁を水平に移動して、左上の垂直の壁を登攀する

ここで天井を水平移動中に、ハーケンが抜け、仰向けの状態で、約3メートル背中から落下し、運よく頭は打たず、『ウグッ』と唸り、一瞬息が止まりましたが、大事にならずに、すみました。 『何事も運がすべて』。

 

『懸垂下降(アプザイレン、このドイツ語の響きは麻製ザイルだけで、専用用具は使わず、肩絡みなど体の摩擦を使って制動かけながら下降する)』。 こんな危険なことをやった時代でした。

 

ここでは、向って右側の壁を、懸垂下降するときに、壁の縁に立つのですが、この時、両膝が震えだし止まりませんでした。 今なら対処可能『太極拳式の大深呼吸を数回』でOKです。  

 

左側の壁の裏から、登ってきて(当時は、自己責任で登れた良き時代)縁から見ていた子供たちが言いました『あの人、膝が震えている』と。 心の中で叫んだ『高所恐怖症は、直せる』は、その後も実現せず、クライマーギブアップの瞬間でした。

                   (20180217纏め、20190307改 #087)

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