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私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

怪奇

2009-06-10 | 10住む・暮らす
帰宅して「本当はこわい家庭の医学」をテレビでながめながら夕飯を作っている時のことです。

我が家はキッチンの右正面が玄関になっていて、赤外線センサーで物体の動きを感知すると自動的にホールの電灯がともる構造になっているのですが…鍵もしまっていて、誰もそこを通っていないにも関わらず、電灯が「ポッ」と灯ってしまいました。

直前に、私が粉と野菜を絡めていたステンレスのボールに、瞬間レーザー光のような光が射し「あれ?CD??」なんて妙な感覚にとらわれたのです。

まだ、幽霊の季節には大分早いのですが、これ怪奇現象かと。

時間が経つにつれて、次第次第に恐怖を覚える私です。(ーー゛)

本当に怖いなぁ…。
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千載一遇のチャンス

2009-06-03 | 10住む・暮らす
日が長くなった。
今朝も日が昇り、ゴミ捨てに階下へ降りて行く。

裏口を開け、マンションの駐車場スペースに出たとき、マンションの機械式駐車場のキーボックスから、全開男が鍵をまさに抜こうとするところだった。

全開男とは、最近お騒がせの全開ではない。

この若い男、頻繁に車を駐車場から出入りさせるのだが、出入りする度、キーボックスの扉を180度全開で立ち去るのだ。
彼らが越してくるまでは、きちんと閉じたままになっていたキーボックスが、彼らが越してきて、その車のレーンが前面に降りている時、必ず180度全開でボックスの扉が放置されている。

実害はないのだが、本来閉まっていたいたものを開けたまま放置する…こういう行為を「お行儀が悪い!」というのだ。

彼の次に利用する人が、必ず全開の扉を閉めておく訳で、その都度彼は他者の行為によって借財を負っているということになる。
もちろん、意識はしていないだろうが。

この不作法に、常々苦々しさを覚えていた私にとって、今朝はまさしく千載一遇のチャンスであった。

<意を決して私>
「お兄さん(何階の某かは既に承知している)、ボックスの扉は閉めましょうよ。
あなたの車が出入りする度、ボックスの扉が全開になったまま…。
それを次に利用する方がいつも閉めて下さっているのよ。」

<背を向けたまま男>
「はい、閉めるようにします」

<逃げるように去ろうとする男に重ねて私>
「(開けっぱなしだと)幸せが逃げていっちゃうわよ!」

<それを聞きながら男、背中を向けたまま前進方向に会釈もどきをする>

…それだけのことだったが、まさしく千載一遇と言う感じだった。
現行犯でありましたから。
漸く言ってやりました。

かねて「全開男」と呼ばわって彼の不作法をこぼしていた私だが、周りの反応は冷ややか。
「あなた、相変わらず正義感が強いわねぇ」
「当節、そんな変な人に関わりあわない方がいいのよ」
「そんなこと、昨今はどうでもいいの」
といった具合。

若い彼には二人の幼子がいる。
不規則な時間の頻繁な車の出入りは、色々な仕事を掛け持ちしているからだろうか。

若いかみさんも挨拶の出来ない若者で、いつもうつむき加減。
多分、家の中も色々な扉が開けっぱなしだろう。

…てな具合に余計なことを考えながら、多分、一生関わりあうことはないだろう一家に、瞬間ぶち当たった行為を「おばさんになったからだ」とくくる。

でも、そういう瞬間に出くわす…っていうことは、やはり「今こそ言ってしまえ!」という巡り合わせであって、運命なのだと考えたり。

些細な部分で、きちんと始末が出来ない輩は、大きな希望を取り逃すことになってしまうのよ。

…やっぱり「おばさんになったから」だな。
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鳥類バランス

2009-03-20 | 10住む・暮らす
私の住まう生活圏で、3種類の鳥たちが勢力争いを繰り広げている。

正直、争いなのかちょっとした勢力地図の変化なのか、その辺は鳥ではないのでわからないのだが、大きく分けてカラス、鳩、スズメの3鳥類が、時間と区域を微妙に組み替えながら棲み分けをはかっているのだ。

1~2年前まではカラスの勢力下、雄々しい鳴き声で日の出を知った。
夕暮れには、大挙してねぐらへ帰る姿を目撃したし、某1部上場会社の自社ビルでは、社名の金属パーツを大きなくちばしでつついて、街中に「カンカン」という音を響かせて遊ぶ高等な?カラスも存在した。

最近は「ホウホウ」という鳩の独特の鳴き声で目覚めることが多い。
独特の、こもった鳩の鳴き声が好きではないのだが。

しかし、カラスに比べれば鳩はやはり穏やかな性質だ。
つがいは仲がよく、常にコミュニケーションをとろうとしているし、カラスの様に何かを攻撃するような所は見たことがない。

平和的な鳥だが、それでも私は鳩が余り好きではない。

大量に群れて飛ぶスズメにゾッとし、街角のゴミを食い散らすカラスに眉をひそめ、ビルの休憩スペースと定めた屋根から落とされた鳩の糞にげんなりする。

要するに、そもそも私は鳥が余り好きではないのだが、そのうちまた彼らの勢力図が塗り替わる日を静かに待っているのだ。
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都市ガス

2009-03-17 | 10住む・暮らす
長いつきあいの友人が、今日、沢山の新鮮な魚を持参してくれました。

ブリのアラにぷりっぷりのカワハギ、刺身4種の盛り合わせ。

「さぁ、炊き立てご飯と一緒に食べよう!」と喜び勇み、早速調理にかかりました。

ブリのアラは生姜と、カワハギはゴボウと煮付けます。

鍋を二つ、ガスコンロに置き、それぞれ酒、みりん、醤油を注いだ煮汁を煮立て、いいバランスで煮付けることができれば、間違いなく美味しいはずの新鮮な魚。

ところが我が家の台所、魚を煮付ける時に一つ問題が…。
必ず換気扇を強にセットし、ベランダ側の窓を開け放たねばならないのです。

天井のガス漏れ検知機が、蒸発したアルコール分を認めるや、敏感に反応するので…。
それはもうけたたましい警報音が鳴り響き、勝手口を全開にして、アルコール濃度が薄まるまで警報音は鳴りやまないのです。

お向かいさんやお隣さんは、
「あの家またやらかしているな…」と思っているに違いありません。
私、常習犯なのです。

重々反省し、煮魚をつくるときには十分注意しているのですが、鍋二つの同時調理はいかんせん強力だったかも。

煮汁に酒やみりんを使わなければ良いのでしょうが、美味しい煮付けを食べるには欠かせないアルコール分です。

警備会社の管理下にあるので、警報が鳴ると、ほどなく警備員さんが訪ねてくださいます。
「今の誤作動です!」
と連絡しても、警報を鳴らしてしまったからには解除作業が必要な訳で、御足労いただくことになってしまいます。

「ごめんなさい。申し訳ない。」と警備員さんにお詫びをし、すっかり落ち込む私。

友人は、ただただ驚いていましたが、一つ教えられました。

プロパンガスは比重が重いから検知機を下につけるけれど、都市ガスは空気より軽いので検知機は天井設置が常識なのだと。

皆さんご存知でしたか?

郊外のプロパンガス生活が長かった私は、ガスはどれも空気に比べて重たい物質のはずで、天井に検知機を設置しているのはおかしい…とずっと思っていたのです。
私の認識は完璧に誤りでありました。

やはり私が悪かったのです。

ガス検知機が、料理に使うアルコールに反応しなくなる方法はないものでしょうか。

警報怖くも、煮魚食べたし。

ほとんどトラウマになりつつあります。
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片付けると見えてくるもの

2009-02-16 | 10住む・暮らす
外は春の嵐だ。
昨日までの暖かさとはうって代わって、冷たい風が吹き荒れている。

春一番は既に吹いたらしいが、本当の春が訪れる前の、名残の寒とでも言ってしまおうか。
寒波は、今週いっぱい存在を誇示しそうだ。

さて、私はというと、春本番を前にせっせと掃除に励んでいる。

整理しないまま、ボックスに保管しておいた書類。
購入したまま積み上げられた本。
居場所を定めぬまま、我が家の中で流浪の民となってしまっている雑貨。

埃を払い、居場所をつくり、整然と並べる。
あるいはしまい込む。

少しずつ姿を見せ始めた本来の住まいは、無駄のない機能的な構成で、なかなか住みよいではないか…と今更認識する。

若いころから、ブランドショップやデパートのジュエリーコーナーを訪れるより、家具店や雑貨屋をハシゴする方が楽しかった。

気分転換は、部屋の模様替えであったし、購入する家具については珍しく我を押し通した。

飽きのこない、丈夫でシンプルなインテリアが好き…という自分の好みを思い出したりする。

一方で、部屋が片付くに従い、何かしら不安な思いが首をもたげる。

こんな雑然としたところに、よく客人を迎えたよね…とか。
随分、効率の悪い住まい方をしていた…とか。

今まで目をふさぎ、意識しないようにしてきた、好ましくない現実が、顕わになる。
これでは、いささか心もとない。

「見ざる聞かざる言わざる」を、ここ数年来、生活全般でやってきたのだ。
その事実は、認めねばならないらしいのだ。

すっきりと片付けば片付くほど、恐ろしく冷たく厳しい風が吹き込んでくる。
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いけないマイブーム

2009-01-29 | 10住む・暮らす
昨日、今日と、安全な入浴方法がテーマの健康番組をやっていた。
親族に脳梗塞の人たちが多い私としては、この季節、見逃す訳にはゆかない。
録画して、しっかり見た。

テレ朝の「たけしの○○○」と、NHKの「ガッテ○」。
いずれも「42℃~43℃の熱いお湯での入浴は、危険であるから避けるべし」
という意味で共通していたけれど、切り口は全く異なっていて面白かった。

一方が医学界の従来からの常識を分かりやすく説いているのに対し、もう一方はより新しい研究結果が取り込んである。どちらの番組も意識していただろうが、どちらも新鮮だった。

「日本人は毎日ちゃんと風呂に入るべし」というのが信条の私は、生活のリズムが崩れない限り、一日の終わりに、毎日必ず湯船につかり、心身の垢を落として満足する。

風呂の残り湯はさっさと排水する主義だが、「節約のすすめ」と「掃除のすすめ」が結合し、ここ数日、風呂上がりに残り湯で掃除をするのが日課となっている。

「風呂上がりの清浄な手で掃除なんて…」というのが今までの感覚だったのだが、一度試みると、爽快であることこの上ない。

サッパリとした体で掃除をし、心も一層清められたような清々しい気分。
実に心地よいのだ。

…で、ここ数日、毎日のように深夜の掃除をしている。

模様替えをする訳ではないので、ドタバタと騒々しい訳ではないが、深夜の静まりかえったマンションで、雑巾を洗い、絞り、バケツのお湯をジャンジャン取り換えている音が、階下の家庭に全く影響していないとは保証出来ない。

しかも、私の入浴時間は相変わらず日付変更線をまたぐ。

これは、マナー知らずで非常識な行為である。
決してほめられた行為ではない。
尋常ではないとわかってはいるのだが、すっかりマイブームとなりつつあり、止められない。

日頃「常識がない」「社会のマナーはどうなった」と若者に憤る私だが、実は、私とて「常識社会から少し距離を置いた環境が楽だ…」と思っているひとりだったことを今更思い出している。
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お行儀の悪い人たち

2009-01-22 | 10住む・暮らす
世の中には、法律違反ではないけれど、○か×かと言えば、明らかに×…暗黙の了解に反した行為というものがあるような気がする。

底辺に道徳とか、しつけとか、常識といったものが深く脈々と息づいていてこそ暗黙の了解は保たれるわけだが、そこのところが欠落している人たちが悲しいかな明らかに増えている。

私の住むマンションは、駐車場のほとんどが機械式になっていて、入庫、出庫の度にキーボックスにキーを差し込んで操作が必要となる。

キーボックスの扉は、開ければ閉めるのが常識だと思うのだが、ある特定の住人が車を出入する度、必ず、キーボックスの扉は全開の状態で放置される。

特定の住人以外の利用者が利用する都度、180度に開かれた扉をきちんと閉めておくのだが、自分が利用した足跡を残すかのように、必ずその住人の利用後はキーボックスの扉は全開である。

若い夫婦なのだが、彼らの家は、トイレもお風呂も扉が開けっぱなしだろう…と想像する。

多分、玄関には靴が乱雑に脱ぎ散らかしてあるに違いない。

心も整わず、出世もしないだろう。
彼らの間に育つ子供は、勿論マナーを学ばず、周りの人々に眉をひそめられていることに気がつかないまま、自分はいじめられている…とかいって嘆くのだろう。

実家の隣家は、子どものおられなかった未亡人(死語かも)が、長く華道教室を営んでおられた京風の立派な邸宅であった。

瓦一つ一つ、生垣の木々一本一本に手をかけ、こだわっておられた美邸であったが、その方が亡くなり、相続された方により賃貸に出されるようになってから、みるみる間にその美邸は薄汚れていっている。

転勤族で、家族の多い方が、借り上げ社宅として住まわれることが多いようなのだが、現在の居住者は従来になくお行儀が悪い。

子沢山で玄関からは靴や傘があふれている。
玄関に乱雑に並べられた自転車。

飲み物、お菓子の袋や容器が、側溝や近隣の庭に投げ散らかされる。
他所の家の壁にボールを打ちつけて平然としており、美邸の一角をかたちづくってきた小さな庭石が、近隣のいろいろな所に積み上げられ、素知らぬ顔だ。

勿論、落ち葉は道路に散らばり放題。
いたずらな子供も子供だが、当然指導していない親御さんも「?」な対応をなさる人物。

美邸はみるみる薄汚れ、美しかった庭木は手入れされることなく、生気を失い枯れ始めているようだ。

しかし、彼らとて法律違反ではなく、迷惑なお行儀の悪い人たちに過ぎない。

当節、声に出して改めてもらう、地域の力はなくなってきている。
とかく面倒な社会になっているので、妙な人たちには関わらないに限る…というのが共通認識だ。

このままでは、そんなご迷惑な人たちが多数派になって、美しき日本の地域社会は死に絶えるかもしれない。
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鳥の嗅覚

2009-01-17 | 10住む・暮らす
鳥の嗅覚は、人間と同程度に、生物としては弱い部類にあるというのが通説のようである。
よって「臭いで鳩の飛来を防止する」というのは、余り実効性のない方法のように思えた。

ところが、日の出と共に日常的になりつつあった、鳩夫婦のベランダ来訪が、二日間続けてみられない。

かれこれ10年以上、引出しの奥にしまいこんだままの「ローズマリーオイル」を、ベランダに数か所振りかけておいただけなのだが…。

彼らはローズマリーの香りを心地よく感じなかったのだ…としか考えられない。

アロマテラピーをかじって、あれこれ試していたのは10年以上前。
使い切らないままマイブームが終わって、エッセンシャルオイルが数本残されている。
ただ、どの香りでも効果があるというわけではあるまい。

本来の用い方をするには躊躇する年代物のエッセンシャルオイルだが、こんな使い方もあったか…と、独りご満悦である。

今朝一番のニュースは「旅客機がハドソン川に不時着した」というものだったが、原因となった「バードストライク」という現象を防ぐのに、ある漢方薬を薄めた液体の散布が効く…という説明をするホームページを見つけた。

それは「その漢方薬に含有される物質の臭気を、鳥が嫌って効果がある」というものだった。

疑心暗鬼に感心しつつ「どんな臭いなのか嗅いでみたい!」という思いに駆られる。

販売先として空港などを想定している様子で、個人が購入する類のものではないのかもしれないが、古いエッセンシャルオイルが底をついた時には、ちょっと検討してみようかな。

しかし、あまりの悪臭だと、それはそれでまた耐えがたく、別の問題が発生するかも…と、想像しては楽しむ罪のない私である。
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2009-01-15 | 10住む・暮らす
年が明けた頃から、日の出とともにほとんど毎日、我が家のベランダに鳩が訪れるようになった。

ゴロゴロという独特の鳴き方をする。
必ずつがいで飛来するので、ベランダに到着した時点で、互いに意思疎通をはかっているのだろう。
少し調べてみると、鳩のつがいは、鳥類の中でも終生同一のペアを保つことで有名な、堅固なつがいであるらしい。

人間様は、少し鳩を見習うべきかな…と、無責任にちらっと思う。

平和の象徴として尊ばれるので、意地悪はし難い。
しかし、彼らのフンには命を危険にさらす病原体が含まれることも珍しくないので、あまり頻繁に我が家のベランダに飛来されるのはご遠慮したいのだ。

手摺があるタイプのベランダではないので、鳩よけグッズも使えるものが限られてくるのだが、ちょっと強烈な臭いの精油でもコンクリートに振りかけてみようかなと思っている。
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