私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

柚子レモンフラッペ

2024-07-21 | 5考える
打ち合わせで近所のカフェへ出向く。
当初の予定を相手がドタキャン。
予定していた古風な喫茶店から、今時のシステムで運営されているカフェに、待ち合わせ場所を変更しなくてはならなくなった。

現金決済はお断りのカフェ。
遅れてきた相手は、DXに強い人だったはずなのだが、何故だかカードもQRコード決済も不可能で、キャッシュを手に受付で戸惑っている。

私は注文済みな訳で、ちゃっちゃと用を片付けて店を出れば良いと思っていたが、フロアをシェアされている別店舗の奥から、制服スタッフが出てきて、何か注文した上で着席してくれといった内容の事を言われる。

現金決済出来ないで困っている相手とは、おごりおごられるような関係ではない。
立て替えも躊躇され、飲みかけ?食べかけ?のフラッペカップを手に、店を出る事となった。

ジリジリ焼けつくような店舗の外で、長く預かっていた品物をお返しする。
灼熱の屋外打ち合わせは、3分で終了した。

決まりなのだろうが。
しかし、殺伐とした気分にならざるをえない。
広いフロアに残されている客は、ただふたりだった。
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専業主婦は3割を割り込む

2023-07-29 | 5考える
とうとう専業主婦の割合は3割をきったそうな。
婚姻関係の3割は破綻し、ステップファミリーも増加の一途とか。

世の中変わったなぁ…と思う。

私の生まれ育った時代の世相とは様変わり。
女達よ、家に縛られず、どんどん社会に出て、居場所をしっかり確保して、逞しく生き抜け…ということだ。

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身も心も寒く思われる

2022-11-06 | 5考える
11月になり、いよいよ寒いと感じる事が多くなった。

空は澄み渡り、月明かりは冴え冴えと輝く。
今宵、木星は雲に隠れているが、膨らんだ月の明かりはバルコニーにはっきりと影を落としている。

秋が深まり冬の訪れが予感されると、妙に人恋しくなる。
身も心も寒いと思うのは私だけではあるまい。
光熱費が気になるといいながら、暖房のスイッチに度々手を伸ばす。

気になりながらしばらく会っていない人に連絡をとり、街ゆく人々の様子を眺めつつおしゃべりする。
小さな子供のいる家族の様子を眺めるのは楽しい。
エネルギーがある。
未来が感じられる。
温かみがある。

決して輝かしい未来ばかり待っているはずもないが、それでも生命力あふれる人々の様子はいい。
秋を深く感じる年齢となり、寒さはひしひしと思われる。
何で暖をとろうか。
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メメント・モリ

2022-09-19 | 5考える
memento mori(ラテン語)
「いつか必ず訪れる死を忘れる事無く生きよ」
という意味であるらしい。

徒然草の提示する仏教思想にも通じる。

今日、BSフジの「長生き競争」というドラマを見ていて、久しぶりでこの言葉を思い出した。
NHKのドラマ「定年女子」を見て知った言葉だけれども、「定年女子」の主人公も懸命に生きるひとだった。

私は懸命にではなく、脱力気味に生きている訳であるが、生活の随所で「メメント・モリ」とつぶやいてみる。
脱力スタイルであるのに。

「人生100年時代」というフレーズはストレス。
100年はとてつもなく長い。
あるべき自分の人生を考えながら「メメント・モリ」とつぶやく。
あるべき人生など考えない方がよいのかもしれない。
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相場をうっかり見誤る

2022-09-13 | 5考える
昨年からフリマアプリを利用し、自宅に埋もれている品物を活用して頂ける方にお届けしている。
先日、使われぬままストックしていたMDディスクがあるのを思い出し、いつものように出品作業を行った。

重宝したウォークマンはスマホにとってかわられ、眠られぬ夜の友であったMD再生可能なデッキは故障。
部品もなく、修理も出来ずに過去のものとなってしまった。
製造も中止になっていて、オーダーメイドのような高価格帯のもの以外、新たに入手する術はない。

どこかに元気なデッキがあって、現在も使用されている方にご利用して頂けたら…と出品してみたのだが、供給がない状況で需要のみあって、MDディスク市場は引く手あまたであったようだ。
複数パッケージを、アプリの参考価格で出品するや否や、即刻売れてしまった。
アプリの参考価格は単品価格であり、私は複数パッケージを破格で出品していたのである。

購入された方はビジネスで仕入れられた方なのか、最初から最後まで全くノーリアクション。
相場を大きく下回る価格でうっかり出品し、姿が見えない相手のところに送り届ける事は、どうにも面白くない。
自分の不明を恨むしかないのだが「失敗したぁ」とぼやき続けている。

二十数年ぶりの円安。
あれもこれも価格は上昇しているのに、賃金だけ上昇気流に乗れず、ゼロ金利から抜け出せないでいるわが国。
先日満期になった定期預金の利息は、20円にも満たない額だった。
何とかしなくてはなるまい。
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身体の変化

2022-08-27 | 5考える
確実に年を経て、私の身体も日々変化している。
かなり以前になるが、女性は更年期を迎えると急激に女性ホルモンが減少し、70代では男性の方が女性より女性ホルモンの量は多いのだという記事を読んだことがある。
当時かなりショックを受けたのだが、私は男性化しているな…という現象が自身にも日々見つかるようになった。

もともと、フェミニンなタイプではないが、いよいよおっさん的な感受性に傾いている自分がいる。
髪の毛は豊かでなくなり、毛根のターンオーバーが阻害されて、若い頃は抜け落ちていた産毛が育つ。
成長した「おひげ」が見つかるのだ。

脱毛男子の姿をNHKのドキュメンタリーが追っていたが、私にも必要かもしれない。

何ともわびしい。
細胞が古くなったのだ。
それでも最後まで私の身体と寄り添い、ともに生き続けるけれど。

昔は全然問題なかった、牛乳にも敏感になった。
乳糖に反応し、冷たい牛乳を飲むと必ずお腹が緩くなる。
若い頃にひどく苦しんでいた便秘も解消しているので、全体的に消化器官の働きに変化が生じているのだろうが。
冷たい牛乳を飲むだけで、デトックスが可能だ。

朝晩は秋の気配が感じられるようになった。
食欲そそる色をした国産南瓜を見つけ、パンプキンスープを作る。
実りの秋がいよいよ始まる。
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必要とされる事を求めている私

2022-08-09 | 5考える
6時前に目覚めて、燃やせるゴミを取りまとめ、ゴミ置き場に運び出す。
スッキリ目覚めているのだが、このまま朝食をとると、一日のリズムが保てないような気がして、夏に愛用する氷枕を取り換え二度寝。
朝の経済番組がだんだん遠く聞こえて、すぐ眠りに落ちる。

夢を見た。
辞めたはずの仕事を二つ、掛け持ちしている私。
そして、その二つの仕事がバッティングして、連絡に右往左往している。

どちらでもしっかり仕事をこなしていたが、それぞれ辞めさせていただいた。
辞めることが出来てホッとしているのだが、何かしら淋しい想いがあるのは否めない。

そして、私というピースがなくなっても、それぞれの職場はちゃんと回り続けている。
空気もクオリティも若干変わった様に聞いてはいるが、それが社会というものだし、そうでなくてはならないが、どうやら私個人は、必要とされる事を求めているらしい。

それを、二度寝の二時間で見た夢が教えてくれた。
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出向いた時点で思うつぼ

2022-08-05 | 5考える
ここ数年でスーパーマーケットに対する認識を新たにした。
アプリケーションソフトをスマホに入れ込み、広告を丹念にチェックする。
クーポンを一覧し、お買い得商品をピックアップしておく。
ポイント加算を気にしつつ、本当にそれがお買い得なのか冷静に勘定する。

特売品は心に留めておくが、それを目的にスーパーマーケットに出向いても、特売品だけでお買い物は終了しない。
スーパーマーケットに一歩足を踏み入れた時点で、もう策にはまっているのだ。

食品メーカーが販売に力を入れる商品は、どのスーパーマーケットでも、時を前後して特売商品として上がるようになっている。
スーパーAで買い逃しても、スーパーBの特売に近々上がってくる可能性は高いので、がっかりする事はない。

また、スーパーマーケットの客寄せ商品ばかりを扱う業者というのが存在する。
大抵、平台と呼ばれる一押しコーナーに展開される商品であり、百貨店では見かけないが、スーパーマーケットでは系列に関わらず、不定期に並べられる商品。
流通をスーパーマーケットに絞って営業している業者だ。
それらの商品の賞味期限をチェックすると、店舗の商品管理が適切か否かが見て取れる。
賞味期限切れ間近で、必ず大量にプライスダウンされる店舗は、担当者のチェックが緩いという証明に他ならない。

スーパーマーケット毎に、得意分野はある。
格段に値引き率が大きい分野、常にお買い得になっている商品。
それらを把握し、スーパーマーケットの戦略を認識しつつ買い物するべきだ。
計略通りに買わされないよう、お買い物を楽しむのは、ある種スーパーマーケットとの知恵比べかもしれない。
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カレンダーの斜め線

2022-07-31 | 5考える
日にちと時間に縛られなくなり、ぼんやりひぐらししていると、認知状態に不安を覚える事がある。
このままつかみどころない人になり、干からびてしまうのではなかろうか…と。

その危険性は大いにある。
しかし、さほど憂うべき事でもないとわかってもいる。

危うさを覚え、いつからか卓上カレンダーに斜め線を入れる習慣が出来た。
「今日も一日無事終えました」という想いで、その日の終わり、斜め線を書き込み、明日が何月何日かを確認して眠りにつくのである。

ところが、先日テレビドラマ「先生のおとりよせ」の録画を見ていたところ、向井理演じる小説家の先生が、くさやを焼くタイミングを計るべく睨んでいたカレンダーに、やはり斜め線が記されていた。
カレンダーにはゴミ出しの予定が書きこまれ、私と同じ斜め線も書き込まれていた。
「同じだ!かくなる習慣は私に限らず多くの人が…」と、わずかに共感を覚え笑みがこぼれた。
だが、作家先生の斜め線は、一日の始まりに書き込まれており、本日欄に最新の斜め線が記されている。
私は一日の終わりに書き込むので、本日欄はその日を終えるまで空白なのだ。

同じ習慣だが、方向性が全く異なる斜め線。

知人に「一日の始めにマークするのと終わりにマークするのはどちらがスタンダードか」と尋ねてみたところ「一日の始めにマークするのが標準」とすかさず回答があった。

そこで、私も標準スタイルに改める事とした。
明日から、いよいよ八月である。
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新たなリズムを整えねば

2022-07-17 | 5考える
しばらくお世話になっていたアルバイト先での仕事を辞めた。
2か月前に辞めさせてほしいと願い出て、漸く勤務がなくなり、更に1か月の有給休暇消化を経て、名簿から私の名前は消えた。
3か月掛かった。

いけずな人の少ない、比較的居心地が良い職場ではあった。

しかしながら、短時間勤務なのに、頻繁にSNSに業務連絡があり、四六時中勤務先の状況を気にかけねばならなかった。
常に緩い緊張を強いられる日々。
そして、時々「何で!」と驚愕する指示を受ける。
気が付くと、高血圧症状は常態化しており、集団検診の結果データも過去最悪のものであった。

まだ倒れたくはない。
父と同じように、長く不自由な生活を強いられることだけは避けたい。

ストレスを軽減し、いつの間にか増えている体重を絞り、もうしばらく人生を楽しんで、穏やかにフェードアウトするのが望みだ。

集団の一員として、常に縛られている不自由さの一方に、集団に所属する安心感や心地よさはあった訳で、それらを失った喪失感は存在する。
ポツンと一人、心細い暮らしになったことを感じながら、生活のリズムを再建する事が至上命題となっている。
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