私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

選挙速報

2009-08-30 | 5考える
衆議院選挙の結果速報一色のイブニングニュースである。

十年以上前から思っているのだが、何で開票率0%で当確がでてしまうのやら。
…で、その当確がまれにはずれるけれども、ほぼ90%以上の確率で正解となるのは何故なのだろうか。

子供のころ、固いだけが取り柄の勤め人だった父は
「だれに投票したかは親子であっても夫婦であっても語るべきではない」と言っていた。

出口調査や世論調査の集計が精緻であるといえばそれまでだが、投票所の出口で
「あなた誰に投票しました?」
と聞かれて、ほとんどの日本人が正直に答えている結果だ。

なぜ答える?正直に…。

この調査の正確さ、ブレのなさは日本に特有のことだろうか。
とんでもない不正集計は起こり得ないという裏付けになるかもしれないが、国民性に根ざしていると言って良いのではないだろうか。

私自身の投票行動については語らない。
父の教えがあるので(苦笑)。

しかし、恐らく政権交代がなったわけだが、これまで政権担当してきた与党に対して
「お粗末すぎるよ…」
「もう、流石に結構だ」
という拒否反応の表現であって、新与党を肯定して票が集まった訳ではないのだ…きっと。

ごたごたの度に
「それってズレているよ」
という行動と発言を繰り返す与党の議員先生方…それが、あの人もこの人もで、その鈍さにうんざりし、救われない絶望感が芽生えたのだ。

今回の結果を踏まえて、新与党のM議員が唯一(私の見た限りでは)その点についての認識を持って発言しておられた。
「新与党が支持されたのではなく、旧与党が拒否された結果、新与党に票が投じられたのだとしたら…」と。
参謀のO議員は
「新与党が不安っていうことはない」
とおっしゃっていたが…。

鈍いといえば、政治記者さんも言っていましたね。
「世論調査の結果が政権交代に振れているのに、それを調整しようとする力(アナウンス効果)が働かずして大差に流れたのは国民性として危険」
ですって(呆)。

マスコミの人っていうのは、大衆の感覚に敏感であることが必要とされる最大の資質だと思うのですが、マスコミの人たちってズレていますよね、一般の感覚と…。

ひど過ぎたのですよ。
次から次へ、程度の低い失態が…しかも、きちんとホローできる人物がちっとも出て来ないままずるずる日にちばかり重ねて。

これからの4年間は正直怖いですね。
今までよりはマシな政治が実現するでしょうか。
折角、日本国民に生まれ、この国土に暮らしてきているのだから、誇れる国民代表の手腕を拝見してみたいですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと老人食っぽいです

2009-08-30 | 1食べる
昨日、里芋・ゴボウにニンジンと根菜類の一掃を兼ねて大量に煮物を作った。

今日の晩ごはんで完食である。

夕食時には、先週お向かいのマンションを訪れていた怪しいカルトの勧誘っぽい集団が、当マンションにやってきた。

明らかに先週見かけた女Aと女Bのコンビと思しき二人が、カメラの向こうに見えている。
出て何者か確かめてみようか…とも思ったが、やはりカメラに映し出された感じも品なく、女Aはコンビの女Bにインターホンがなっている間中横を向き話し続けている。

感じが悪い。
やっぱりろくなものではない…と、居留守させていただいた。

晩ご飯は少々老人食風である。
量がこれでもか…とあるので、本物の御老人は食べきれないだろう。

若いころは「どこが美味しいのか?」と、理解し得なかったメニューが、今ではすっかり舌に馴染んできた。


*******

本日の晩ご飯メニュー


・ご飯(少し硬いできばえ)

・ハモいり揚げはん(魚のすり身を油で揚げたものです)

・大根おろしたっぷり(すだちのポン酢で)

・根菜の煮物(里芋、ゴボウ、ニンジン、大根、エリンギ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節性インフルエンザの記憶

2009-08-28 | 雑観
最後にインフルエンザにかかったのはもう5~6年前だろうか。

十年来、インフルエンザの予防接種は欠かさず受けてきていたのだが…。

その頃の私は、パソコンと電卓相手に数字やよくわからない経済用語と格闘する日々で、オフィスにパテーションが組まれる前の一時期、一人の有能な女性と頭を突き合わせて仕事に励んでいた。

面倒で大掛かりな案件の整理を手伝うことになり、その有能な女性の下で作業にまみれていたのだが、数日間彼女が咳込みながら業務にあたる日が続き、ある日それがインフルエンザだと判明した。

不思議なもので、その情報を得て数時間後、私は急に発熱を覚えた。
帰宅途中のクリニックで簡易検査を受けると、まさしく陽性。

タミフルをもらい、直ぐ「インフルエンザだったのでしばらく休む」と職場に伝える。

その職場のナンバー2は非常にデリケートな方で、あれこれ厄介なことを言い始める気配が見えていた。
私がインフルエンザの感染を告げると、感染源であったに違いない女性が悪い…といった方向で攻撃が始まり、その女性が職を辞する一つのきっかけとなってしまったような記憶がある。

私に比べ、発症から時間がたっていた彼女は、回復にも時間がかかった。
結局長期間お休みすることになってしまったのだが、もちろん彼女に罪がある訳ではない。

私が復帰する時にも、その妙な職場のムードは伝わっていたので「もう誰にも感染させない」という確約がほしかった。

「熱が下がれば大丈夫…」
と楽天的におっしゃる医師に、
「本当に大丈夫ですよね、もう誰にもうつしませんよね」
と念押しし、呆れられた記憶がある。

今になってみれば、明らかに妙な患者の訳だが、渦中にいる時にはその異常さを認識できず、奇妙な行動にはしってしまう。

新型インフルエンザの流行で、奇々怪々なドラマが、日本のいたるところで繰り広げられているのだろう…と医療現場の惨状を嘆く医師のブログを読みながら、思い出していた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「おひとりさま」の検索

2009-08-27 | 2見る・読む・聴く
昨日、今日と、宵の涼しさに後押しされて、ネットサーフィンに興じている。

気まぐれに「おひとりさま」で検索をかけ、いくつかのブログに当たってみると、存外面白い文章に出会う確率が高い。

一人でいることに覚悟の出来ている人というか、一人の人間としての自分を十分に意識しているひとの思考は、実によくこなれているような気がする。

「おひとりさま」の言葉を広く知らしめたのは、上野千鶴子先生の「おひとりさまの老後」というベストセラーだと思うが、中には「飲食店に一人で入るひとのこと」なんて疑問もなく書いていらっしゃる方もある…が、それはそれで面白い文章が綴られていたりする。

秋の気配を感じ、色々なことを思う季節の訪れか心楽しい今宵です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ときどき晩ごはん

2009-08-25 | 1食べる
さんまの美味しい季節がやってきた!

昨夜はエアコンを切っていても窓から心地よい風が吹き込み、扇風機をまわす必要もなく眠ることができた。

新米ではないけれど、炊き立てご飯を前にモーレツな食欲が…。


*********


本日の晩ごはんメニュー


・炊き立てご飯(おかわりしましたっ(^_^)/)

・新物さんまの塩焼き(たっぷり大根おろしとすだちを添えて)

・納豆2パック分(今日賞味期限…1パックの量が↓していて実質値上げですね)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉にしてはならないこと

2009-08-24 | 雑観
言葉にしてはならないこと。
声に出してはならないこと。

そういうことってあると思う。

しかし、常識や理性といったものが健全に機能していれば決して口にしないことを、敢えて言ってしまいたいことがある。

風穴を開けたいとき。
破裂しそうになっている心のガス抜きをするとき。

真実はそこにないけれど、それを言葉にした時、いくらか救われるような幻想がある。

ただ、そうした本音とちょっとしたあそびをそれぞれに認めうる豊かさが、もう今の社会には無くなってしまった気がする。
言葉にしたことはそのまま、独り歩きしてしまう。

その裏にある複雑な本当の想いがはかられることはない。

…とするならば、やはり言葉にしないほうがいいことは、胸の奥に押し込んでいたほうがよい。
思わぬ禍に見舞われないとも限らないから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怪しい人たち

2009-08-23 | 2見る・読む・聴く
日が暮れる。
カーテンを閉めようと表通りをのぞくと、向かいのマンションに違和感のある集団がいる。

暮れた街路でツバの大きいhatをかぶる小柄なおじさんと、比較的若い女性が4人。お水の匂いはしない。

仕切っているのはhatのおじさん。
女性は二人ずつのチームを作っている様子で、まずhatのおじさんがAチームの二人にA5サイズぐらいの紙を渡す。
それを受け取った二人は、マンションのホールに吸い込まれてゆく。

数分後、二人は出て来てA5のメモをhatのおじさんに手渡す。

その間、おじさんはしきりに新しいメモを作っているのか、見直しているのか…。

今度はBチームの二人が別のA5の紙を受け取ってマンションのホールへ。
一度出てきてしばらく玄関口で時間を過ごし、再びホールへ。
やはり数分で出てくると、hatのおじさんにA5のメモを手渡す。

今度はおじさんがみずからそのマンションのホールの中へ。

再び出てくると、またまたA5のメモを受け取ったBチームの二人がホールの中へ。

その様子は、面子をかえつつ各戸のインターホンを押しているということのようだが、途中で通りを渡って我が家のあるマンションをうかがうhatおじさんの様子が薄気味悪い。

マンションの名前を抑えただけなのか、殊更に防犯カメラを巡らせている様子を敬遠したのか、こちらへ集団が移動することはない。

こちらにやって来れば、通報してしまう衝動を抑えきれない異様さだ。
おそらく、人生を狂わすきっかけとなるカルト集団の勧誘活動だと思うが、その集団のだらだらと体の芯がぐらついた歩き方が空恐ろしく見える。

自我も志も奪われて、操られていますって感じを体現しているような…。

じっと、その様子を眺めている私も暇な人だなぁと思うのだけれど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野菜不足を実感

2009-08-22 | 1食べる
昨日、久しぶりでお気に入りのお好み焼屋へ出かけた。

大阪で修業された女将のお店。
私はいつも関西風の混ぜ焼きを注文する。

有頭エビが2尾のせられたお好み焼がいつものように鉄板の上に。
ヘラで一口大にカットして口に運ぶのだが、何だかいつもと様子が違うのにほどなく気がついた。

キャベツの甘みがモヤシのうまみに押されている。

ヘラでカットしたお好み焼の切り口からは、モヤシが何本も顔をのぞかせている。
「えっ?関西風にモヤシなんて入っていたっけ??」

いつもはキャベツがきれいに刻まれ、お好み焼の切り口はスッキリと美しいのだが、この度は様子が異なる。
まるで新人さんの作った粗削りな広島風お好み焼を食べた時のよう。

同行者の広島風お好み焼のネギトッピングも、いつもの7割弱に量が減っているとか…。

明らかに野菜不足の結果だ。
量を減らし、キャベツをモヤシに切り替えて(全量ではなかったでしょうが)、価額を維持しようとされている。

当分、モヤシの関西風お好み焼を食べなければならないのでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏バージョンの入浴剤

2009-08-21 | 14楽しむ
お盆を過ぎて、少しは暑さも和らぐかと期待したものの、長梅雨の終息とともに短い夏の記憶をここぞと刻まれているような印象。

太陽の恩恵を大地に…という思いはあるものの、やはり厳しい暑さは中年の身には堪えます。

今週、洗面所の入浴剤置き場(?)に、梅雨入り前に買った夏バージョンの入浴剤の箱が開封されることのないままあるのを発見。

定番の入浴剤より熱の残らない配合にしてあるようだが、その顔ぶれはパイナップルにライチ、レモンにオレンジとさわやかな果実系で揃えられている。

毎晩きちんと入浴する主義で、ようやく三種類使ってみたところ。
今晩のレモンはまだしも、パイナップルやライチの香りはやはり甘すぎる。

何年か前の冬、同じメーカーの入浴剤に飲み物シリーズが登場。例によってそれを試してみた時にも感じたが、食べ物の中に身を沈めているという感じはあまりいただけないんだなぁ。(といいつつ、懲りずに購入する私ときたら…)
ミルクティ風呂にカプチーノ風呂。
やはり微妙な感じですね。

何だか不必要な栄養分が皮膚にまとわりつくような…まぁ、そうした成分を含有していないのは承知しているのだが。

食糧危機になると、ますます複雑な思いを抱くことになるだろうなぁ。

いずれにしても、夏バージョンの残り17個をさっさと使い切ってしまわないと、どう考えても秋風にはミスマッチのお風呂ですから。
明晩にはオレンジのお風呂を楽しむ予定で、残暑厳しき夏の夜、オレンジジュースをストローですすりながらパソコン前です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強烈!ゴーヤジュース

2009-08-20 | 1食べる
薬膳メニューのレシピからみつけて、ゴーヤジュースなるものを作ってみた。

チャンプルをつくる時のように中のワタを取り除き、スライスしてミキサーに投入。
レモン果汁と水、そして蜂蜜を加えてしっかりかき混ぜた。

緑色の美しい液体が出来上がり、期待に胸ふくらませてゴクゴク飲み干すつもりだったが、休憩を1回、2回、3回と重ね、結局最後のオリのような部分はギブアップした。

梅酢を炭酸で割って、あるいはレモン果汁を冷水にたっぷり注いで飲むのが好きで、アルコールに弱いだけで刺激的な飲み物が得意な私でも無理だった。

アバウトに加えたレモン果汁や蜂蜜の分量についてもっと工夫するべきであったのかもしれないが、最大の難敵はミキサーにかかって細かくなったワタのかけら。

苦みと合わさって決して他者と相容れない頑固もの。

今度トライする時には、完璧にワタを取り除こう。
しかし、抹茶を連想させるきれいな緑色は、一見の価値がある。
覚悟の上、お試しくだされ。

そして、最良の配合割合がわかりましたら、是非御一報下さいませ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする