私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

危うい天然木の鍋敷き

2019-03-21 | 5考える
天然木の鍋敷きを買った。
磁石が埋め込まれており、鍋底に自動的に接着する点が便利とうたったものだ。

スーパーでお買い物額に応じて配布されるシールを集め、お買い得価格で購入したのだ。

ところが。勝手に接着する…という利便性をさほど感じないうちに、捨てざるを得ない事態になった。

ジャストサイズの鍋に、それが接着していることを認識しないまま、ガスコンロの火にかけてしまったのだ。
寝ぼけていた訳でもないのだが、ジャストサイズであった為、その存在が見えていなかった。

そして、ガスコンロの炎がいつもと違う色で、鍋を包み込んで燃え上がる様子を見て、とうとうガスコンロも買い替えサインが出ているのだろうか?と思った。
しかし、炎はどんどん大きく高くなる。
危険を感じた瞬間、鍋底で燃える鍋敷きの存在に気付いた。

真っ黒に炭化した、よく燃えた天然木。
使用回数は片手で数えるほどだった。

危なかった。
そうして、何より火事にならなかった事が幸いだった。

昨日、ご近所で火事があり、亡くなられた方があったようだ。
私と同じ鍋敷きを使っておられなかっただろうかといぶかる。
コメント
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