私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

身体の変化

2022-08-27 | 5考える
確実に年を経て、私の身体も日々変化している。
かなり以前になるが、女性は更年期を迎えると急激に女性ホルモンが減少し、70代では男性の方が女性より女性ホルモンの量は多いのだという記事を読んだことがある。
当時かなりショックを受けたのだが、私は男性化しているな…という現象が自身にも日々見つかるようになった。

もともと、フェミニンなタイプではないが、いよいよおっさん的な感受性に傾いている自分がいる。
髪の毛は豊かでなくなり、毛根のターンオーバーが阻害されて、若い頃は抜け落ちていた産毛が育つ。
成長した「おひげ」が見つかるのだ。

脱毛男子の姿をNHKのドキュメンタリーが追っていたが、私にも必要かもしれない。

何ともわびしい。
細胞が古くなったのだ。
それでも最後まで私の身体と寄り添い、ともに生き続けるけれど。

昔は全然問題なかった、牛乳にも敏感になった。
乳糖に反応し、冷たい牛乳を飲むと必ずお腹が緩くなる。
若い頃にひどく苦しんでいた便秘も解消しているので、全体的に消化器官の働きに変化が生じているのだろうが。
冷たい牛乳を飲むだけで、デトックスが可能だ。

朝晩は秋の気配が感じられるようになった。
食欲そそる色をした国産南瓜を見つけ、パンプキンスープを作る。
実りの秋がいよいよ始まる。
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距離感

2022-08-24 | 6悩む
距離って大事だと思う。
人間関係も、学校や職場と住まいの距離も、お気に入りのショップや美容院も、何かしらのきっかけで距離に大きく左右されることは多い。

近いから好都合だったはずが、近いから面倒になる事も少なくない。

愛しくてたまらず、四六時中共にいて、同じものを食べ、同じものを見て、それがこの上もない幸せであったはずが、些細なきっかけでその密接さ具合が息苦しくてたまらなくなる事もある。

昔、昔、学校と住まいの距離が近い場合、不登校や登校拒否になる確率は高くなると何かで読んだ。
今でもそのデータは実態を反映したものだろうか。

A地点からB地点に移動する間、人はその場での自分自身の立ち居振る舞いを切り替えているかもしれない。
その距離が適切な距離である場合、生活は穏やかに運ぶのだろう。

そんな事を漠然と考えるこの頃である。
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トイレの異臭

2022-08-21 | 10住む・暮らす
ある日突然、トイレで異臭を感じるようになった。
そして、他住居からの排水音がトイレ内に響き渡る。

何がどうしてこのような不快な変化が生じているのか。

そういえば、異常を感じるようになった少し前、トイレの区画で妙な音が連続して聞こえていた。
どこかの住居でリフォームでもしていたのか、それとも詰まりでも起きてそのための対処がなされていたのか。

あれこれ想像してみるが、明快な答えにはたどり着かない。
あちこち聞きまわり、トラブルの種を撒くのは嫌だ。

勇気を振り絞り、管理員のおじさんを捕まえて聞いてみるが「トイレは所有者の区分であるので、設備メーカーに問い合わせ自身で対応せよ」と取り付く島もない。

設備メーカーに問い合わせの電話をかけ、漸くつながった修理受付の女性と話しながらカバー類を外し、設備の型番を調べている最中、下水管につながる蛇腹の排水管を固定するウレタン資材が浮き、外れているのを発見する。
それにより生じた隙間から、下水の異臭が漏れ、排水音も響き渡っていたのだ。

修理のプロによれば、この暑さと経年劣化による素材の変化が原因ではなかろうかという事であった。
ウレタンを詰め直し、蛇腹の排水管を再び固定すれば、以前の快適なトイレが復活した。

時を経ると、思いがけない不具合が生じるものであるらしい。
人間にも、住居設備にも。
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私の怒りパターン

2022-08-17 | 12怒る
私の怒りパターンは自他共に認める、瞬間湯沸かし器タイプであった。
しかし、いつの頃からか、忘れた頃に怒り心頭に発するタイプとなる。

不快な事柄があり、それが不愉快な出来事として繰り返し思い出され、不快な対象にはなるべく近づかぬように行動している自分に気付く。
そして、自分が怒っている事にかなりの時差で気付くのである。

ホッカイロタイプとでも言ってしまおうか。
瞬時に沸騰する訳ではないが、じわじわ深部に熱を伝え、気が付けば低温火傷になっている事もある。
与えるダメージは、表層の火傷より重いかもしれない。

いつからそんな風に変化してしまったのか定かでないが、近頃、静かに怒っている自分を度々見つけ、自分自身に手をやいている。
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今日は誰とも話していない

2022-08-13 | 2見る・読む・聴く
コロナ禍、おひとり様は一人家に閉じこもる。
外での仕事を辞めてからは、いよいよ没交渉となり、誰とも会話せぬまま一日を終える事も珍しくない。

「あぁ、今日は一日誰とも話していない」と思い、気まぐれにググってみると、出てきたのが「1日誰とも話さなくても大丈夫」というご本。
取り寄せてさらりと読み終え、精神科医が書いておられる本であるのに、優しいタッチのすこぶる共感性が高い内容であった。

発見や忘れないでおこうと思った箇所が複数ある。
ピックアップしたいが、ネタバレになってしまうのでやめておく。
上から目線でなく、我々と同じ高さの目線から語りかけてくださる、とてもとても優しい一冊であった。
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世代を感じるとき

2022-08-11 | 2見る・読む・聴く
最近、テレビを見ていて、自分が古びた事を切実に感じることが多い。

好きな俳優さんが出ているドラマであっても、切り口が斬新過ぎてついてゆけない。
第1回目を見て、第2回目以降は録画しておくのだが、何週間も放置し、一向に次週のストーリーを確認しないのだ。

再生しないまま録画はHDにたまり、そのドラマ録画が容量をとっているばかりで、ディスクに移行する事もないので、結局、ある時意を決して未再生のまま消去する。
気が進まない。表現を変えて言うならば、今どきのコンセプトについていけてないのだと思う。

古いドラマであっても、お気に入りのドラマについては、再放送であっても、ストーリーを熟知していても、何度でも視聴するのだから。
つまり、私はもう現役世代でなくなっているのだろう。
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必要とされる事を求めている私

2022-08-09 | 5考える
6時前に目覚めて、燃やせるゴミを取りまとめ、ゴミ置き場に運び出す。
スッキリ目覚めているのだが、このまま朝食をとると、一日のリズムが保てないような気がして、夏に愛用する氷枕を取り換え二度寝。
朝の経済番組がだんだん遠く聞こえて、すぐ眠りに落ちる。

夢を見た。
辞めたはずの仕事を二つ、掛け持ちしている私。
そして、その二つの仕事がバッティングして、連絡に右往左往している。

どちらでもしっかり仕事をこなしていたが、それぞれ辞めさせていただいた。
辞めることが出来てホッとしているのだが、何かしら淋しい想いがあるのは否めない。

そして、私というピースがなくなっても、それぞれの職場はちゃんと回り続けている。
空気もクオリティも若干変わった様に聞いてはいるが、それが社会というものだし、そうでなくてはならないが、どうやら私個人は、必要とされる事を求めているらしい。

それを、二度寝の二時間で見た夢が教えてくれた。
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飢餓が必要なようだ

2022-08-07 | 1食べる
NHKのBSで放送中の「ヒューマニエンス」がお気に入りだ。
再放送を含めて見る度、思う事、考えさせられる事が多い。
とかく科学的視野に欠ける私だったが、こうした番組が幼い頃からあって、それを見ることが出来たなら、私の成り立ちも随分変わったものになっていただろうにと思う。

先日再放送を録画して見たのは「老化」がテーマの回であった。
細胞の老化を食い止めるには、飢餓が必要なようだ。
健康や減量を目的に、プチ断食やもっと長い断食をして生活をリセットするのも、科学的には細胞の老化を食い止める働きかけに根拠があるのかもしれない。

空腹を恐れるように、小腹が空いたといってはポリポリつまみ食いしている私にとって、大変考えさせられる回ではあった。
繰り返し録画を見て、飢餓状態を生活に取り込む生活をしなくてはならないと思う。

それにしても今年の夏は過酷である。
今日はもう立秋であるというのに、暑さが収まる気配は全くない。
この暑さを味方につけて、梅干をせっせと作っている。

私は年寄りに育てられたが、我が祖母の作る梅干は硬くてまずかった。
継母に育てられた彼女は「私は、継母にあって、何も教えてもらえなかった」が常套句の言い訳であった。
もし、インターネットが彼女の時代にあれば、検索をかけて主婦としての腕を上げただろうか。

買うものだった梅干を、無農薬の梅を毎年送ってくださる方があって、ここ数年試行錯誤しながら作り続けている。
梅を干す事の意味がもう一つ理解できず、干す工程が緩いのだが、今年は200円の干し網をダイソーさんで見つけ、十分に干せなかった梅を次々干している。

土用の厳しい陽に当てて、紫外線消毒しながら水分を飛ばす。
そうする事で果肉と表面の薄皮の間の水分が少なくなり、梅の皮は薄く食べやすい状態になるのだろう。
厳しい太陽の日差しは、唯一、梅干には有難いものとなっているように思う。
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出向いた時点で思うつぼ

2022-08-05 | 5考える
ここ数年でスーパーマーケットに対する認識を新たにした。
アプリケーションソフトをスマホに入れ込み、広告を丹念にチェックする。
クーポンを一覧し、お買い得商品をピックアップしておく。
ポイント加算を気にしつつ、本当にそれがお買い得なのか冷静に勘定する。

特売品は心に留めておくが、それを目的にスーパーマーケットに出向いても、特売品だけでお買い物は終了しない。
スーパーマーケットに一歩足を踏み入れた時点で、もう策にはまっているのだ。

食品メーカーが販売に力を入れる商品は、どのスーパーマーケットでも、時を前後して特売商品として上がるようになっている。
スーパーAで買い逃しても、スーパーBの特売に近々上がってくる可能性は高いので、がっかりする事はない。

また、スーパーマーケットの客寄せ商品ばかりを扱う業者というのが存在する。
大抵、平台と呼ばれる一押しコーナーに展開される商品であり、百貨店では見かけないが、スーパーマーケットでは系列に関わらず、不定期に並べられる商品。
流通をスーパーマーケットに絞って営業している業者だ。
それらの商品の賞味期限をチェックすると、店舗の商品管理が適切か否かが見て取れる。
賞味期限切れ間近で、必ず大量にプライスダウンされる店舗は、担当者のチェックが緩いという証明に他ならない。

スーパーマーケット毎に、得意分野はある。
格段に値引き率が大きい分野、常にお買い得になっている商品。
それらを把握し、スーパーマーケットの戦略を認識しつつ買い物するべきだ。
計略通りに買わされないよう、お買い物を楽しむのは、ある種スーパーマーケットとの知恵比べかもしれない。
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身近なコロナ

2022-08-04 | 8病む
とうとう友人のお子さんがコロナに感染された。
医療従事者のお子さんは、ワクチンをしっかり打っておられたが、後から陽性が判明した患者さんの濃厚接触者となり罹患されたようだ。
小さいお子さんのいる家庭には、小学校や中学校から、毎日新たな罹患者数のお知らせが届くと言う。
既にコロナ禍初期の様相とは全く別の状況だ。
コロナは、気がつけばすっかり身近なものとなっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb9e6e8ea317e377270cf98edf7e9f72d2b55a7

青木さやかさんの体験記録は、リアルに身近なものとして読む事が出来た。
重症化は稀だと侮ってはならない。
健康な友人のお子さんも、発熱が収まらず、喉の激しい炎症で飲食もままならないと言う。
手洗い、うがい、マスクぐらいしか講じる事は出来ないが、かからない方が良いに決まっている。
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