私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

見立てが違う

2022-10-15 | 8病む
コロナ時代において、発熱すると実に厄介な対応が必要となる。

先週の事、ずっと不調を覚えていた私の身体症状に、発熱症状が加わった。
感染防止対応をしていたし、会合への参加、旅行もしていない。
遠方からの訪問者に対応してもいない。
また症状には味覚障害、呼吸器関連の症状もない。

しかしながら、発熱が加わると通常の疾病対応が許されない。

発熱外来に対応している医療機関を電話で問い合わせ、訪問可能なクリニックをピックアップする。
馴染みのクリニックは、発熱外来に対応していない。
また、発熱症状を訴えて訪れ、冷遇されて心理的ダメージを受ける事は防ぎたい。

案内された中から選んだ発熱外来対応のクリニックを受診し、抗原検査を受ける。
陰性の結果を得て、ドクターが診断された疾病を確定する為、専門の検査設備を備えた病院を受診する事となった。

翌日、紹介状を手に検査設備の整った病院を受診する。

しかし、やはり発熱症状は継続していた為、空き診察室に隔離され、完全防備の看護師さんにより精度の高いPCR検査を受ける。
PCR陰性がはっきりするまで、ポツンと一人空き診察室に放置される。
それは致し方ない事であるが…。
PCR陰性となって、漸く確定診断の為の検査が行われることとなった。

CTを撮るだけのつもりが、あれこれ豊富な検査メニューが用意される。
「入院する?」とまで言われる始末だ。
そして、危険な兆候が認められず、長期服用のオーソドックスなお薬が処方された。

多少の知識があるもののプロではないので、ドクターから検査結果の細かな説明はない。
納得しかねる状況で帰宅し、初診のドクターに経緯を報告すると
「それはオカシイな。その薬は飲まなくていい。むしろかえって危ないよ。」
と言われてしまう。

知識の無い私が、どちらの見解に従うべきか、判断するしかないという状況に陥った。
「うーっ」という唸り声しか出てこない。
どちらのドクターがより信頼できるか考え、信頼できるドクターの見解に従うしか無い訳だが…。

どうする私。
幾つになっても、判断に窮する局面には出くわす訳である。
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身近なコロナ

2022-08-04 | 8病む
とうとう友人のお子さんがコロナに感染された。
医療従事者のお子さんは、ワクチンをしっかり打っておられたが、後から陽性が判明した患者さんの濃厚接触者となり罹患されたようだ。
小さいお子さんのいる家庭には、小学校や中学校から、毎日新たな罹患者数のお知らせが届くと言う。
既にコロナ禍初期の様相とは全く別の状況だ。
コロナは、気がつけばすっかり身近なものとなっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb9e6e8ea317e377270cf98edf7e9f72d2b55a7

青木さやかさんの体験記録は、リアルに身近なものとして読む事が出来た。
重症化は稀だと侮ってはならない。
健康な友人のお子さんも、発熱が収まらず、喉の激しい炎症で飲食もままならないと言う。
手洗い、うがい、マスクぐらいしか講じる事は出来ないが、かからない方が良いに決まっている。
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コロナワクチン接種

2021-07-20 | 8病む
コロナワクチンの接種をしてきた。
職域接種は間に合わず、馴染みのクリニックで対応して貰う。

そろそろ身辺にワクチン打ちましたっていう人が増えて来ていて、どうだったかという情報がちらほら入ってくる。

外に出るお仕事をお休みして、じっとして過ごし、自分の体に起こっている変化を観察し、どうだったかを気遣ってくれる人に返信する。

妙な気分だ。
閉塞感に襲われて、ちょっと追い詰められた感じがある。
同年代でまだ接種出来ていない人は、情報収集をしている。
女性特有の「比較する感」があるのを嗅ぎ取ると、これまた妙な後ろめたさを覚えたりする。

たまらないねぇ。
息苦しい。
いつかは終える人生の終え方を、否応なしに考えさせられる事になる。
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にんにく効果?

2013-05-16 | 8病む
ゴールデンウィーク明け、世間では今年最高気温を記録したと暑さをテーマにした話が目立った。
個人的にはゾクゾク悪寒にとらわれ、いささか心もとない日を過ごす。

「風邪をひかないよう」程度の自己管理はする訳で、せめて身体を温める食事をしようと心がけていた。
そんなある日、手足の冷えが消え、不意に首の後ろでポカポカと気持ちよい暖かさを覚えびっくりする。

そういえば最近、起床時硬直気味の手指のむくみ(リウマチ因子はないので更年期症状のひとつ)がない。
この季節、乾燥から老人性ユウゼイ(イボ)に移行しがちの肌荒れが消え失せ、足裏かかとのカサツキも軽減している。

冷えは私の体調不良の底辺にある。
子宮筋腫に代謝力低下、更年期症状にそのままズバリの冷え症。
年齢とともにその症状は多岐に渡るけれど、今、多彩な症状がいくつかなくなっている。

あれれ?何故だろう?
何が変わったろうか?

ここ数日、そういえばにんにくを料理に多用した。
出始めた今年のらっきょうをスーパーでにらみながら、去年漬けたらっきょうを多食した。

効いているとしたらやはり「にんにく」かな。
スパゲティ、焼き肉、ステーキに炒め物。
ラーメンにチャーハン。
サラダにドレッシング。
あれにもこれにも、青森産生にんにくを投入した。

ちょっと口臭が気がかりになるくらい、食べていた。
「臭いかもしれぬ」という点以外、生活に支障は生じてない。
しばらく、欠かさず「にんにく」食生活を続けてみようか。

生にんにくより効果が高いという発酵黒ニンニクを、健康食品として毎日ひとかけ食べていた頃にも感じられなかった効果なのだ。
熱しやすく冷めやすいタイプで、極端になりがちな私なのだが、今は継続してみても面白いかも…ぐらいに考えている。
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蕁麻疹がでたぁ

2012-12-13 | 8病む
久しぶりの蕁麻疹なのだ。

何年振りだろう。

私のアレルゲンは人。
ストレッサーだ。

高慢でゆるぎなく、権威主義で支配的。
しっかり金銭を管理しつつ「私のいう事を聞きなさい」と無言の圧力をかけてくる年長者。

縁の非常に深かった肉親を送ってからは、ストレッサーが不在となり、蕁麻疹の出現はピタリと止んでいたのだが…。

昨日は、私の父母と同じ年頃の古い友人と一時間を超えて話をしていたのだ。

彼女は、大変才能豊かな方で、長く尊敬しているのだが、私のストレッサーの条件にピタリと当てはまる。

彼女が支配しようとしているのは、彼女の娘さんであるが、思考回路も論理展開も、私を長く縛り続けたそれと等しく同じ。

それをしみじみと感じた時、蕁麻疹は出たのだ。
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がん検診

2012-07-25 | 8病む
生きる自分のQOLに頓着しなくなって2年余り。
自分が守らねばならない、責任を負わねばならない存在がなくなったからだが、健康管理がいささかルーズになっている。

背負わされていた大きな役割を果たし、人生の一幕目は終えた。
それと共に、抱え込んでいたストレスも消滅したのだ。
疾病要因は格段に低くなったはずだ。

しかし、年々再々その存在が大きくなり、チェックを欠かすことができないのが、もう長らく育んでいる子宮筋腫だ。
更年期には入っていると思うのだが、閉経して更年期を完了するまでには随分時間を要するものであるらしく、筋腫はここ数年で更に大きくなっている。
拳大の大物が二つと、脇役もゴロゴロ。

婦人科の検診は甚だ不愉快なものだが、半年に一度の割合でがん検診だけは受けなくてはならない巡り合わせになっている。

細胞分裂が盛んな部位だけに、定期検診の度に経過観察をしていると、大きさもさることながら、その形状などもその都度大いなる変化をとげていることには驚かされる。

最大の要因はホルモンバランスだろう。
しかし、薬を服用するつもりも手術を行うつもりも目下はない。

何かしら食生活を改善するとか、日常生活の変革で効果的なものはないのかしら…と思うのだが、かかりつけのDR.からは一笑にふされてしまう。
それでも何かいい手はないかしら…と、がん検診の度、心新たに方法をさぐってはいる。
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体調バロメーター

2009-11-07 | 8病む
自分の体と長くつきあっていると、体調が悪くなるとき、その兆しをまず探知してくれる、不調アンテナのような箇所がある。

私の場合は、左奥歯なのだが、2~3日前から、思い当たる節もなくふいに歯が痛み始めた。

そういえば、先週あたりから時折きりきりとした頭痛におそわれていた。
熱はないのだが、妙に背中のあたりがゾクゾクする。

このままでは風邪引きそうだよ、温かくしてしっかりお休み…という体からのメッセージと判断して籠城生活を決め込んだ。

体を冷やす生野菜ジュースを中断、ひたすら「うどん」や「雑炊」といったあたたかフーフーメニューを食事の中心にすえる。

体はポカポカしてくるのだが、しかし、歯の痛みは収まる気配がない。

虫歯も歯槽膿漏もない箇所なので、そこが痛む時には、抗生剤や鎮痛剤を飲むならいになっているのだが、この度は、鎮痛剤を飲むと寒さがぶり返してくるような気がしてならない。

どちらかというと、薬が効きすぎるタイプで、混沌とした薬の服用が怖いのだ。

こんなときに、東洋医学の療法が効を奏する。

西田皓一先生の著書をパラパラとめくり、歯痛に効くツボをピックアップ。
上歯痛には足の示指と中指の間の付け根から少し上の陥凹にとる内庭穴。
下歯痛には手の母指と示指の間に存在する有力なツボである合谷穴を用いる。

しばし置鍼して、痛みのレベルがぐんと低下したことを確認する。
私のような凡庸な鍼灸師の施術であっても、即効性がみられる。
正しいツボに働きかけることができたときの、東洋療法の効果は大したものだ。

個人的には、しっかり学ばれた医師によって科学的に検証されている西洋医学を一次対応とするべきだと考えているのだが、西洋医学で改善がみられない時には、東洋療法で救われることも大いにあるだろうと、経験的に再認識するこの頃である。
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ふてぶてしき猫いとおし

2009-07-03 | 8病む
癌の再検査の結果が陰性とでた。

「果たして何をどうしておくべきか…」と擬陽性の判定をもらって以来、かなり真面目にあれこれ考え続けたのだが、ひとまず安心だ。
丁寧なDr.は、もう一度3ヶ月後に細胞診してくれるそうだが。

「ほっ」とするや、お腹がゴロゴロしはじめ、消化不良気味。

「本当にデリケートな心の持ち主だ」と我ながらあきれる。

雨上がりの午後「売れない、貸せない、住めない…」と、三拍子そろった(嘆)古家の様子を見に行けば、またまたご近所のお行儀の宜しくない子供が敷地に入り込み、飲み散らかした飲料の空き容器を拾うことになる。

ガレージの屋根に黒い影…。
果たして、何を残していったのやら。

生モノだけは勘弁してほしい…と恐る恐る庭からのぞいてみれば、まさに生モノ。

茶トラとサバトラの中間柄の毛で、よく太ったお猫様だった。

私は猫は好きなのだが、この古屋近辺でみかける猫は、どの猫も警戒心が大で、2~3m以上の距離を保ってすぐに逃げ出してしまうのだ。

しかし、この波板屋根のお猫様、逃げ出すどころか身じろぎもせず、丸くなった体勢を保ち続ける。
具合が悪いのか?とも思ったのだが、そうでもないらしい。

デジカメを向けると瞼を開き、白目!をむく。

まるで「座頭一」のようだ。

実にふてぶてしく、私など少しあやかりたいくらいだが、余りの凄味にそれ以上かまうのは躊躇され、用事を済ませるやそそくさと引きあげた。

この勝負、文句なく完璧な私の負けであった。
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鍼の効果?

2009-06-22 | 8病む
子宮癌の再検査。

「筋腫でぼこぼこ」になっているはずで、物理的にちょっと厄介な細胞検診になるはずだったのに、前回と同じ感じの検診方法。

先月「筋腫でぼこぼこだねぇ」とおっしゃったDr.が、「筋腫はあるけどまぁまぁ」と表現が変わったのは、状況が改善した所為だろうか。

次々患者をさばいておられるDr.で、一人一人の細かな変化を記憶にとどめてはいらっしゃらない。

下腹部の圧迫感もいくらか軽くなったが、これを4日連続での鍼施術の効果だと考えるのは都合が良すぎるか。

この度の検査結果がまたまた擬陽性だと、今度こそ厄介な方法をとることになるはずで…。
とりあえず結果を待つことしができない。
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鍼療法の快楽

2009-06-20 | 8病む
ふと思い立って、二日前から鍼施術をして眠るようにしている。

もともと、経絡刺激に対する反応のよい人間なのだが、気血津液の流れをよくするための選穴で置鍼すると、驚くほどはっきりとした変化を感じる。

澱んだ水面に流れが生じ、体全体が川の流れとなったような感覚。
水面にさざ波がたち、光がさしてキラキラと輝いているさまが見える…とでもいったらよいだろうか。

私の体は、本当に流れの滞りに陥っていたのだなと感じる。

科学的に検証されにくい世界なので、妖しいことを言っていると思われそうで嫌なのだが、事実なので仕方がない。

もっと早く試してみれば良かった。

ちょっと期間が短すぎたが、週明け再検診
「筋腫でぼこぼこだねぇ」
と言った医師が、ひょっとして
「おやっ?」
などと驚いてくれるような状況になっていれば面白いなぁ…と思っている。

まぁ、それで「癌陽性」って結果が出てしまえば、もう元も子もない訳だけど。
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