私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

今年も暮れてゆく

2010-12-31 | 7追憶する
去年とさほど変わらぬ年の暮れを迎えている。

今年が、かくも激しく変化する年になろうとは、去年の今頃は予想だにしていなかった。

細木和子さんの占いを信じている訳ではないが、その区分にあてはめるならば、私は火星人の(+)。
昨年は「乱気」と呼ばれる年であった。

変動のある年とかで、身近な人を失うことも多い年だという定義づけがされている。

「あるいは…」と思っていた父の状態も、緩やかな経過をたどり「乱気というも、今年も大丈夫だった」と安堵していた昨年の暮れだった。
しかし、運気の切り替えは節分の2月3日。

今年明けて、おとそ気分も冷めやらぬころ、朝7時にお世話になっている老人施設の担当者から急変の電話をもらい、その日の午後には救急で搬送された病院のICUで息を引き取っていた。

今は思う。
もう十分頑張って、安堵して逝ったと。

長く、私がずっと抱えて来た、爆弾のような父であったので、私の人生も大きく変化したのだが、去年と何も変わらない年の暮れであるような気がしてならない。
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鈍いことは強いこと

2010-12-31 | 13侘ぶ寂ぶ哀しむ
「鈍い」ということは「強い」ということだ。

何年か前からの私の常識である。
人間、鈍感であることは生き抜くためには大きな助けとなる。

つまらないことが、妙に気になる私にとって、胃に穴を空けないための「まじない」のようにもなっている。

それでも、気になることは日々いくつも浮かんでくる。そうして、向こうへ押しやる。

閉まりかけたエレベーターの扉を、手でおしとどめた跡と思しき、いつまでも掃除されることのない何ものかもわからぬ汚れ。

ホームセンターの店内を、携帯電話を持ち、耳障りな大声で話しながら、車のガラスなどを割る時に使う先の尖った金槌?を一本握り締め、レジに向かうお隣の大陸の男性二人連れ。
かの国においては鬱病は稀な病だそうな。必ず他者が悪いのであって、自分を責めることがない為とか。

いつも細かなデータの確認がないまま、講座を進める講座講師の誤った日本語、言い間違え。

気がつかなければ、安穏としていられるのに、気づいた瞬間から何とも居心地の悪い気分を抱えることになる。
気がつきさえしなければ、平穏無事なのに。

昨日、先に書きこんだ「にんじんジュース健康法」の「石原結實ドクター」のことを「山本結實」と打ち間違えていたことに気がついた。

そういえば、先日も書店で、著者名「や」欄の棚で「石原ドクター」の本を探していて、見当たらないので諦めたのだった。

もう十数年前の有馬記念。
「○番、×○番…っていい番号ですよね。その連番で五百円だけ付き合います。」と、
野郎ばかりの職場でボスの競馬に付き合い、ビギナーズラックで?的中!なんてことがあったけれど、その時のいい番号ですねって言っていたのは「○月×○日」亡き父の誕生日だった。

十数年もたってふとその事実に気づき、何故「いい番号」だなんて思ったのだろうかと不思議でならない。
頭の中は、本当に読めないものだ。
自分の頭の中でさえそうなのだから、他人の頭の中は知る由もない。
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そういうことだったのか

2010-12-05 | 1食べる
石原結實ドクターの「にんじんジュース健康法」の支持者である。

昨年の秋から、自宅のジューサーで「にんじんジュース」を作っては毎日愛飲してきた。
「にんじんジュース」を飲み始めてから、妙に嗅覚が鋭くなり、数年来何も感じなかったお隣のお犬様たちの周辺小物をクレゾールで消毒される臭いに悩まされるようになった。

今日Yahooニュースで下記のごとき記事を読み、成る程そういうことだったのか…と合点した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101204-00000078-jij-soci

酵素が十分に体に行き渡ることで、私の嗅覚は鋭敏になっていたのだ。

一年間、亡くなった父のあれやこれやを整理することに忙殺されていたのに、体調を保つことが出来ていたのは、この「にんじんジュース」の御蔭だったのかもしれない。

しばらく「にんじんジュース」をさぼっているうち、久々に風邪を引いてしまった。
そして、なかなか体調が元にもどらない。

効いていたのではないかしらん、やっぱり…と思い、またまた思い出したように毎朝「にんじんジュース」生活にもどっている。
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