私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

独りであるという認識

2011-12-17 | 7追憶する
最近、脳科学者の澤口先生のブログを拝見したことがきっかけで、何かともの思いしがちになっている。

http://toshi-sawaguchi.life.coocan.jp/blog/

よく言えば思索的、哲学的。
はっきりと言えば「あーでもないこーでもない」と実りのないヨシナシゴトを自分の頭のなかでこねくり回している。

澤口先生のブログは頻繁にかくれんぼ状態になる。
記載されていた内容が消えたり、再び出現したりする。
共通項はまるでないのだが、感覚的に「わかる」「共感できる」箇所が記事のそこここにあって、訪れないではいられない。

「孤独」や「夢」に関する記述が秀逸で、私は好きだ。

私も示指よりも薬指のほうが長い、母親の胎内でテストステロンを多く浴びたタイプだ。
性別は女だけれども、どうやら女らしい思考回路は持っていないような気がする。
サバサバしていて、坦々としている。
昔から「サッパリした奴」だといわれていたが、年々その傾向は強くなる。

独りに慣れているし、何より独りが好きなのだ。
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緊縮

2011-12-09 | 6悩む
国の財政健全化はやはりなかなか進まないが、我が家のあるマンションでは、今年後半から確実に世帯ごとの緊縮財政が実行にうつされている。

ここヘ来て自家用車を手放す方が増えたのだろう、駐車場空き情報が借り手のつかないまま増え続けているのだ。

地方都市であるとはいえ、市街地の駐車場料金は郊外の住宅地より一般的に少々高めだ。
マンション敷地内の駐車場は、地域の相場よりかなり抑えられているが、年間通してだとそれでも20万円ほどかかる勘定だ。

車税にメンテ料、任意保険の費用も勘案すれば、車一台を所有するだけで、車関係の経費はローンがないにしても年間30万円超が軽く必要となる。

緊縮を考えた時、真っ先に削減の対象となり、その成果がすぐに反映される対象が自家用車ということだ。

市民が生活費用を着々と削減し始めた時、世の景気はまた一段と冷え込むことになる。
そのひとつひとつの所有物、それに関わって発生する費用が、日本市場の売上と国力につながっていたのだから。

堅実な生活設計を賢い選択だと考えながら、厳しくなる一方の世情を予測する。
こうした世情にあっても、バブリーな生活を維持し続ける我が国の一部富裕層は、国外生活志向が強くなっていると聞く。
どうやら一番冷え込んで行っているのは、平凡な市井の人である我が胸の内かもしれない。
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