私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

詫びていただく

2013-08-22 | 10住む・暮らす
先週末、私を疲労させた駐車場トラブル。

休日を終え、週明けて漸く、契約区画を間違えておられた方から詫びの一言をいただいた。
トラブルを認識しないまま出かけられ、週明け仕事を終えて帰宅されて事態に気づき、インターホンを押してくださったらしい。

申し訳なかったと詫びの一言があっただけだが、胸のつかえはおりた。
たった一言で良いのだ。
世の中も心の動きも不思議なものだと思う。

「迷惑をかけたらちゃんと詫びる」
そんな普通の仁義がないがしろにされる住居なんて、長くは住めないぞとぼんやり思い始めていたりしていた。
でもたった一言で、そんな気分も改まる。
おかしなものだ。

「どういたしまして」
「ごめんください」
少しセピアがかった日本語をつかいながら、我が国のしきたりや文化がやっぱりすきだなぁと思う。
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トラブル

2013-08-17 | 10住む・暮らす
決してトラブルメーカーではないのだが、トラブルに遭遇する確率が高い。
何か起こりそうな嫌な感じを抱えていると、必ず何かしら特異な出来事に遭遇する。

誰かの落とし物、忘れ物を見つけることが多いし、そんな面倒なものを何故また発見してしまったのかという事態に遭遇し、始末の為に時間と労力を費やさねばならないということがしばしばある。

「デリカシーの無い奴」だと常々評する正反対の性格をもつ友人に言わせると、正義感が強く、放っておけない細かい性格で、苦労を買って出る輩ということであるらしい。

その友人は、私が出くわすようなトラブルに見舞われることはほとんどない。

ずぼらで大雑把なところも多く、決して神経質に環境をチェックして歩いている訳ではないのだが、デリカシーの無い友人に比べると、私につまらぬ面倒事が多いのは事実だ。

今日は、契約している駐車場に、お隣さんが間違って車を駐車。
「困った」に始まり、そのお隣さんを探している間に、駐車場の機械システムが誤作動を起こし故障状態になるなどという事態に。
何でまたこのタイミングで…と嘆きながら、業者さんに電話をする。
胃が、石を抱えたように重くなってシクシク痛む。

業者さん達は、淡々とそれぞれに自分達の仕事をこなし、連絡のつかなかったうっかりお隣さんも、気がつけばいつの間にか出庫していなくなっている。
「とっても迷惑だったのだけどなぁ」と思うが、当然詫びの一言もない。
皆、淡々と事態をやり過ごし、私にだけ、重い胃痛と疲労感が残る。
つくづく損な性分だと思う。
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