ずっと気になりながら、ようやく今日見てきた。
私以上に猫好きな友人は、観に行くことを嫌がった。
猫の悲しいストーリーが想像されて、センチメンタルになるのを避けたかったからだそうだ。
しかし、登場する猫は、大変よくできた賢い子であって、本当に哀しかったのは主人公の青年の方だった。
純粋な少年のままの心を持つ主人公の好青年。
その人生を、飼い猫のナナがリポートするストーリー。
随所で、涙があふれる。
泣くことになると、予想はしていたのだけれど。
優しい人たちに出会いながらも、哀しい青年の人生だった。
悲しくて哀しくて、泣きはらした目で運転しながら帰宅した。
眠りについて途中で目覚め、暗闇で目を凝らし、やっぱり哀しい。
首に、妙な痛みさえある。
いつものように、再び眠りにつくことは出来ず、パソコンを立ち上げてこれを書き始めた。
哀しい不幸な青年の人生は、しかし、温かい人たちと猫との出会いに恵まれて幸せでもあったと、大いに矛盾したことしか書けないのだけれど。
人生とは、矛盾にあふれたものなのかもしれない。
いや、矛盾に満ちたものこそ、人生だろうか。
私以上に猫好きな友人は、観に行くことを嫌がった。
猫の悲しいストーリーが想像されて、センチメンタルになるのを避けたかったからだそうだ。
しかし、登場する猫は、大変よくできた賢い子であって、本当に哀しかったのは主人公の青年の方だった。
純粋な少年のままの心を持つ主人公の好青年。
その人生を、飼い猫のナナがリポートするストーリー。
随所で、涙があふれる。
泣くことになると、予想はしていたのだけれど。
優しい人たちに出会いながらも、哀しい青年の人生だった。
悲しくて哀しくて、泣きはらした目で運転しながら帰宅した。
眠りについて途中で目覚め、暗闇で目を凝らし、やっぱり哀しい。
首に、妙な痛みさえある。
いつものように、再び眠りにつくことは出来ず、パソコンを立ち上げてこれを書き始めた。
哀しい不幸な青年の人生は、しかし、温かい人たちと猫との出会いに恵まれて幸せでもあったと、大いに矛盾したことしか書けないのだけれど。
人生とは、矛盾にあふれたものなのかもしれない。
いや、矛盾に満ちたものこそ、人生だろうか。