私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

カーテンを洗う

2022-09-02 | 4動く
今日からしばらくお天気に恵まれない。

気分を変えたい時、昔はしばしば模様替えをしていたが、近頃はカーテンを洗うことにしている。

窓を覆っているカーテンには、気が付けばたっぷりと埃がまとわりついている。
レースのカーテンにも厚手のカーテン地にも、月日の積み重なった分だけ塵芥がたっぷりと付着しているのだ。
カーテンレールからそれらを取り外すだけで、手にはざらざらとしたものが付着する。
気付かぬ内に積み重なる塵芥。
身にまとう汚れ。

汚れたカーテンを洗濯機に放り込み、たっぷりの水でぐるぐる回す。
バルコニーに洗いあがったカーテンを干す時には、もうざらつきを感じることはない。

順々にカーテン取り外し、洗い、干し、さっぱりしたカーテンを再びカーテンレールに吊り下げる。
洗いあがったカーテンを取り付け終えた部屋の空気は、清浄に感じられる。
掃除機をかけるより、格段にスッキリするのは確かだ。

太陽が顔を覗かせたら、気分転換に是非カーテンの洗濯を!
お勧めしたい。
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マインドフルネス

2019-02-10 | 4動く
マインドフルネスを、一昨年ぐらいから生きる支えとしている。

瞑想と言われてしまうと、いささか怪しい空気をまとうが、過去にとらわれず、未来を案じる事なく、ただ今を意識して生きる方法だ。

過去のあれこれを思い出し、逡巡すると、マインドワンダリング状態に陥ってしまう。
この思考の迷子ちゃん状態が、私の自律神経を乱す事になる。

もう過去のあれこれなど、どうでもいいのだ。
確かに、過去の延長線上に現在の私はあるけれども、過去の人生の分岐点に戻って、異なる選択をすることなんて、今更出来ないのだから。

そうして、私が未来を思い煩うことで、世の中が変わるなんて事もないのだから。

一つのちっぽけな生命体として、淡々と今この瞬間を生きるしかないのだ。
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掃除、洗濯、整理整頓!

2012-10-15 | 4動く
掃除、洗濯、整理整頓。

心の汚れを拭い去る為、せっせと掃除にいそしむ。

気持ちのくすみを除くため、ジャブジャブ洗濯に精を出す。

脳の回路を直接整えることができないので、机、本棚、鞄の中の整理整頓にはげむ。

そんな風にして、我が心の乱れを治め平安に至ろうとしている。
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どちらが自然?

2010-04-21 | 4動く
東京のAという駅でおり、おばさん二人は目的地へたどりつく為、駅前の案内板の前である建物を探していた。

駅前の道はいくつかにわかれており、その建物がどの道路に面するのか、わかりにくい状況だったのだ。

ほどなく、後ろから年配の男性が低い良く通る声で
「どこへ行きたいの?」と聞いて下さった。

しかし、路上で見ず知らずの方から、親切に助けてあげるよと申し出を受けることなどついぞない。

時代を遡れば、ナンパという行為にでくわすこともあった訳だが、現在は明白なおばさん二人。
そこに年配のおじさんが声をかけるという状況だ。
…ちょっと違うのかもしれないが、そんな親切に出くわしたことが無い私は、いくらかテンションを上げて
「大丈夫です、わかりますっ」と壁をつくる。

同行のもう一人のおばさんは、関東出身の女性だが、こうした経験がままあるらしい。
「年配のおじさんは優しいのよ」と、ごく自然にのたまった。

東京のおじさんたちは、優しいのか。
江戸っ子気質のゆとりがそうさせるのか。

更に先を進み、入る小路がどこなのかはっきりとしない。

私は、商店街の店舗前に立つギャルに、地図を示して
「ここへ行くのはどこで曲がればいい?」
と聞いてみた。

後ろで、同行のもう一人のおばさんがつぶやく
「道を聞くとは…」

私にとっては、道を教えてあげようと声かけられるより、どう行けばよいのか聞くことの方が自然だったのだが、彼女はこちらから尋ねる行為に、より違和感を覚えたらしい。

ほんの数分の出来事だったのだが、ものをとらえる感覚は、人それぞれで随分と異なるものであるらしい。
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雨女なのかもしれない

2010-04-13 | 4動く
何年振りかで関所を越え、関東へ向かう予定。

ところが、打ち合わせの度、何故かいつも雨に降られる。

そもそも、水が合わないと文字通りいうのだろうか、私はこてこての関西圏の人間のようで、関東に出かけると普通にお風呂に入るだけで皮膚に炎症が起きてしまう。

人の多いところが苦手なので、心理的なものも影響しているのかもしれないが、加えて同行者に「どうも雨に降られるねぇ」と言われてはたと気がついたのだ。

長期間滞在した時には感じなかったが、そういえば、箱根に行った時も伊豆に出かけた時も雨に降られ、景色を十分には満喫できなかった。

私、雨女なのかもしれない。
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確定申告

2009-03-02 | 4動く
確定申告に行って来た。

数年前まで、各エリア税務署で行列し、活気があると言えばそうだが、雑然と色々な人々の懐具合が目の前を右左する光景は、決して心地よいものではなかった。

最近は、国税庁のホームページで、申告書が簡単に作成できる。
精度がいささか不安になる私でも、妥当でない数字の入力があればきちんとエラーがかかるしっかりしたソフトなのだ。

しかし一方で、毎年、新税法に適合した、決して安くはない確定申告用の税務ソフトを購入し、申告業務にあたる税理士さんや会計事務所の業務が激減しているのではなかろうか?といらぬ心配。

電子申告こそしないが、自分で作成した申告書を若い税務署員のお兄様にチェックしてもらい、受付印だけもらって帰った。

応対も随分スムーズになっているようだが、少ない納税額から還付を受けるだけなので、何だか肩身が狭い。

直接税こそわずかだが、私が生きていることで、間接税は随分納税させていただいているのだ…と思いなおし、来年はもっと胸張れる確定申告でありたいと願うのであった。
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美又温泉

2008-11-25 | 4動く
連休、島根県の山ふところにある美又温泉に行って来た。

数年前まで何度も訪れたていたのだが、何年ぶりだったか、相変わらず鄙びた風情で肌がすべすべしてくる良い泉質のお湯だった。

宿泊客は多いようで、満室の看板が掲げられていたが、浴室に10名余り、脱衣所に4~5名ほどいらして、ちょうど良い混み具合(人数の少なすぎる浴室は、少しばかり怖い感じがする)だった。

若者は少なく、落ち着いた年代の方が多かった。
スキーシーズンを迎えると、スキー帰りの観光客が増えるはずだが、今の季節は明らかに地元の方が多い。

オフシーズンの温泉は、その土地の生活が感じられて、私は独り楽しむが(同性の体格などを何気なく観察してしまう)、山間に生活されている方々は、よく日焼けして、ずっと働いてこられたのだなぁ…と感じられる姿をなさっている。ゆっくりと湯につかり、しばし日常から離れてください…と他人事ながら勝手に願う。
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