22日の朝、外はしっかりと霧です。そして第3展望台へ行くと今朝の摩周湖は真っ白で、太陽の気配さえありません。
今日は摩周湖最後の日なのに、結局何の成果もあげられませんでした。撮影は早めに切り上げて、皆で写真家さんの
アトリエへ行きます。そして今日でここを離れる事を告げて、美味しいコーヒーを頂いて一足先に宿泊ベースに戻りました。
お昼は、先輩と送別の食事会。摩周駅前の「ポッポテイ」で美味の豚丼を食べて、今後のコースの話などを交わしました。
弟子屈を出発する前に、教えてもらった「摩周湖ばん場大会」を見に行きます。ポニーなどが橇を引いて競争してますが、
これは北海道ならではの、豪快な楽しいイベントですねえ。観客もすごく多くて、とても盛り上がっていました。
さて、そろそろ弟子屈を離れます。国道243号を通って、美幌峠を越えていきます。道の駅でまた揚げ芋を食べましたが、
買い食いは至福ですねえ。そして国道39号線の女満別には、メルヘンの丘という夕日がとっても奇麗な撮影ポイントが
あるのです。奇麗に整地されていたので思わず寄ってしまいましたが、でも、まだ日は高いし今日は曇天なんですよぉ。
網走では網走湖の畔のホテルへ寄って、前回好評の鎮痛クリームを購入しました。そしてそのままサロマ湖へ向かいます。
今日は何とか奇麗な夕日を撮りたいですねえと、日の沈むのを待ちました。この時期そろそろ温度が下がって、寒いです。
サロマ湖の夕日は奇麗でしたが、やはり雲が厚かったです。さて今夜の泊はどうしましょうということで、結局網走まで戻
ることにしました。しかしこれが大変、北海道の国道は街灯がないので陽が落ちてしまうと、日中の道とは別物なんです。
途中でハザードの車を追い越したら、その後ずーっと後ろについてきます。暗い道が不安で、先を走ってくれる車を待って
いたようです。運転に慣れてない人には、北海道の夜の道は真っ暗で先が見えないので、一台で走るのが怖いのでしょう。
こういう道を走るコツは、まずナビの倍率を適度に調節して、この先の道の曲がり具合を表示しておきます。更に時々遠目
で、前方を確認すれば大丈夫です。速度はほぼ65Kmくらいでしたが、結局、後ろの車は網走の街までついてきました。