先日、高野豆腐を煮付けた際に一緒に乾燥シイタケを煮ようとしたら、手順が全く
違って、全然柔らかくならず見事失敗しました。そこで乾燥シイタケは別に水で戻
し、それからゆっくり煮込む手順で、味もしみ込んでいい感じに出来上がりました。
タッパに入れて冷蔵庫に入っていますが、しかし、どうやって食べましょう。
そんな時、マーケットで太巻きを見て「ああ、これを作ろう」と閃いたので、キュ
ウリと玉子焼きを買ってきました。かんぴょうは以前買ったものが、これも食べ方
がわからずに冷蔵庫に入っています。材料はまあ、これくらいでいいでしょう。
さて、ご飯を2合ぐらい炊いて酢をまぶして冷まし、酢飯を作ります。いままで自
作の「お寿司」といえば、油揚げに詰めた「稲荷寿司」がメインでしたので、今回は久しぶりに海苔で巻くお寿司に挑戦です。
以前「細巻き寿司」を作ったときは、バラバラになってしまいましたからね。あの時は悲惨で、思い出すのも涙の体験でした。
その他に中に入れる具を切ってお皿に、そして手に付ける酢も用意します。準備が出来たら巻きすに海苔を一枚さら置きます。
巻き寿司で失敗するのは、海苔の幅が短いのが失敗の原因だと思っていましたから、一枚のまま使えば余裕で巻けるはずです。
案の定、見よう見まねで覚えた手順で、巻くことができました。結局2合で4本出来たので、夕食には1本で十分満足でした。
酢もかんぴょうも、市販品を使えば手間いらずです。そしてきっかけとなったシイタケの煮つけは、おいしく食べられました。
自分が幼い頃(昭和30年代)はお寿司が食べたくても、お祭りなどがなければ作ってくれませんでした。しかし今の時代は、
コンビニやマーケットで大量に売っていますし、握りたてなら回転寿司で、安く思いっきり食べられます。それに何といって
も今は家庭で簡単に、70代の爺さんでも美味しく作ることが出来るようになりました。本当に豊かな時代になりましたねぇ。