今年の夏の「土用丑の日」は2回ありまして、7月24日と8月5日だそうです。この所、外は毎日灼熱の気温が渦巻いて、家で
じっと耐え忍んで、冷たくさっぱりした物ばかり食べていては、なんか体力がどんどん落ちていく感じがします。
そこでやっぱり体力増強には「うなぎ」でしょうというわけで、以前からマーケットで安売りしている冷凍うなぎを、密かに何本
も買い溜めてこの時のために備えていました。本当は料理屋で、国産のうなぎをじっくりと味わいたいのですが、有り金を女房が
持って行ってしまったので、そんなところには行けません。それでもなんとか自宅で、豪華にうなぎを味わうことにしましょう。
以前からTV番組やYoutubeの動画で、冷凍うなぎを料亭物と見まがうほどの一品に仕立てる料理法が載っていたので、いろいろ
試してみましたが、うまく再現出来ませんでした。それでも何とかそこそこ満足のいく状態になったので、その手法を紹介します。
1.冷凍うなぎはカチカチに凍ったまま、水洗いで表面のタレを洗い流します。
この時本体は硬いままで、表面のタレだけを解かして流します。(古い歯ブラシが便利)
2.フライパンにうなぎの皮を上にして置いて、少な目のお酒と水を同量入れて中火で蒸します。
これで生臭さを消しながら、蒸気で本体を温めます。完了したら、皮側にタレを塗ります。
3.うなぎの身側を上にしてアルミ箔に乗せ、身の部分にもタレをたっぷり目に塗ります。
アルミ箔を器状に端を立て、タレで汚れないようにしてオーブントースターに入れます。
4.他にほうじ茶葉を入れたアルミ箔の小器を、うなぎの器の外側の2箇所くらいに置いたらスイッチをONします。
ほうじ茶葉を焦がして、その煙でうなぎをいぶします。(うなぎに、焦げ臭い香りをつけます)
5.うなぎの表面がブツブツしてきたら、完成です。アルミ箔ごとそーっと取り出して、切り分けます。
C国のうなぎは国産より柔らかい感じで、細かく切るとバラバラになってしまうので、大き目にしておきましょう。
6.ごはんに少しタレをかけておいて、その上にうなぎを一切れずつ崩れないように移し置いてください。
お吸い物はインスタントの「マツタケの○○」より、出汁のきいたすまし汁のほうが合うような気がします。
それぞれの詳細な時間は、正確には書けません。現物の質量と自分の好みと、経験値で割り出してください。
オーブントースターは終盤に、焦げ臭を付けるために強くしたりもしました。でも大体2分前後が良いようです。
というわけで、我が家のうなぎディナー物語でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます