氏子総代をさせて頂いていると、お供え物のおさがりを頂くことがあります。特にお餅は神社につきもので、お正月が近くなると
頻繁にいただきます。頂いた鏡餅は硬くなっているので、少しチンしてから切り分けます。鏡割りの時は切ってはいけないのです
が、おさがりの鏡餅は小さく切り分けて冷凍保存しておきます。そして、お正月にお雑煮にして頂くのですが、鏡餅は外側がメチ
ャメチャ硬くなっていて、ちょっとくらいチンしても、全然柔らかくなりません。切り取ってしまいたいくらいです。
しかし最近ネットで、良い方法を見つけて実践しています。それはお餅を水の中に沈めて電子レンジにかけると、硬い部分も十分
に柔らかくなるということでした。もちろん水もお湯になるので、普段より時間がかかりますが、とてもいい塩梅に柔らかくなり
ます。これは普通のお餅なら、約3分ぐらいでつきたてのように柔らかく、よく伸びるお餅に仕上がります。(硬いお餅で4分)
さてお雑煮は、まずお湯約400ccを沸かして、乾燥椎茸の粉末を出汁代わりに入れて白菜を煮ます。今まで白菜はその都度切っ
ていましたが、予め切ってガラスのボウルにいれてシリコンの蓋をしておくと、結構日持ちしますし鍋物とかにも使いやすくなり
ました。白菜の芯に火が通ったなと思ったら、レンジでチンして柔らかくなったお餅を入れます。味付けは「七福の料亭白だし」
ちょっとお高いのですが、これはうどんの汁とか何にでも使えて重宝しますので、我が家では必須の調味料です。
そしてお正月に、お雑煮と一緒に食べるのは数の子です。前々から十分に真水で塩抜きしたものを、一口大に割ってお皿に盛りつ
けます。この時醤油を掛けるのですが、数の子から出た水分で薄まってしまうので、自分は金沢で購入した粉末醤油を使います。
これは昔、石川県金沢を旅した際に”粉末醤油”というものがあると知って、ネットで探して買いに行きました。そして「直源醤油
醸造所」を探して購入してきたものです。何本かは友人にあげましたが、自分では使い道がわからず手元に残っていました。
それをこの際、数の子に振りかけてみると、水に溶けても薄まらず濃さも丁度よく、いい仕事をしてくれておいしく頂けました。
今までサラダ用に玉ねぎのスライスを作った時は、各皿に小分けしてラップをして冷やしていました。その時はどうしても冷蔵庫
内に、玉ねぎの匂いが充満して、ちょっと気にはなっていたのですが、生野菜を摂る為と思って我慢していました。
しかし最近は、これをガラスのボウルにまとめおいてシリコンの蓋をしておけば、密閉できているのか庫内が匂わなくなりました。
シリコンの蓋恐るべしですが、市販で探してもなかなか売っていないのです。だから有るものを大切に使っていますが、今では安
心して玉ねぎのスライスを作っています。そしてこれらの生野菜サラダには、アミカのミルクドレッシングが最適なんです。
2020.01.28 我が家の自慢、3大珍味