3C三昧

カー(Car)と、カメラ(Camera)と、クッキング(Cooking)
ワゴンRで車中泊、アイデアがいっぱいのブログ

車中泊では、車内はDVDシアターです。

2014年03月28日 | 車中泊

雨の日の車中泊などで時間が余っている時に、車内で映画などを楽しめるように、ポータブルDVDプレーヤーを持って行きます。
これは2011年に伊吹山で日中、ナビで映画を見ていてバッテリーを上げてしまってから、再発防止策としてポータブル電源と
同時期に購入した物です。やっぱり暇な時間は、映画でも見るのが一番休まりますので、映像が映る装置を使うことにしました。

Img_0697ポータブルDVDプレーヤにもいろいろ種類がありまして、機種を選ぶ際に条件とし
たのは、次の事項です。充電式の内部電池方式は、取り替えが出来ないので駄目、
乾電池か外部電池方式のタイプにします。これなら直接の電源で、動作できます。

また将来iPodの出力を映したいのでAV入力端子があること、大容量のSDカー
ドが使えること、CPRMディスクの再生が出来、ワンセグチューナは無くていい、
そして画面は、7インチ位で解像度が良いものを探しました。そしてネットでいろ
いろ比較検討した結果、「BLUEDOT BDP-1735」の黒にしました。

通常は充電式の外部電池パックを取り付けて使用するのですが、案の定暫くしたら駄目になったので、以後はACアダプタかUS
B電源に接続して使っています。もちろん電源の供給には車のバッテリーは使わず、ポータブル電源の方を使用しています。

今までの旅ではDVDを何枚か用意したり、SDカードに動画などを入れておいて楽しんでいましたが、もっと自由度を上げたい
ということで、この度iPodを接続する方法を検討しました。すると、外部装置の出力を接続して、観ることができそうです。
丁度手元に、カーナビを更改した際に購入したコンポジットケーブルがありましたので接続してみましたら、古い型は正常に表示
出来たのですが、最近購入の160GBのiPodでは何故か映像が映りません。何かケーブルに規制がしてあるようです。

そこでネットでいろいろ探して、安い物も幾つかありましたが、やや高価でも絶対に安心のできる純正のケーブルを購入しました。
そして接続してみるとiPod内の映画がDVDプレーヤーに、とても綺麗に映ります。遂にiPod-DVDシアターの完成。
160GBのiPodには映画や動画がたくさん入るので、ちょっと費用が掛かりますがダウンロードすれば、思う存分楽しめます。

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Windows XP の最後のクリーンインストールをします。

2014年03月23日 | コンピューター

Dsc00170 今から、WindowsXPの最後のクリーンインストールをします。
WindowsXPはとても使い勝手がよかったのですが、来月(4月)で、サポートが打ち切られる
し、何より最近のメーカソフトがインストールの対象になっておらず、最新の環境が構築でき
ないので、このまま使い続けることが出来ません。

しかし、WindowsXPでしか動作しないソフトがあるので、最後にもう一度しっかり構築をして、
今までの作業が継続できるように、独立して残しておきます。
サポートの終了自体は、セキュリティーソフトをしっかり整備して注意深く使っていれば、そん
なに危険はありませんので、暫くは使うつもりです。

その後、もう一台のパソコンにWindows7をインストールして、こちらをメインに使用して、操作に慣れるようにします。
今月中には、この2台を切り替えスイッチで自由に使い分ける環境を、整備したいと思います

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信州野猿公苑で、「ブラックラピッド(BLACKRAPID)」を見た。

2014年03月19日 | 写真

先日信州野猿公苑へ行きました折、撮影している人の中に「ブラックラピッド」というストラップを、使用している人を見かけま
した。この「ブラックラピッド」とは、斜め掛けのカメラストラップで、重いカメラにはこのストラップがとても重宝なのです。

使い方はやはりわたしと同じで、ストラップの先のネジにクランプを付けて、カメラへの付け外しがしやすい様に工夫していまし
た。これを使っていたのは外国の人で、元々が外国製なので、外国の人が使っていても当たり前ですかねぇ。

わたしは3年ほど前から使っていましたが、今までのタイプは肩パットが狭くズレやすいので、ちょっと扱いにくい時がありまし
た。そこで最近、新しい「RS-Sport」というタイプのストラップを購入しました。これは肩パットが広くて身体に合わせて曲がっ
ており、しっかり肩に乗るので重さが緩和されて、なかなかいい感じなんです。
またパットの所に脇の下に回すサイドストラップが付いており、通常の動きぐらいではパットの位置がズレないのでとても安心で
す。このストラップならNikonD800+MB-D12+70-200mmf2.8の重量級の組み合わせでも、重くて困ることはありません。

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安曇野の寒さに、銀マットの目隠しが大健闘

2014年03月14日 | 車中泊

10日から信州安曇野の白鳥を撮りに行ってきました。それまで暖かかったのですが、この日は寒の戻りで少し雪が降っています。
朝早く向かったのは御宝田遊水池の方で、まだ白鳥が何羽かいて、首を羽に入れて眠っているのもいます。

冷たい風が時折、小雪混じりで吹き付けます。超望遠レンズを付けたカメラを三脚にセットして、池の端で飛び立つのを待ちます。
何羽かの白鳥が池の風下側に集まって来ました、声を出して確認しているのでしょうか。先頭が飛び始めたら、それっ、と連写で
録りまくります。そして後で、その中からいいのを選ぶというパターンです。

午後、白鳥も少なくなったので、立ち寄り湯「湯多里山の神」へ行きました。熱めのお湯で、冷えている手と足がジンジンします。
今日の泊まりは、道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」です。未明にトイレに起きた時、車内は-5℃でした。外気温を計ると、
何と-12℃です。今回もフロントに銀マットの目隠しをしているので、そのおかげでこんなに温度差があるのでしょうか。大成
功です。「フロント目隠し板を銀マットで作成しました。」 http://blog.goo.ne.jp/3c_master/d/20140222

朝は6時に起きてすぐ遊水池に行きました。空はピーカンに晴れて、北アルプスも綺麗です。昨日より白鳥が大量に増えています。
今日は寒いので、池ではなく車の横に三脚をセットして、ずっと車の中で待機。そして飛び立つ時だけ外に出て写真を撮ります。
寒くても春がわかるのでしょうか、幾羽ずつ組になって北帰行に飛び立っていきました。

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ワゴンRで九州一周、7泊9日の車中泊旅行記(2011年4月)

2014年03月04日 | 旅行記

2011年、この年は悲惨な「東北地方太平洋沖地震」の発生がありました。そして高速道路の1000円乗り放題の割引が6月
で終了するということになり、遠くへ行くには今しかないと判断し、5月の連休を利用して九州一周旅行へ行くことにしました。
今まで培った車中泊設備は大丈夫、エンジンもしっかり点検、オイルも替えて、持ち物もチェックシートで確認したら、さあ決行
です。

2011/04/28:昼頃に出発して、東名-新名神-名神-中国道まで一気に走りました。ナビが頼りないので、要所々で到着地を入れて
のルートを探して走ります。大阪を抜けたら西宮名塩SAで一休み、時間は午後4時です。中国道に入ればまずは一安心です。
また1時間ほど走ったら、加西SAでちょっと休憩します。まだ先は長い、まずはそんなに急がないで、ゆっくり行きます。

美作を過ぎて、勝央SAの休憩が午後6時すぎ、そろそろ日が落ちてこれから夜の世界を走ります。まあ歌でも唄って行きましょ
う。中国道は高地なので、夜中に車外に出ると結構温度が低いですねえ。また車が少ないので、ほぼ80km/hで気持ち良く走り
ました。

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2011/04/29:予定通り午前0時過ぎに関門大橋を渡り、九州へ入りました。まだ鹿児島まで5時間も走らなければなりません。
夜の世界から、空が明るくなって景色が見え始めるともうじき終点です。まずは最終の桜島SAへ車を停めて、一休みします。

今日は祝日、少年野球の一行がわいわい楽しそうです。あと少し、終点の鹿児島ICまで走ったら1195kmの高速道路とお
別れです。料金は1800円程だったと思います。現在ならば同じ条件で8650円ですから、ずいぶん安かったんですねえ。

鹿児島まできたら、やっぱり城山から桜島を眺めたいです。目の前に広がる桜島と鹿児島の街は雄大でした。ここから友人に、
写真付きのメールを送りました。後で聞いたら、冗談だと思って全然信用していなかったそうです。鹿児島は遠いですからね。
まず最初の目的地は知覧特攻平和会館です。祖国を守る為に命を懸けて戦い、散っていった人達の想いを拝見しました。

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その後は、昔出張で一ヶ月間訪れたことのある枕崎へ向かいます。当時は出入りの道が細くて少なく、とても小さな漁村でした。
その時は鹿児島駅から指宿枕崎線の電車に乗って行きましたが、向かいのおばちゃん達の会話が異国語のようで、全然わかりま
せん。ただ笑いだけはわかるので、面白い話なんだろうと想像して聞いていました。何時間か走って、終点の枕崎駅へ着きました。
中の売店で買い物をした時、お釣りが百円札だったのを、今でもはっきりと覚えています。そして、白い駅舎が印象的でした。

それから四十有余年の時を経た街は、大きなドラッグストアや広い駐車場のマーケットが建ち、モダンな家や車が走っています。
そんな何処にでもある街になっていました。昔降り立った駅舎は今は無く、小さなホームがひっそりとあるだけでした。
観光案内所で、出張の際に仕事をした建物の事を伺うと、それはずっと昔になくなりましたということで、これもショックでした。

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今まで、懐かしく心地よい想い出としてずーーっと大事にしていたのに・・・。この現実は、わかっていても素直に受け入れられ
ませんでした。そりゃぁ40年以上も過ぎれば、随分様子も変わるよねぇ。いつまでもそのままでいて欲しいというのは、自分勝
手な話なんですよ。そう、あれとこれは別の物なんだと心に言い聞かせ、現実をしっかりと見つめることにしました。
となれば、気分を変えて、今日は天気もいいので開聞岳を見ながらドライブをすることにしました。

開聞岳へ向かう道路は快適で、昔の細い道の面影は全くありません。やはり広い道路が出来て物流が活発になると、大きな変化が
起こるんですね。途中で眺めの良い海岸で写真を撮ったり、綺麗な花の咲いている公園にも寄りました。素晴らしい観光名所です。
鹿児島へ戻る道も自動車道になっており、順調に走れます。随分早く鹿児島へ戻ることが出来ました。

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鹿児島港から桜島へ渡るフェリーに乗りましたが、このフェリーは初めてです。向かう先の桜島は噴煙を上げていました。
その桜島の横を通って南下し佐多岬へ向かいましたが、思ったより距離があり、着いた時には本日のゲートは閉まっていました。

仕方なく道の駅のある垂水まで戻ります。(道の駅根占は2010.07~2011.07間休止中)途中開聞岳に沈む夕日が、綺麗でした。
帰り道では立ち寄り湯へ入って、食事をして、鹿児島湾沿いの「道の駅たるみず」へたどり着きました。今夜はここで泊をします。
家を出発してからここまでの走行距離は1492km、夜通し走ったのでバタンキューです。頑張りましたねえ、お疲れさん。

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2011/04/30:今日は土曜日、6時に起きました。外はもう明るい。買い置きの寿司を食べてから、もう一度佐多岬へ向かいます。
10時前に着きました。駐車場へ車を置いたら、トンネルを通って岬の展望台へ向かいます。遊歩道も海の碧さも昔と同じでした。

ひとしきり景観を楽しんだら、そろそろ次へ行くことにします。まず鹿屋まで戻り、そこから志布志を通って都井岬へ向かいます。
今は道がいいので走るのが楽ですね。都井岬の丘には馬が放牧されていて、観光客が楽しそうに、記念写真を撮っていました。

その後は北上して鵜戸神宮へ向かいます。昔は幹線道路沿いに名所や旧跡があったのですが、今はバイパスが山側に出来たので
油断してると通り過ぎてしまいます。鵜戸神宮には久しぶりのお参りをして、今日の宿泊地の「道の駅フェニックス」へ行きます。

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この道の駅は、海岸沿いにありますので堀切峠バイパスから外れます。この辺りの海は「鬼の洗濯板」と呼ばれる名所なんです。
海の中の洗濯板の所に釣り人が一人居ます。向こう側には荒波が押し寄せているのに、平気で釣りをしています。すごいですねえ。

この「道の駅フェニックス」は昔は賑やかだったのでしょうが、本線から外れた今の方が、じっくりと楽しむにはいい環境ですよ。
今日も疲れが残っているようで、もう眠くてたまりません。場所を決めて寝る仕度をしたらすぐに横になります。
夜には、とうとう雨が降り出しました。屋根に当たる雨音を子守唄に聞いて、眠ります。本日は287kmの走行距離でした。

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2011/05/01:日曜日、6時頃起きると雨は上がっていました。空はどんよりと曇っていますが、雨が降らないだけいいでしょう。
食事を済ませ8時頃に出発します。宮崎ICから高速へ入って、霧島神宮へ行く為に高原ICで降ります。神宮のお参りの前に、
近くに「さくらさくら温泉」があるので寄ってみます。ここは噂の泥パックの温泉で、つるつる肌の美人?になるらしいですよ。
頭に泥パックしたけど、黒々とした髪の毛が生えてくるかしら、もしかしてつるつるになっちゃうかも・・・ね。また、ここの
お風呂にナイロン製の「あかすり」が置いてあって、使ってみると泡切れもよくいい感じなんです。それ以降、自分のお風呂セッ
トにいつの間にか追加されることになりました。

霧島神宮は名前の通り霧の中、何か不思議な物を感じて手や頬がピリピリします。建物が工事中でしたが中へ入ってお参りしま
した。ここは噂通りのパワースポットで、すごい霊気があるみたいです。

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再び高速へ入って今度は延岡まで走ります。今では自動車道やバイパスが出来たので、市街地を通らずにすむので助かります。
延岡からは、国道218号線をどんどん山の方へ走っていきます。昔寄ることができなかった高千穂峡へ、遂にやって来ました。

見たかった真名井の滝や渓谷美を観賞します。遊歩道を何度も歩いて満足したら、今夜泊まる予定の「道の駅高千穂」へ行き
ます。ここはあまり広くなくて車が混んでいるので、何とか場所を確保したらレストランで食事をして、寝る準備が出来たら
やっと一息です。今日も無事で、お疲れさんでした。走行距離は335kmでしたので、走りましたねえ。

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2011/05/02:朝目覚めてみると、まわりは車中泊と観光客の車で一杯です。空いている場所が無いので、早めに出発しました。
今日は天気がいいので阿蘇のほうへ行ってみることにします。国道325・265号線を走って、JRの阿蘇駅まで行きました。
この駅、黒くて新しくてとてもかっこいいです。最近になってわかったのですが「ななつ星」という列車が訪れる駅らしいです。

天気はだんだん晴れてきましたが、阿蘇の山々は霞んでいます。どうも黄砂の影響らしく、遠くがくっきりと見えなくて残念です。
草千里はとても広くて遥か彼方まで続いています。とにかく阿蘇の中は道が良くて、気持ちよく走りながら景観を満喫しました。
一度阿蘇駅まで戻り、大観峰へ行ってみました。天気が良いので、ツーリングのバイクや乗用車でいっぱいでした。

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見渡す限りの広い世界を堪能したら、阿蘇に別れを告げて、次は熊本方面に向かいます。
熊本へ着いたらまずは熊本城へ行きます。お城の横の広い駐車場へ車を置いて城内を見学です。ここは昔、出張で一緒だった友人
に連れてきて貰った懐かしい場所、ふと、その時の彼の顔を思い出しました。彼は今はどうしているのでしょうか?

さて、今日の泊まりは何処にするか探しましたが、近くに道の駅がありません。まだ水前寺公園が見てないので、街を離れることも
できません。苦肉の策として、案内本で大きな駐車場のある立ち寄り湯を見つけました。朝まで営業しており、駐車場も広いです。
「ここへ泊まれるじゃん」というわけで・・、そうと決まればゆっくりお風呂に入り、食事をして久しぶりにビールも飲みました。
たまには、こういうのも悪くないですねぇ。満足満足、大満足。今日の走行距離は278kmでした。

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2011/05/03:さすがにここは静かでした。見つかる前に早めに出発して、水前寺公園に向かいます。駐車場に車を置いて、早朝の
公園をゆっくり見学します。昔ここで肥後象嵌細工をお土産に買ったことがあり今回も探してみましたが、古い物しかありません。
門前の商店街で「はやしのいきなり団子」をたべました。サツマイモが入っていて美味しかったです。またここのお母さんの笑顔
がとても素敵で、ポスターにもなっているそうです。わたしもワンショット、頂きました。

その後、島原半島へ渡るフェリーに乗る為に熊本港まで走りましたが、街からはとても遠く、なかなか着かないので焦りました。
ターミナルビルで乗船手続きを済ませて「あっ」と衝撃が走りました。「しまった、馬刺しを食べてなかった。」後悔山盛です。
すると、ターミナルの中の売店で馬刺しを売っているではありませんか。早速試食してから、自宅に宅配してもら事にしました。
これで思い残すことなく熊本を離れられます。しかし後で考えたら、自宅に帰る日を計算せずに送ってしまいました。

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島原から雲仙を通り、長崎の街へ入りました。この街は史跡の距離が近いので、観光するなら車より市電や歩いたほうが便利です。
あらかじめ調べておいた長時間定額の有料駐車場へ車を置いて、まず懐かしいJR長崎駅へ行ってみました。
若い頃にここから寝台列車に乗った、あのこじんまりとした長崎駅も、今は大きな建物が横に出来てとても賑わっている様子です。
現在の九州はモダンな姿の列車が走り、人気のある観光コースがたくさんありますもんね。時の流れは面白いですね。

街を歩いてめがね橋や中華街などを見てから、市電でグラバー園へ向かいました。ここにも懐かしい想い出がありましたが、今は
もう別の世界でした。想い出は想い出、現実の裏付けをしてはいけないと、今回の旅でつくづく思い知らされました。

さて今日のお泊りは何処にしましょう。この街も近くに道の駅が無いので、思い切って高速へ入り今村PAで泊まることにします。
長崎の街はもっとゆっくり見たかったのですが、これでさようならです。きっとまた来ます。今日の走行距離は123kmでした。

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2011/05/04:今日も祝日、6時に目覚めました。天気は上出来です。今日はもう一つの出張先、佐賀県の唐津へ行きます。
高速道路を多久ICで降りて、唐津の町に向かいます。まず街の外のバイパスを通って、絶対に登りたかった鏡山へ行きました。
この低い山は山頂が平坦になっていて、そこから麓の「虹ノ松原」が大パノラマで見えるという、不思議な絶景場所です。
山頂を少し散策しましたが、昔訪れた時はもっと柵が少なくて、ずっと先まで行けてスリルがあったような気がしましたけどねえ。

麓の立ち寄り湯へ寄って、さっぱりしてから唐津の町へ入ります。昔出張に来て一ヶ月間泊まった旅館福久家を訪ねてみました。
もう30年以上も前の事なので、知っている人はいませんでしたが、わたしはこの建物と玄関先の風景をしっかりと覚えています。

唐津城へも行ってみました。城は凛々しく堂々としています。休日で人が多く、また城内には藤の花が満開でとても綺麗でした。
帰り道では、「虹ノ松原」を通る際にダッシュボード上に一眼レフカメラをセットし、録画モードで走ってみました。
今それを見ると、懐かしい思いがよみがえる貴重な記録になっています。

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ここからも移動は高速道路、福岡の町を抜け北九州市の「めかり公園」を目指します。日が暮れる頃に関門橋の下のレストラン横
で、橋の写真を撮りました。橋脚の灯りがぼーっと煌くのは黄砂のせいです。欲を言えば、船が通る灯りが欲しかったですね。

JR門司港駅の方へも行ってみました。途中の広場では何かイベントをやっていて賑やかです。夜の門司港駅は情緒があって、と
てもフォトジェニックです。終着駅でまた始発駅、何か人生の唄になるような場所です。こういうのが・・・、いいんですよねぇ。

「めかり公園」の方へ戻って、今夜泊する場所を探します。少し下がった、海に面した公園に泊ることにしました。旅行も終盤に
なると、だんだん疲れが蓄積してきたみたいで、すぐ眠りに入ってしまいました。今日の走行距離は274km、まあまあですね。

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2011/05/05:夜中にエンジン音や人の声がうるさくて目が覚めました。休日で若者たちが騒いでいるようで少し移動しました。
朝になってみると、何故か車も人もぜんぜん居ません。昨晩のあれは何だったのでしょう?

門司港駅の方へもう一度行ってみました。今回は釣り人の車の間に停めて、歩いて辺りを見学します。ここは昔外国と貿易が
あって、当時の古い立派な建物がそのまま多く保存されています。建物にムードがあるので、ゆっくり散策すると気持ちがとて
も落ち着きます。
この辺り”門司港レトロ”というキャッチコピーで、取り残されたという環境を逆手にとった、素晴らしい観光の町おこしが成功
しています。また港には日本丸Ⅱ世が係留されており、美しい姿を見ることが出来ました。

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これで九州ともお別れです。門司ICから高速道路に入り中国自動車道を走ります。ここまで来たついでに、山口県の秋芳洞へ
寄ってみることにしました。ここも修学旅行以来の懐かしい場所、鍾乳洞とカルスト台地は記憶とあまり変わらない景観でした。

さて今度は本当に帰る事にします。帰りは四国へ渡るルートなので、山陽道へ入ります。広島を過ぎた辺りで、事故の為にノロノロ
の渋滞がありましたが、あとは順調で倉敷まで走ります。帰り道は遠くて、瀬戸大橋手前の鴻ノ池SA迄来たところで夜8時になっ
てしまいました。帰り道は無理をしないように心がけます。
今日はここで泊まることにします。本日の走行距離は380km、だんだん走行距離が増えて、明日は自宅まで帰る最終日です。

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2011/05/06:やはりSAはトラックのエンジン音がうるさいです。なるべく聞こえないような所へ停めましたが、無理でした。
後方の車で年配のご夫婦が食事の仕度をしていたのでお話を聞かせて貰うと、お二人で四国巡礼の旅をしているということです。
仲がよさそうで微笑ましい姿でした。皆さんも元気なうちに、いろいろ楽しんでいるんですねえ。

Dsd_5999_2今から瀬戸大橋を渡るので、動画を撮るための一眼レフカメラをフロントダッシュボー
ドにセットします。大きな橋を渡る時は結構迫力ある映像が撮れます。こういう有名な
建造物を通るときは動画で残しておくと、旅のいい思い出になります。

瀬戸大橋を渡って四国に入りそのまま走り続けます。そして大鳴門橋と明石海峡大橋を
通って本州へ渡ります。当時はこれらの橋の通行料が無料だったのでこんな贅沢な旅が出来ましたが、今ではとても負担の多いルートになってしまいました。

兵庫県に入ったところでナビの指示通りに走ったら、高速道路を降りてしまいました。
そして渋滞する首都高速を走って、再び吹田から名神高速道路へ入りました。今回このナビには、本当に苦労させられました。

知らない土地を走るには、ナビシステムはとても頼もしいツールですが、結論から言って「安物の機能には、がっかりした」事が
度々ありました。その為後日、カタログを検討してもう少し高性能な機種を購入し、取付工事もして、使い勝手が改善しました。

さて、あとは行く時と逆のルートで戻ります。最後まで油断せず気を張って、無事に自宅に到着するまでが旅行です。
家が近づくにつれて、だんだん見慣れた景色になってきます。自宅に到着したときは。ホッとして大きなため息がでました。
お疲れ様でした、自分に労いの言葉をかけます。今日の最後の走行距離はちょっと大目の467kmでした。

今回の旅は、若い頃に訪れた出張の地と、帰りに通った思い出のルートを走ってみましたが、泊まる場所はその都度探しました。
時期が春だったので、そんなに重装備ではなかったです。寝袋は用心の為冬用も敷いていきましたが、使わずに済みました。衣類
は寒い時は重ね着するつもりで多めに持っていきましたが、嵩張ることはなくコインランドリーを使用しなくても間に合いました。

長い旅も終ってみればあっという間で、走った距離は3636km、車中7泊でトータル9日間の行程でした。
長期間の車中泊旅は初めてでしたが、泊をする為のノウハウがまだないので苦労した部分はありましたが、宿泊場所が決まってな
い旅は、制限が少ないので今までとは違った旅行計画を立てる事で、それなりにおもしろいのではないでしょうか。

長い文章とたくさんの写真になってしまいましたが、この旅行記は、当時の日記と写真と走行記録を参照して作成しました。

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