2011.01.15:今回の北陸・飛騨方面は雪が降っているということなので、米原から北陸道経由で飛騨まで走ることにしました。
午後に出発。北陸道は登りが多いので軽自動車にはしんどいですね。ギアが一段落ちて高回転で走るので、燃費が悪そうです。
日本海が近くなると次第に風雪が強くなり、いかにも「雪国」って感じです。今夜の泊は日本海に面した尼御前SAです。
ここでは海からの風がめちゃくちゃに強くて、車が揺られます。何とか風をしのぐように、林の陰の駐車帯へ停めました。
2011.01.16:翌朝になっても風雪は吹き荒れています。日本海に面した所を走っていると、風にハンドルを取られます。オットット!
金沢西ICで降りて兼六園に向かいました。園内に入るとそこはたっぷりの雪、いい感じですねえ、こうでなくちゃあ。
時々薄日が射すこともありましたが、雪の兼六園を十分に堪能しました。
午後出発、北陸道から東海北陸道へ入るとまた雪がすごい、とにかく道路全体が真っ白で走るところがわからないんです!!。
不覚にもウインドウォッシャーを使ってしまったら、その水が凍って凸凹になりワイパーが乗り上げて拭いてくれません。
いつでも止れるノロノロの速度で、やっとひるがの高原SAに到着しました。まだまだ降り続く雪の中、今日はここで泊です。
前回シルクのシーツがあまり効果なかったので、今回はコールマンのフリースインナーを購入して、使ってみることにしました。
こちらは、シルクシーツより質量があって何となく暖かそうなので、期待できそうです。早速寝袋にセットしました。
内側から、フリースインナー - 二つ折り毛布- 冬用羽毛寝袋 - 足元に小毛布 - 夏用の寝袋の組み合わせ。
寝袋関係にだんだん毛布が増えていきます。固定方法を模索中ですが、枚数を使用すればその分しっかりと暖かいです。
寝る時にはダウンジャケットを着れば、フリースインナーの効果もあって、外が-7℃でも寒くて困ることはなかったですねえ。
2011.01.17:翌朝、昨晩夜中に何かうるさいなと思ったら除雪車だったようで、自車の周囲以外は綺麗に除雪されていました。
そしてなんと車の上には、20㎝ほど雪が積もっていたのでびっくり。ワイパーを立てておけばよかったです。
この雪を下ろすのがまた苦労で、手が届かないんです。手袋をはめて袖まで雪まみれになりました。軽自動車でも結構大変です。
この後、南に走って中央道へ入る頃には雪は嘘みたいに消えてしまい、そのまま諏訪湖経由で富士山の方まで行きました。
ちなみにこの日、中央道は通れましたけど東名高速道路は積雪の為、所々の区間で通行止めだったそうです。
さてこの大雪体験後の改善項目は、雪用のワイパーを購入しました。ただし、この品物は積雪地方にしか売っていませんでした。
更にフロントガラスにシリコン系の撥水剤処理をして、水や雪が付き難い様にしました。これは友人からのアドバイスです。この組み
合わせにより、あの大雪の時の見難さが嘘のように綺麗に拭いてくれるので、降雪の中を安心して走ることが出来るようになりました。
また車の上の雪下ろしが出来るように、柄が伸縮する「雪かき」を購入し配備しました。これで屋根の上の雪も降ろせます。
あの日以降、これほどの大雪は体験していませんが、今思えば緊張もしたけれど、初めての経験にワクワクもしましたねえ。