斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

公立3高専との連携協定締結式

2015年02月23日 17時44分32秒 | 長岡技術科学大学の広報
本日、長岡技術科学大学と東京都立産業技術高等専門学校、大阪府立大学工業高等専門学校、神戸市立工業高等専門学校との間で包括連携協定に関する協定の締結を行いました。

それぞれの校長、副校長をお迎えして、朝9時から行いました。


締結書をもって記念撮影です。バックボードに3高専のロゴと本学のロゴを組み合わせました。事務局の徹夜の作業か?というくらいあっという間に出来上がっていました。こういうところのちょっとした心配りに感心しました。


取材陣も詰めかけて、協定に則ったこれからの活動予定などについて質問がありました。


そのあと、今後の具体のアクションについての意見交換ならびに、学内の見学をしていただきました。

関東地区高専校長と学長との懇談会

2015年02月22日 23時23分39秒 | 長岡技術科学大学の広報
関東地区高専校長と学長との懇談会という題目で、東京高専、木更津高専、茨城高専、小山高専、群馬高専、都立産技高専、サレジオ高専の校長、副校長をお招きして懇談会を開催しました。


学長の挨拶の様子です。


懇談会では、本学のスーパーグローバル事業、高専との新しい教育研究連携構想などが紹介されました。各校長先生からは、本学に対する要望などが出されました。

NHK時論公論より

2015年02月21日 15時38分17秒 | 長岡技術科学大学の広報
NHKの時論公論で、水素技術が取り上げられました。

時論公論 「日本は水素で世界をリードできるか」というタイトルで、まさに私の研究室で行われている技術と周辺の技術が取り上げられていました。

日本が水素で世界をリードすることができるか、ということですが、まさにそうならなければなりません。

私の研究室でもっとも大きな仕事が、水素吸蔵炭素の開発です。
現在開発中の素材を使えば、700気圧で貯蔵しなければならない水素を50気圧程度で貯蔵することができます。貯蔵にかかるコストは同程度かやや高くなっても、圧力が700気圧という途轍もない高圧よりは50気圧というどこでも扱える程度の圧力となって安全性が飛躍的に向上すれば、それだけ普及の壁が低くなります。

水素炎を使ったセラミックス厚膜の合成では、CO2排出のない製造方法でセラミックスコーティングを行うことができます。本研究室では水素を貯める研究ばかりでなく、おそらく大学内で最も水素を消費する研究もやっているのです。

また、水素燃料電池セパレータも共同研究で実施していますし、健康ブームにより消費が伸びている水素水中の水素の微量定量もやっています。どうやったら、水素がサプリメントから放出されるか、などの反応設計もお手の物です。本物の水素サプリを提供することができます。

高圧水素から微量水素まで、水素に関するノウハウの集大成の研究室ですので、そういった意味でも時論公論 「日本は水素で世界をリードできるか」はみなさんに関心をもっていただきたい内容として推薦したいと思います。

赤十字救急法講習会1日目

2015年02月21日 11時12分37秒 | 赤十字
今日は赤十字救急法講習会の一日目です。


朝9時に受付が始まり、9時半から学科講義を行いました。
今日は、赤十字救急法について、手当の基本、一次救命処置を講義しました。

救急法の第一は、自分自身の安全を確保することです。それから傷病者の手当てに進みます。ここに赤十字の明確な意思が表れています。
自分自身の安全を確保できるかどうか確認してから救助にかかります。安全が確保できなければ、通報に専念します。たった一言ですが、現場での難しい判断の基本がここにあります。

10時45分から実技が始まりました。こんな感じで行われています。手当の基本で、傷病者の観察を行っているところです。


なお、この講習会は毎年長岡技術科学大学で行われていたのですが、今年から中央公民館(旧長岡市役所)が使用できるようになったため、こちらを使っています。30名近い受講者が集まりました。