斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

大手門のお堀を泳ぐスイマー

2010年12月03日 12時55分54秒 | その他
昨年、冷水着衣泳の実験をしました。11℃のプール水に着衣状態で背浮きを行い、生体反応などを調査する実験です。もちろん、学内の倫理委員会の承認を受けて、救助、医療体制をしっかりと組んでおこなっています。でも、目の前でいくら暑い東京とはいえ、お堀で泳いでいる?この子たちを見ると、「実験するまでもないよ」といっているようなものですね。「いやいや、人間はおまえたちのように強くないのだよ、だから生き延びる知恵をつけなければならないのだよ」とテレパシーを送りました。もちろん、向こうにとってみれば私などいないもどうぜんだから、なにも感じなかったでしょう。

これから、高専機構、豊橋技科大、長岡技科大の三者合同協議会です。この3つの機関が組んでしっかりやれば、日本のものづくり技術を引きつぐ次の世代をきちんと育てることができます。もちろん、これまでも輩出してきました。





着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm

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