真っ赤なバラの花束が職場に届けられました。お相手は私の隣に座っているケティーさんです。前夫からの贈り物で、どうやら撚りが戻りそうな気配、と思っていたら、もう再婚のスケジュールが決まっていて、ラスベガスでの再婚式です。こちらの男性は意気というか大胆、それを受ける女性も勇気がいるでしょうが、よくやりますよ。でも、前夫との空白の期間は相当に長く、何人かの子供さんもすでにいるようで、再婚後も週末にその子供さんが家に来たりで、複雑そうに見えるのです。これは日本人の感覚かもしれません。ですからケティーさんは、金曜日になるとご主人と別の女性との間にうまれた子供さんがやってくるので、なにやら忙しい様子です。
アメリカ人の生活様式、特に愛、恋に関する様子をみていると、信じられないことが多いのです。(アメリカ人に限らず、最近の日本もそうなのかもしれませんが)先日、恋人と別れ住まいを変え生活に困っているアメリカ人にみんなでハウスウォーミングの協力をしたのですが、もう、別のパートナーとお手手を繋いで会社の行事に登場です。「あれ、もうできちゃったの??」どこで、どうして見つけるのでしょう。かと思うと、7年前にパートナーと別れそれ以後は一人での生活をつづけていて、もう50才を前にしときめくような恋は諦めていたのが、突然1?年前の人と再会、外観スタイルはとても素敵だが、何かいまいち近寄り難い存在の人が急に接近、燃え出した恋の炎。止まらない、でも心配、いつまでこの幸せが続いてくれるのやら。そんなアメリカ人の恋、どう思います??ご馳走様です。
日本ではパチンコ、アメリカではビンゴでしょうか。それも女性がかなり入れ込んでいるようです。会社の従業員の中にはこれが副業だという言う兵もいて週末はビンゴで狂っているようです。「先週は400ドル取られたが、今週は1000ドル取り返した」なんて、会話が飛び交っています。単なる賭け事ですが、一喜一憂しています。どこの世界でも賭け事はあるようですね。会社での行事でもこのビンゴが必ずあり、商品を貰って行きます。会社のビンゴは賭け事ではなく、単なるお遊びで、くじのようなものです。
こちらでいまいち解らないのが、ルームメイトという、家なり部屋を他人とシェアーする方法です。従業員の一人がそれで最近お悩み状態です。彼は年上68歳の女性とルームメイトで彼女の家に月400ドルの家賃でルームメイトと同居しているのです。どうも聞くとその家主はモトカノで数年前からはただの友達関係になっているそうです。最近のその彼女に新たなボーイフレンドができたのか、どうやら今のルームメイトに出て行ってもらいたいのか、何かに付けて行動にいちゃもんを付けて来て自由を制限しているとのこと。夜は早く帰れとか、外泊はいけないとか言っているようです。入れ物の家が彼女所有であるだけに強気に話しかけてくるそうです。メイトと言っても家賃を毎月払っているので、ある程度の権利を主張して頑張っているのですが、どうなることやら。慣れない日本人にはよく解りません。