一般病棟に移って4日目、友人は肺炎という診断で治療を続行中ですが、容態の劇的な向上は見られず、むしろ私達看護をしている会社の人間にとっては、「診断が間違ってるのと違うか?」とか「病院を変えた方がいいのとちゃうか」の発言がでるような状況です。ER初日から比べると良くはなっているのでしょうが、点滴をしていても目に見えた改善が無く、依然として頭痛を、約4時間のインターバルで訴えるのです。今夜も3時間の付き添いをしたのですが、処方量の半分の鎮痛剤では効かず、上限一杯の合成モルヒネを注入したのです。その影響か話す言葉が一寸妙で、ならば病人だから静かに寝ておればいいのに、付き添いになんだかんだと話しかけてくるのです。明朝から午前中一杯当番で付き添いなのですが、会社のアメリカ人の間では、「中国によってきたので鳥ウイルスと違うか?」との言葉もチラホラ出てきています。
多くの人は健康の理由からカフェインの入っていないコーヒーを選択するでしょう。でも最新の研究ではそれはコレステロールの値を下げようとしている人にとっては愚かな選択であるようです。アトランタにある二つの研究機関がカフェインの入っていないコーヒーはLDLもしくは悪いコレステロールの値を増加させると助言しています。187人のボランティアを使った研究成果が今週水曜日ダラスで行なわれたアメリカ心臓委員会の会合で発表されました。研究者達はボランティアを3つのグループ、カフェイン入りのコーヒーを一日3杯から6杯飲むグループと同量のカフェイン無しコーヒーを飲むグループそしてまったく飲まないグループに分けました。3ヶ月後に血中のインスリン、グロコーズ、その他の主たる危険要素のレベルを見たところ3つのグループに際立った違いは見つけられませんでした。しかし、LDLコレステロールの生産を促進する脂肪酸には、他の2グループと比較してカフェイン無しコーヒーを飲むグループでは18%の増加を見たのです。
サンフランシスコ当局によれば火曜日の夜のローリングストーンズコンサートでは過大な音量で耳を覆わなければならなかった、との事。近所の家々の床や窓は震えっぱなしだったそうです。住人のひとり、テッド・ワインスタインさんは、ローリンスグトーンズの芸術的な判断云々でなく、「あいつらの音楽をとやかく言う年齢ではないが、あいつらの音はうるさ過ぎる」と語っています。市環境委員会の専務ボブ・デイビスさんによれば、日曜日、ストーンズの演奏が始まるや否や抗議の為に電話は鳴りっぱなしでした。公演会場のSBCパークを管理する野球チームジャイアンツのオフィシャルによれば、ショーの始まる前彼らは音量のレベルを下げたと言っているのです。
このところ中西部と南部をトルネードが猛威を振るって通り過ぎて行きました。今週の水曜日にも通年よりも遅く竜巻が襲ってきました。ストーム予報センターによればこの時期のトルネードは先例がないわけではなく、むしろ11月はトルネードの第2の季節と言ってもいいそうです。「春の裏返し(ミラーイメージ)です」との事。トルネードは春に、暖かい空気が北に上っていって冬の冷たい空気が残っているところでぶつかり、発生するのです。11月はちょうどこれの反対の現象が起きて、寒冷前線が南に下がり、夏の残っている熱い空気との間でぶつかりあい発生するのです。