訪問日 令和3年6月9日
田沢湖
私の旅では好んで湖を訪れるということはほとんどない
初めて訪れる田沢湖の知識といえば日本一深い湖という程度だ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2f/cb9501231a2aa8d3a01d7e0b684ca54b.jpg)
漢槎宮(浮木神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f3/1e172b2676efc614ad08b72ad01e2238.jpg)
漢槎宮(かんさぐう)は浮木神社(うききじんじゃ)とも言い、田沢湖畔の潟尻に立つ社殿
流れついた浮木(大木が湖面から2メートルぐらい顔を出し、斜めに水底に深く消えている流木)を祭ったものといわれている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/08/b4a9c30e8ed02595907e5cdf9951bfff.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/3f/31e7a804c82e66656ddb278d8170c64a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/60/aadd433e60c7680c5b52aca5624146f3.jpg)
若い女性が楽しそうに魚に餌を投げスマホで撮影している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cc/93ed4b0fc40ae3c9694227e47f569ba7.jpg)
湖面を見るとウグイが餌を求めて集まってくる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/2d/d93e7dc2897e900fc1090ad3ad5531c0.jpg)
辰子像(舟越保武 作)
知人からラインで1枚の画像が送られて「何処にある、何という像か」と質問された
見たこともない像で答えることができなかった
それが、田沢湖にある、この辰子像だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f5/d71084357ec9ce34079e3ca4fc009628.jpg)
質問者が大学の後輩ということもあり悔しい思いが倍増
普段の私なら目的地にならない湖だが、その像を確かめたくて訪れた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1c/92fa9a7ecdf11717553f3584e98189fb.jpg)
「たつこ姫伝説」
まれにみる美しい娘 辰子はその美しさと若さを永久に保ちたいものと、密かに大蔵観音に百日百夜の願いをかけた
満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」とお告げがあった
泉の水を手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、ついに腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けた
時が過ぎ、気がつくと辰子は大きな龍になっていた
龍になった辰子は、田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d4/6014f70b0b5054bb010043260d06049d.jpg)
御座石神社
辰子像から数キロ離れた場所にある
途中、餌やりをしていた2人の女性が先を争うようママチャリをこいでいた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/3e/6a0d0edaf4f761de5be11480f49a75cb.jpg)
社名は、慶安3年(1650年)に秋田藩主 佐竹義隆が田沢湖を遊覧した際、腰をかけて休んだことに由来
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a1/4b981fb99a45fbe09f4e61a4ffdd3221.jpg)
北海道に住む私としては摩周湖が日本一美しい湖だと思っている
だが、田沢湖の湖畔から眺めるこのコバルトブルーの湖面の美しさは感動する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f0/a19658306eaa1d5374badab50dbf459b.jpg)
田沢湖は円形で直径は約6km、最大深度は423.4mで日本第1位(第二位は支笏湖、第三位は十和田湖)、世界では17番目に深い湖
過去には隕石クレーター説なども検討されたことがあるが、調査の結果、180万年前から140万年前の爆発的噴火によるカルデラとの説が有力
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/18/24fa0daf28c34eba197bde25a587f09c.jpg)
古くから漁業が行われ、正徳5年(1715年)には固有種であるクニマスに関する最古の記述があり
久保田藩主の佐竹氏および分家の佐竹北家(角館佐竹家)の献上品として利用されてきた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/83/bd0d663754a277e47037f0ca5f68e813.jpg)
餌やり、ママチャリの元気のいい女性が一番景色の良い場所で佇んでいた
動く気配がなかったので声を掛けてみた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/de/34e54d3bce7e81f296f46e85d644272e.jpg)
「後ろ姿を撮らせて下さい」と
写真が気に入ってくれたようで、彼女たちのスマホでも撮って欲しいと依頼された
会社の同僚だという2人、底抜けに明るく笑顔が素敵だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/9a/a0ef2ae33e643298dde0912a16df80f7.jpg)
御座石神社(ござのいしじんじゃ)周辺には、この「辰子姫伝説」にちなんだ名所が多く残されて
辰子が飲んで龍となった「潟頭の霊泉」、辰子が姿を映した「鏡石」などの名所もある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/94/c5e4ac7309fce56a7a20dcfba80bb8ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b1/03d0b7953dbcc1f4451b1f07c168d478.jpg)
茅の輪(茅草で作られた大きな輪)は、正月から6月までの半年間の罪穢を祓う夏越しの大祓に使用される
それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるいわれている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a4/cae3e41fa956d6777eab443a7b2f0a85.jpg)
拝殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/16/9deddc3a1c9b3507646affd03e0a39b1.jpg)
扁額には社号の「御座石神社」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/50/36a7805d0268e0e9a6222d0b0a3bd091.jpg)
美貌成就の神社の神社でもある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/58/353287deb5e38749d2abf0b0cbe20c15.jpg)
神社によって特色があり面白い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/51/ce828ad3ec820f6f1d524ada4fd3c5dd.jpg)
「たつこ姫像」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d5/38154393b236bcc2a390d04767411d52.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/1f/fbd26c5b970bcb9f6dd680da57370256.jpg)
拝殿からの眺望
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f5/f404e0294abe9d2a1156c229387b52e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/66/8ed75b1900fb7352ab57a577142ed7cb.jpg)
撮影 令和3年6月9日
田沢湖
私の旅では好んで湖を訪れるということはほとんどない
初めて訪れる田沢湖の知識といえば日本一深い湖という程度だ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2f/cb9501231a2aa8d3a01d7e0b684ca54b.jpg)
漢槎宮(浮木神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f3/1e172b2676efc614ad08b72ad01e2238.jpg)
漢槎宮(かんさぐう)は浮木神社(うききじんじゃ)とも言い、田沢湖畔の潟尻に立つ社殿
流れついた浮木(大木が湖面から2メートルぐらい顔を出し、斜めに水底に深く消えている流木)を祭ったものといわれている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/08/b4a9c30e8ed02595907e5cdf9951bfff.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/3f/31e7a804c82e66656ddb278d8170c64a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/60/aadd433e60c7680c5b52aca5624146f3.jpg)
若い女性が楽しそうに魚に餌を投げスマホで撮影している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cc/93ed4b0fc40ae3c9694227e47f569ba7.jpg)
湖面を見るとウグイが餌を求めて集まってくる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/2d/d93e7dc2897e900fc1090ad3ad5531c0.jpg)
辰子像(舟越保武 作)
知人からラインで1枚の画像が送られて「何処にある、何という像か」と質問された
見たこともない像で答えることができなかった
それが、田沢湖にある、この辰子像だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f5/d71084357ec9ce34079e3ca4fc009628.jpg)
質問者が大学の後輩ということもあり悔しい思いが倍増
普段の私なら目的地にならない湖だが、その像を確かめたくて訪れた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1c/92fa9a7ecdf11717553f3584e98189fb.jpg)
「たつこ姫伝説」
まれにみる美しい娘 辰子はその美しさと若さを永久に保ちたいものと、密かに大蔵観音に百日百夜の願いをかけた
満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」とお告げがあった
泉の水を手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、ついに腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けた
時が過ぎ、気がつくと辰子は大きな龍になっていた
龍になった辰子は、田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d4/6014f70b0b5054bb010043260d06049d.jpg)
御座石神社
辰子像から数キロ離れた場所にある
途中、餌やりをしていた2人の女性が先を争うようママチャリをこいでいた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/3e/6a0d0edaf4f761de5be11480f49a75cb.jpg)
社名は、慶安3年(1650年)に秋田藩主 佐竹義隆が田沢湖を遊覧した際、腰をかけて休んだことに由来
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a1/4b981fb99a45fbe09f4e61a4ffdd3221.jpg)
北海道に住む私としては摩周湖が日本一美しい湖だと思っている
だが、田沢湖の湖畔から眺めるこのコバルトブルーの湖面の美しさは感動する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f0/a19658306eaa1d5374badab50dbf459b.jpg)
田沢湖は円形で直径は約6km、最大深度は423.4mで日本第1位(第二位は支笏湖、第三位は十和田湖)、世界では17番目に深い湖
過去には隕石クレーター説なども検討されたことがあるが、調査の結果、180万年前から140万年前の爆発的噴火によるカルデラとの説が有力
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/18/24fa0daf28c34eba197bde25a587f09c.jpg)
古くから漁業が行われ、正徳5年(1715年)には固有種であるクニマスに関する最古の記述があり
久保田藩主の佐竹氏および分家の佐竹北家(角館佐竹家)の献上品として利用されてきた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/83/bd0d663754a277e47037f0ca5f68e813.jpg)
餌やり、ママチャリの元気のいい女性が一番景色の良い場所で佇んでいた
動く気配がなかったので声を掛けてみた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/de/34e54d3bce7e81f296f46e85d644272e.jpg)
「後ろ姿を撮らせて下さい」と
写真が気に入ってくれたようで、彼女たちのスマホでも撮って欲しいと依頼された
会社の同僚だという2人、底抜けに明るく笑顔が素敵だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/9a/a0ef2ae33e643298dde0912a16df80f7.jpg)
御座石神社(ござのいしじんじゃ)周辺には、この「辰子姫伝説」にちなんだ名所が多く残されて
辰子が飲んで龍となった「潟頭の霊泉」、辰子が姿を映した「鏡石」などの名所もある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/94/c5e4ac7309fce56a7a20dcfba80bb8ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b1/03d0b7953dbcc1f4451b1f07c168d478.jpg)
茅の輪(茅草で作られた大きな輪)は、正月から6月までの半年間の罪穢を祓う夏越しの大祓に使用される
それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるいわれている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a4/cae3e41fa956d6777eab443a7b2f0a85.jpg)
拝殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/16/9deddc3a1c9b3507646affd03e0a39b1.jpg)
扁額には社号の「御座石神社」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/50/36a7805d0268e0e9a6222d0b0a3bd091.jpg)
美貌成就の神社の神社でもある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/58/353287deb5e38749d2abf0b0cbe20c15.jpg)
神社によって特色があり面白い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/51/ce828ad3ec820f6f1d524ada4fd3c5dd.jpg)
「たつこ姫像」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d5/38154393b236bcc2a390d04767411d52.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/1f/fbd26c5b970bcb9f6dd680da57370256.jpg)
拝殿からの眺望
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f5/f404e0294abe9d2a1156c229387b52e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/66/8ed75b1900fb7352ab57a577142ed7cb.jpg)
撮影 令和3年6月9日