今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

屏風山 鎮国寺(福岡県宗像市吉田966)

2023年07月19日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年5月21日

屏風山 鎮国寺
宗派は真言宗御室派で別格本山
創建は大同元年(806年) 開山は空海(弘法大師)
昔は宗像大社の神宮寺であった

仁王像
九州に入ると(感覚的に)仁王像は石造りで野ざらしが多い






境内






このような可愛い置物もある



手水舎



文殊堂



堂内の仏像






ぼけ封じ いきいき観音



地蔵堂内部









大師堂



木食上人座像
木喰(もくじき)とは、米殻を断ち、木の実などを食べて修行することをいい、そのような僧を木喰上人と呼ぶ



鎮国寺の子院「華蔵院」の清算法師



貞享元年(1684年)に入定



弘法大師
空海が遣唐使船で唐に渡航中に大暴風雨に遭遇した際に、海の守護神・宗像三神などに祈誓を込めたところ、波間に不動明王が現れた
右手に持っていた利剣で波を左右に振り払い、暴風雨を静め、空海は無事に入唐することが出来たという



その後、長安(現在の西安)に於いて青龍寺の恵果和尚より真言の秘法を授かる
大同元年(806年)に博多に到着し帰国すると、まず宗像大社に礼参した



奥の院岩窟において修法を始めたところ、「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」とのお告げがあった
一宇を建立し、「屏風山鎮國寺」と号した



薬師如来像
鎮国寺の子院「華蔵院」の本尊









本堂<五仏堂>(宗像市指定文化財)
慶安3年(1650年)藩主 黒田忠之により再建






五仏(福岡県指定文化財)
中央の三仏(左から薬師如来・大日如来・釈迦如来)は空海作と伝わる



おみくじ掛け



境内には多様な花木が植えられており「花の寺」とも呼ばれている
その花に蝶が蜜を吸いにやって来る









護摩堂



護摩堂内部






中央の厨子に4月28日のみ開帳される、秘仏「身代り不動明王立像(重要文化財)」






シャボン玉が境内を舞う



武丸正助像
勤勉実直の人で両親をいたわり、上を敬い、近隣と親しみ、生類にまであわれみをかける
その篤行は広く余に知られた



下駄と草履は雨を予想する父と晴れると思う母の言い分を聞き、片方ずつはいた姿



撮影 令和5年5月21日
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