今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

岩国城(山口県岩国市横山)

2013年07月16日 | 

 
岩国城の歴史
慶長6年(1601)吉川広家がこの地に赴任した。広家赴任と同時に岩国城の築城が開始。
麓に平時の居館となる「土居」と、戦時の城「横山城」が横山山上に築かれた。
築城には8年の歳月が費やされ、まず翌慶長7年(1602年)に土居が完成した。
土居完成とほぼ同時期に横山城の築城が開始され、慶長13年(1608年)に竣工した。本丸には4重6階の唐造りの天守が建造された。
しかし、完成からわずか7年後の元和元年(1615年)に幕府の一国一城令により横山城が破却され廃城となった。


現在、山上と吉香公園のある山麓はロープウェイで結ばれている。



山上までの道脇には石垣や堀の遺構がある。



10分程度歩くと城の天守閣が見えてくる。



1962年、本丸南側に「天守構造図」という絵図を元に鉄筋コンクリート構造によって復興天守が建てられた。
本来の天守台は約30m離れた本丸北側にあったが、麓からの見栄えを重視して建設された。
現在見られる、天守台は平成7年(1995年)に発掘復元されたものである。










城下と城を隔てる錦川には錦帯橋が架けられ、特徴的な景観を作り出している。
城下町はこの錦帯橋の道筋を基準に整然と整備された。







撮影 平成25年5月21日

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