goo blog サービス終了のお知らせ 

今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

三縁山 広度院 増上寺 その2(東京都港区芝公園)

2017年03月04日 | 神社・仏閣
最初に訪れたのが火曜日で「増上寺宝物展示室と徳川将軍家墓所」が休館日であった
宿舎に戻り気持ちがすっきりしなかったため、翌日再訪することにした
宝物展というのでかなり期待していたが「お宝はこれだけですか」と係の人に尋ねてしまった

鐘楼堂



この日は天気が良く、前日には薄暗くて見えなかったため、見逃してしまった部分を撮ってみた



宝物展示室から出ると隣にある安国殿前の広場から炎が見えた
古くなった仏壇を「仏壇閉眼供養式」後に「お焚き上げ」をして供養している



年に1回実施しているようだが、運良くその日に出くわすことができた



徳川将軍家墓所「鋳抜門」
増上寺は上野の東叡山寛永寺(天台宗)と共に徳川将軍家の菩提寺
「鋳抜門」は旧国宝で、もと文昭院殿霊廟(六代将軍 徳川家宣公)の宝塔前『中門』であったもの



左右の扉に5個づつの葵紋を配し、両脇には昇り龍・下り龍が鋳抜かれている






墓所「鋳抜門」の横にある小さな入口から墓所に入る
昭和20(1945)年3月10日に北廟被災、5月25日に南廟被災と二度にわたる空襲直撃でほとんどが焼失、南北に配していた墓所は一か所にまとめられ現在地に改葬された

二代秀忠公・崇源院(二代秀忠公夫人 江)



秀忠公とお江の方の墓。説明を聞くと夫婦揃ってというのは珍しいとのこと



六代家宣公



七代家継公



九代家重公



十二代家慶公 



十四代家茂公



皇女和宮(十四代家茂公夫人)



団体客のガイドの説明によると「葵と菊」の紋が刻まれている



合祀塔



女性グループに説明する寺の僧。説明も簡潔で話しも実に面白い



墓所から東京タワーがはっきり見える。私の世代では東京のシンボル、淡い思い出もある



幕府の財政状況によりお墓が豪華になったり、質素になったりしているという
皇女和宮の墓は何故か惹きつけられる



墓所側からの「鋳抜門」 



「鋳抜門」を背に墓所を撮る



撮影 平成28年11月9日
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする