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今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2017年秋 車中泊による放浪の旅 その4

2017年09月28日 | 車中泊
放浪の旅 その4
昨夜、突然携帯に着信があった。旅行中の深夜と早朝の電話には不吉なことが多いが、フェリーで知り合った男性からだった
電話の奥から楽しそうな声が聞こえてくる。行きつけのバーからかけているとのこと
別れて3日しか経っていないが出逢いを大切にしてくれていることが嬉しかった

道の駅「近江母の郷」
着いたら駐車場は満車、近くに施設があるがどこまでが道の駅の駐車場かわからず、間もなく空いた場所に駐めることにした
強い雨風と隣に駐まっている車のエンジン音に加え、前日寝違えた首と持病の背骨の痛みも加わり、眠りにつくことができない



渡岸寺観音堂
時々お顔を拝見したくなる仏像がある。渡岸寺観音堂の国宝「十一面観音像」もその一つだ
数年前にフェリーで知り合ったご夫婦から、日本で一番美しい観音様と紹介され今回で4回目の拝観になる



姉川の戦いの際、土中に仏像を埋め難を逃れたという



この日私が最初の拝観者ということもあり、堂内から丁寧に説明をしていただいた
12年間続けてきたガイドも80歳が定年で3月か9月で辞めなければならないと話してくれた
眺めていても飽きない仏像、2時間近く長居してしまった



西福寺
道の駅に置いてあったパンフに主要堂宇は重文という記載に気持ちが動いた



堂内の撮影も制限がないということで喜んだが、堂内は暗く撮影には厳しすぎる条件である
写真は普通に写っているが、肉眼ではどうなっているのか全くわからない



この廊下も重要文化財



後陣の襖絵



羽賀寺
朝から断続的に雨が降っているが、気分は最高。過去に訪れたことのある寺で気持ちがよかった寺を最後に選んだ
拝観前に鐘を撞くといいらしいので大きな音で2回撞いた



堂内には重要文化財の「十一面観音像」が安置されている。堂内や仏像などの説明は担当の女性が心に響く美しい声で
帰り際にお寺を撮るのが好きだと話すと、この場所がいいですよと個人では入ることの出来ない場所に案内してくれた

 
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2017年秋 車中泊による放浪の旅 その3

2017年09月27日 | 車中泊
放浪の旅 その3
暑さで寝苦しく夜中に何度も目が覚める
朝起きると首が痛く回らない。借金はないので寝違えたか

道の駅「志野・織部」
道の駅の洗面台も陶器という豪華さ。顔を洗っても気持ちがいい



正法寺
最寄りの観光地で検索すると、日本三大大仏がここにあるとでてきた
200円の拝観料で大仏殿に入る



ストロボを使用しなければ撮影できる。仏像を撮影する機会はあまりないので嬉しい



首が痛く上を向くのも困難な状態。固い体を反らしながら撮ったが、思い出に残る寺となった
バッチグーとOKサインをもらったような気がした



崇福寺
本能寺で自刃した織田信長父子の墓と位牌を祀っている廟所がある



堂内の展示物も素晴らしいが、その中でも信長直筆の「雪月花」が心に残った



善光寺
駐車場をお借りした



伊奈波神社
じゃらんの人気スポット2位の神社。神社でこのような大きな門は初めてかも知れない



調べてはいないが格式のある拝殿だ



神橋



神馬。天皇賞の馬券的中の予感
 


関ヶ原古戦場
違うところを目指していたが、道路脇の案内を見て急遽目的地を変更した
これまで何度か近くを走ったことがあるが、訪れたのは初めてである



石田三成と島左近の陣地から眺めた。写真左下の小さな旗が立っている場所が主戦場
想像していたよりもかなり狭く開戦から6時間で決着したこともうなずける



周辺には徳川の陣地もあったが雨天と道路幅に不安があったため止めることにした
それにしてもこの狭い場所で日本の歴史が変わったとは信じがたい

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2017年秋 車中泊による放浪の旅 その2

2017年09月26日 | 車中泊
放浪の旅 その2
昨夜は深夜になっても車内の温度は下がらず裸で睡眠
朝は5時前に目が覚め、ネットにて本日の行き先を考えた

道の駅「瀬戸しなの」
一度利用したことがあると思っていたが、記憶違いか。
種類豊富なできたてパンを販売しているコンビニも隣接されていて便利である



多治見市モザイクタイルミュージアム
朝起きて、最寄りの観光地で検索。若い女の子のブログを見てここに行こうと決めた
この外観に誰もが驚く



ここが入り口だが本当なのか疑ってしまう



4階から1階に観覧するようになっている。4階では館長に話しかけられ説明を受けた
プロのカメラマンも撮影に来ているそうだ。皇室の真子様も来館されたそうだ



若い女の子のSNSにより開館して1年数ヶ月で来館者20万人を超えの人気スポットになっている
来館者の9割は女性、腹の出た初老の男性はほとんどいない。各階で係の人に話しかけられ親切にされたのはそれか……
居心地がよく2時間も長居をしてしまった



神言修道会 多治見修道院
日本で唯一ワインを生産販売している修道院ということに興味を持った



宗教は違うがマリア像は特別だ。一瞬だが心が清らかになるような気がする



マリア像の場所を教えてくれた老人に墓地も観光地になっていると教えてもらう。
帰りに売店で白ワインを購入した



永保寺
たぶん今回が4回目になる永保寺。2年前に3時間話しをしてくれた老人に再開できれば嬉しいと思い訪ねた



何と目の前にその老人が絵を描いていた



もちろん私の事など覚えていなかったが、このあと長時間話を聞かせていただいた
国宝の開山堂を描いている間、10分ほど時間をいただいて周辺の写真を撮ってきた



戻ってみると、すでにここまで描かれていた。兎に角速い



89歳、陶芸家で人間国宝の荒川豊蔵の弟子。いい話をたくさん聞くことができた
知り合いの画家にこの話を伝えなければならない

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2017年秋 車中泊による放浪の旅 その1

2017年09月25日 | 車中泊
放浪の旅 その1
9月25日午前10時30分定刻にて名古屋港着岸
2日間の船旅、いつもの2等和室。今回も40~60代の大阪に住む3名の男性がそれぞれ北海道へ1~3ヶ月の旅を終え帰宅するという船に乗り合わせた
当然のように話は楽しく、あっという間に時間が過ぎた。互いに携帯電話番号を交換して別れた

日泰寺(にったいじ)
寺の名前に興味を持ち最初に訪れることにした
この寺はタイの国王から日本に贈られたお釈迦様のお骨をお祀りするために、日本仏教全宗派が建立した寺が日泰寺



明治37年の建立で、美しい塔が青空に映える



「にっ・たい」は日本国とタイ国からきている



興正寺
ここは2回目になる。前回は大雨で重要文化財の五重塔が満足に撮れなかったのと、完成前の大仏がどうなっているのか気になっていた



こうなっていたとは想像がつかなかった。実に美しい顔で金ピカでなかったのが嬉しい



今日の名古屋の最高気温は29度、北海道の真夏の気温で軽い日射病になった



今回は奥の院まで足を伸ばしたが、帰り道がわからなくなり中京大学の学生に案内してもらった






龍泉寺
ここは初めてと張り切って車を走らせてきたが駐車場に見覚えがある
さらに、仁王門を見て確信した。ここには来たことがあると…



最近、馬券が絶不調で誠に不謹慎ではあるが念入りに手を合わせた



仁王像が重要文化財と勘違いし撮っていたが、清掃をしていた男性に尋ねると仁王門の方が重要文化財とのこと



本堂に貼られていた言葉

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その17

2017年05月26日 | 車中泊
道の駅「うみてらす名立」
まさに、道の駅の名に恥じぬ綺麗な夕日だった。水平線に陽が沈むまで見ていたら、目がおかしくなってしまった



夕日を見ていたらいつのまにか食堂が閉まり、夕食は家から持ってきたインスタントラーメン
途中、コンビニに寄らなかったため朝食は冷蔵庫に入っていた賞味期限の過ぎている果物に



個人的な事情もあり、今日は朝から160km離れた場所を訪れた

気多神社
以前から気になっていた神社で、この近くは何度か走ったことはあるが立ち寄ったのは初めてだ



嫌な予感がしてきた。拝殿に被さっているものは何だ
2020東京五輪とは関係ないと思うが各地でこのパターンが多い気がする



拝殿の屋根の修復工事のように思える



隣に「正覚寺」という由緒ある寺があった



残念ながら、すべての扉は閉鎖されていて、ぼけ防止と延命効果があるという像だけが輝いていた



妙成寺
前田家ゆかりの寺である。境内の建築物の多くは重要文化財に指定されている



長い距離を走ってここまで来たのは理由がある



今回が2度目であるが、最初に訪れた時には寺にも塔にも、さほど興味はなく、写真があまり残っていなかったからだ



全国にある国宝・重要文化財の塔を制覇しようと考え、今回の旅で、その数も増えた



五重塔は背が高いので撮る場所が限られてしまう



丈六堂(釈迦堂)に安置されている、釈迦牟尼仏。撮影禁止の札がないのもいい



仏像の足を撮る機会などめったにない



本堂



庭園(書院)から見える五重塔。その理由は後日



總持寺祖院
ここも2度目である。門前も整備され、少し離れた場所に町営の無料駐車場がある



経蔵  以前、訪れた時の記憶が全くない






ここから先のお堂の多くは平成19年3月の能登沖地震で被害を受け、現在も修復を続けている



ご本尊も仮安置されている。



法堂内の様子



一日も早く修復が完了する日を祈りたい

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その16

2017年05月25日 | 車中泊
道の駅「オアシスおぶせ」
昨夜から雨が降り続き道の駅の写真はなし。ここへはこれで3度目となる
小布施はいいところだが2日連続の雨予報では仕方がないので、比較的晴れている場所を選んだ

淨興寺
道の駅から60kmほど離れていたが、雨が降っていても宝物殿があるので対応ができると考えた
山門のいい寺は経験上はずれがなく、期待が持てる



正面に見えるのが重要文化財の本堂



小雨が降り続いているが、屋根がしっとり濡れていて、いい雰囲気だ



堂内に入ってみる



親鸞聖人の像



親鸞聖人御本廟。市の文化財に指定されている



宝物殿に立ち寄り車に戻る。帰り際、お寺の美しい女性に三つ指をつかれて挨拶された
雨は降っていたが晴れやかな気持ちになった

林泉寺
キャンピングカーを購入して最初に訪れた記念すべき寺。ブログの1回目もこの寺から始まる
茅葺きの「惣門」が素晴らしいという理由だったが、いつの間にか銅葺きに変わっているではないか



仁王門



天井には龍の絵がある



この寺は長尾(上杉)家の菩提寺である



謙信の墓



門の裏側に謙信筆の「第一義」の額(複製)



これには思わず笑ってしまった



春日山神社
135段の石段を苦もなく上がる体力はもうない。息切れは肺にカゲがあると医師に言われているのが原因か



もちろん謙信を祀っている



謙信像



五智国分寺
雨もすっかり上がり、近くにある寺であるものを確認したかったので立ち寄った



ここにある三重塔、以前訪れた時、法輪が曲がっていたのがとても気になっていた



姿がいい塔なのでもったいないと思っていたが、見事に修復されていた

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その15

2017年05月24日 | 車中泊

道の駅「ほっとぱーく・浅科」
風もいくぶん涼しくなり過ごしやすくなった。虫の声がうるさく感じるような静かな夜で爆睡してしまった



朝からポツリポツリと雨が降り、どこへ行くかも決めることができず、のんびり時間を過ごしていた



智識寺
この寺は走行中に何度も案内を見かけた寺で、調べて見ると重文のお堂がある



「大御堂」が重要文化財なのだが、何と修復作業をしている



近くの小さなお堂を覗いてみると「釈迦如来坐像」があったので撮る。どうも朝から調子が狂う



水上布奈山神社
正式な名前がわからずナビに入力するのに時間がかかってしまった
運悪く神社前の道路が工事中のため、少し離れたスーパーの駐車場に駐める



どうもいつも訪れている神社とは違和感がある。拝殿は普通なのだが……



拝殿の奥に本殿があるはずだが、このようになっていた。また工事中か



いつものように覗いてみると立派な本殿があった
どのように撮ったかは秘密にしておくが、あの手この手を駆使しするようになってきた。ボケてない証拠だ



横から見るとこのようになっている。文化財を保護するといってもやり過ぎだろう。



スーパーの駐車場に戻るとコインランドリーがあった
この旅で出会った老夫婦から「着替えは1週間分しか持ってこない。途中コインランドリーで洗濯する」という話を思い出した
結婚してから一度も洗濯機を使ったことがないのだが、挑戦することにした。そして、うまくできた



川中島古戦場
走行中、案内板を見かけ、偶然立ち寄った場所である



この信玄と謙信の像がどこにあるのか知らなかったので、目の前に立つことができ本当に嬉しかった



私はどちらかというと謙信派かな



松代城跡
十数年前に一度訪れたことがあったが、当時とは比較にならないほど整備され見応えがある






城を見るとき敵側の侵入者の立場でみると面白いのだが、この城はよくできていると感じた



城といえば石垣。左右石の色が違うが近くにいた観光タクシーの運転手の説明によると、黒っぽい方が山本勘助からの時代のもの、白っぽいのは修復時のものだそうだ



真横から見るとその重さに耐える構造が理解できる



高い位置から見るとこのようになっている



真田邸






松代藩文武学校



剣術所



最後は真田宝物館へ

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その14

2017年05月23日 | 車中泊
道の駅「みまき」
温泉が併設している道の駅。地元の農民が仕事後に利用しているという感じで浴槽内の会話が実に面白い
温泉を出た頃には駐車場は軽トラなど地元の人の車で満車状態



道路を挟み反対側にも駐車場がある。トイレがあるのはこちらの駐車場だけで、車中泊する場合はこちらが便利



釈尊寺(布引観音)
朝起きて近くにいい寺がないかと探していたら、重要文化財を持つ寺院が2~3kmのところにあった



紙に書かれた注意書きに、落石や滑落事故は自己責任でと。当然のことながら緊張感をもって歩き出した



途中、仁王門を撮ったが、右上に今回の目標となる観音堂が写っていることは、この時気づいていなかった



息切れと戦いながら20~30分でなんとか上がってきた。どのお堂が重文なのか探してみる



遠くに何とも魅力的なお堂が見えるではないか



息を整えながら歩を進めていく






天井画



重要文化財の「観音堂宮殿」。三仏寺投入堂のことを思い出してしまった



降りている途中、地元の男性と一緒になり、話をしながら降りてきた
これから小諸城に行くと言ったら、話ができたのも何かの縁だと、懐古園の無料券を頂いた

小諸城址「懐古園」
真田と徳川の二度の戦いの拠点となった城である



二の丸跡。秀忠の本陣があった



城といえば石垣。野面積みだと思うが実に美しい



周囲が緑のなか、赤い花も美しく咲いている



「三の門」 重要文化財



「大手門」 重要文化財



私のフェイスブックの友達お勧めの蕎麦屋。三の門の横にあった



新海三社神社
歴史ある神社は独特の雰囲気を持つ。拝殿で願い事をして次に進む



「東本社」 重要文化財



東本社の奥に重文の三重塔がある。正面は距離も短く撮影には適していない、木の葉も塔を隠している



いつものように周辺を歩き回り撮りまくる。このように歴史を感じる塔は魅力があり、夢中になってしまう



帰り際、拝殿から振り返り塔を見る

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その13

2017年05月22日 | 車中泊
前山寺
10数年前初めて車中泊の旅をしたときに訪れたことがあるが、当時の記憶と風景が一変している



受付で住職に尋ねると、確かに昔は一面、朝鮮人参の畑があったと応えてくれた
花にはあまり興味のない私でも綺麗だと感じる程だ



ここを訪れたのは三重塔を観るためだが、過去の記憶が全くない
山門から塔が正面に見えているがどうしても思い出せない



重要文化財の三重塔。住職の説明では未完成の塔ということになる



もう少し早ければ花に囲まれた塔を観ることができたのに残念でしたと住職
これでも十分満足しているのだが……



よく整備された本堂。清掃に来ていた女性が長々手を合わせ、お参りいたのが印象的だった



中禅寺
前山寺から2km程のところにあるが、道が狭くヒヤヒヤしながらの運転となった
ここには重要文化財の薬師堂がある。第一印象は女の子のおかっぱ頭



受付の女性から写真撮影は自由ですといわれていたので、格子のなかにレンズを突っ込み撮す
重要文化財の「薬師如来坐像」である



音声による説明ではこの部分に特徴があると説明していたが、すでに何のことだったか忘れている



横から屋根を見ると正面とは違う歴史の趣がある



中禅寺本堂



駐車場で前輪のタイヤの一部が欠損していることを見つけてしまった
最悪走行中のバーストだけは嫌だと思い、不安を抱えて走っているとイエローハットをみつけた
店員の対応の良さもあり、4本新品を購入した。これで安心して走ることができる

信濃国分寺
実はここにも興味深きものがある。駐車場から歩くとその姿がチラチラ見えてくるが、まずは本堂から



重要文化財の三重塔。たぶん今日も真夏日、日差しが強すぎで塔が黒くなりよく写らない



彼方此方移動しこの程度。ふだんフルオートで撮っているので、手動の撮り方を忘れてしまっている



県の文化財になっている本堂



堂内には何故か象が



上田城
大河ドラマ「真田丸」も終わり、月曜日の今日はさすがに人も少ない
「本丸土塁の隅欠(すみおとし)」の案内板があった



地元のTV局の何かで取材中であった
心の準備はできていたがマイクを向けられることはなかった






南北の櫓は有料だが内部を公開している






旅の途中で死んだ真田信之(大泉洋)の妻(吉田羊)の遺骸を上田まで運んだという駕籠



真田神社鳥居



「真田の井戸」  TVでもこの井戸の抜け穴を利用して城外に出るというシーンがあった



「真田石」 城の石垣に興味をお持ちの大先輩がいて、城に来たら必ず撮るようにしている



この上田城、櫓内の資料によると昭和のある時期遊郭として使われていたという
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2017年春 車中泊による放浪の旅 その12

2017年05月21日 | 車中泊

道の駅「あおき」
昨夜は3台の車が車中泊。とても静かな夜で10時には睡眠、十分寝たと時計を見ると深夜2時
うとうとを繰り返しながら朝を迎える



この建物、太陽光パネルと風力による実験発電をしている
隣に駐まっていたのは普通の車であったが、車中泊用に改造し全国の「道の駅」のスタンプを集めるため走っていると話してくれた



大法寺三重塔
昨日午後に訪れた場所であるが、撮影するには午前中がいいということで再訪した



確かに昨日との違いを感じた
塔周辺で高齢者のハイカーの集団に会った。長い人生を歩いて来た人たちが、どこへ行くのか
私が次に向かった「安楽寺」で再び出会った。なるほど…



安楽寺
十数年前働いていた頃、この寺を訪れたことがある
閉門時間を過ぎ「北海道から来た」といって入れてもらおうとしたが駄目だった寺である



目的は国宝の「八角三重塔」



塔を見る(撮る)際には遠くから順にシャッターを押すのが癖になっている



周囲はお墓で立ち入ることができず、周辺を歩いて見つけた私のベストポジション



常楽寺
見事な茅葺の本堂。堂内の天井画は必見



本堂裏に重文の「石造多宝塔」がある






本堂横に小さな石仏が数体安置されている



北向観音
慈覚大師円仁により開創。本堂が北向きというのは例がないという



堂内外の撮影は認められている。観音堂横の額の一枚。三教の図「孔子、釈迦、老子」



愛染カツラ(市指定文化財)



温泉薬師瑠璃殿



時間を見ると午後2時前。暑すぎて次の一歩が出ない
昨日に続き今日も真夏日、北海道人にとってこの暑さはかなり負担になる
近くの温泉施設(300円)で汗を流す
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2017年春 車中泊による放浪の旅 その11

2017年05月20日 | 車中泊
道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」
昨夜は近くで何か催しがあったのか駐車場は満車状態
遅くには多くの車はいなくなったが、周囲に迷惑をかける数台だけ居残っていた
朝は今日も快晴。二日続きで雨の心配がなさそうだ



道の駅駐車場から見える北アルプスの山々



大王わさび農場
前日、ワイナリーの店員から聞いたお勧めの場所である
NHK朝ドラ「おひさま」の撮影場所だったことを思い出した
午前9時には数台の観光バスが到着。人気スポットであることを認識した



カメラを首にぶら下げ散策(徘徊ではない)することにした
次第に朝ドラのシーンが記憶からよみがえってきた



この水車の場所は黒澤映画で使われたそうだ



これが何だかわかりますか



黒いシートの下には水が流れていて、わさび畑になっている



流れる川の音、周囲からは虫の音、そして遠くには北アルプスの山々、気がつけば2時間も滞在



仁科神明宮
この旅行中に知った神社である



神明造の建築物として唯一の国宝に指定されている



左から「中門」「釣屋」「本殿」が国宝
この神社は拝殿の奥に入ることができ、できるだけ国宝に近づこうとした瞬間、滑り落ちてしまった



いつものように自分の身より、カメラを護ったため軽い擦過傷に



生島足島神社 
旅行中、困ったときに参考にしている「地図でめぐる神社とお寺」という本の執筆者お勧めの寺社である



拝殿正面の撮影は禁止されているので離れた場所から
日本の中央にある神社と説明書きがあった



真田信之が寄進した「諏訪神社」



大法寺
国宝の三重塔があるということを神社の境内の案内図で知った
来た道を10km程戻ることになるが塔の為ならと思いUターン



国宝の三重塔である。坂道や階段もあったが夢中になってここまできた



ただ、どの場所から撮っても光と技術の関係でうまくいかない



受付の次期住職に聞くと朝の11時が一番いいと話してくれた
明日来ようかなと言うと「無料でいいですよ」と
その気持ちがうれしい



さて、明日はどうしたらいいのか悩む

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その10

2017年05月19日 | 車中泊
道の駅「信州蔦木宿」
道の駅に温泉が併設されているため、多くの車が駐まっている



大阪から来たという「毎日サンデー」という男性に声をかけられた
職人なので定年はないが昨年67歳で仕事を辞めたそうだ
途中、安曇野が綺麗だったという情報を得たので、諏訪大社の後に向かう計画を立てた



諏訪大社
諏訪大社は二社四宮の総称で、全国の諏訪神社の総本社である。上社宮前を除く三宮を参拝した

上社本宮
この大鳥居は個人が神社に奉納したもので、1億円したとガイドが話すのを耳にした



諏訪大社は7年ごとに行われる大祭、時には死者が出るほどの激しさの「御柱祭」で有名である



平日ではあるが、拝殿前には多くの参拝者が。日本人の神への信仰心にはいつも驚く



法華寺
上社本宮に隣接している、元は神宮寺だったようだ



ここには赤穂浪士のもう一つの物語がある



本堂裏に小さな墓がある。吉良家の立場で歴史をみると悲劇となる



下社秋宮
上社本宮から7・8km離れた場所にある



重文の神楽殿前の狛犬、何かで日本一と書いてあったが思い出せない



重要文化財の拝殿。彫刻も見事で多くの参拝者が写真を撮っている。この諏訪大社には本殿がない



私は初めてみたが、拝殿の左右には「片拝殿」(重文)がある造りになっている



「神湯」といって熱い湯が吹き出している



下社春宮
駐車場が狭いというネットの情報であったが、十分なスペースがあった



この杉の木は先で二又に分かれているが根元で一つになっていることから「縁結びの杉」といわれている



諏訪大社のもつ独特の雰囲気は他では感じられないものだ



万治の石仏
願い事が叶うというので、お参りの仕方にしたがってやってみた。



異形の石仏だが岡本太郎の目にとまったようである



日本浮世絵博物館
私を知る人は意外に思うかもしれないが、浮世絵とか水墨画に興味をもっている



展示室の様子。撮影禁止の文字がなかったので確認すると、フラッシュを使わなければということでカメラを取りに戻る



かなりの枚数を撮ったがそのうちの2枚






安曇野ワイナリー
昨日はウイスキーだったので今日はワイン。この青空を見てほしい。雨のない1日だった



このような環境で美味しいワインが作られる。記念にナイヤガラの甘口を購入。最近、財布のひもがゆるくなってきた

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その9

2017年05月18日 | 車中泊
道の駅「花かげの郷まきおか」
昨夜の突然の強い雨も止み、清々しい朝を迎えた。朝、車の中で考えたのは昨日は武田信玄ゆかりの場所
今日は武田家滅亡に至るゆかりの場所を探してみた



大善寺
天正10年(1582年)織田・徳川連合軍の武田領侵攻に際して、3月3日に武田勝頼は本拠である新府城から小山田信茂を頼り都留郡の岩殿城に向かう
勝頼はその途中で大善寺に立ち寄り、戦勝を祈願している



山門の像も久しぶりに一眼レフで撮ることができた



国宝の薬師堂。秘仏の薬師如来像は5年に一度のご開帳



堂内には修復され彩色が蘇った十二神将、日光・月光菩薩など重要文化財の仏像が安置されている



景徳院
大善寺に立ち寄り、戦勝を祈願したが、小山田領へ入る前に信茂の離反により日川を遡上し、3月11日に山梨郡田野において一族とともに自害した



ここに武田家は滅亡した。勝頼家族の小さな墓は目立たぬ場所にある



勝頼らが自害したであろうという場所にある石
山間にある静かな場所だが、自害という形で人生を終えたことは、無念であっただろうと思う



清光寺
甲斐源氏の祖、源清光の菩提所がある



本堂



左が「源清光」の五輪の宝塔、右が清光の祖父「新羅三郎義光」の五輪の宝塔



サントリー白州蒸溜所
雨の日は博物館。今日は晴れているがウイスキー博物館にきてしまった



朝ドラ「マッサン」でも話題になっていたポスターが博物館にあった



有料(1000円)のガイドツアーを申し込んだ。製造過程の説明、最後は試飲という流れになる



貯蔵用の樽。今の段階では各々の樽がどのウイスキーになるかわからないそうだ
売店でこの蒸溜所だけでしか購入できないウイスキーを購入
すばらしい自然環境のなかで「白州」が完成する

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その8

2017年05月17日 | 車中泊
道の駅「みのぶ富士川観光センター」
私の持っている道の駅の資料では駐車場19台という情報であったが、来てみてびっくり100台は駐めることできるスペースがある
道路から少し離れているため夜も静かで素晴らしい道の駅である



手入れされた花に囲まれ、私の好きな彫刻も置かれている。印象に残る場所となった



久遠寺
日蓮宗の総本山であり、一度訪れてみたいと思っていた寺の一つである
約300段の急な階段でも有名で、私も挑戦してみようと思っていた……



人間というのは安易な道を選択するもので、頂上付近の駐車場を利用し、更に無料エレベーターまで使ってしまった



目の前に現れたのは大好きな五重塔



近年建築されたお堂ばかりで「歴史的建造物」が好きな私にとって肩すかしをくった感じだった



朝、本日の訪問地を決める際に偶然「武田信玄」のことが頭に浮かんだ
昨年「上杉謙信」を巡る旅をしたことも思い出した

甲斐善光寺
永禄元年(1558年)、甲斐国国主武田信玄によってに創建された



重要文化財の本堂。周辺には地元の中学2年生がグループ学習で歴史を学んでいる



拝観料を納めると鳴きの龍、戒壇巡り体験、更に宝物館の仏像等を観ることができる



武田神社
予想以上の参拝者で駐車場に駐めるのに時間がかかった



「姫の井戸のお水」の前で女子高生がお水を飲んでいた時、引率の女教師が「この水を飲んだら綺麗になるよ」と話しかけた
すると女子高校生が振り返り「今は……」「今は綺麗じゃないってこと」
先生は苦笑していたが、周囲はその女の子も含めて大爆笑



拝殿でお願い事をした後、宝物館へ。風林火山の「孫子の旗」をこの目で観ることが満足した



恵林寺
武田家の菩提寺である。駐車場は本堂横にあったが、いつものように山門から
この朱色の四脚門は重要文化財



仏舎利宝塔



受付を済ませ堂内に入る



体重が重いせいか「うぐいす張り」の廊下が軋み、木琴の上を歩いているようだった
堂内は撮したい場所のみが、いつもの通り撮影禁止

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2017年春 車中泊による放浪の旅 その7

2017年05月16日 | 車中泊
道の駅「すばしり」
深夜と早朝にかかってくる電話にいい話がない。今回は早朝に連絡が入った
実兄が昨日交通事故に遭い重症だという内容だった



ナビに頼らず自分の勘で道の駅を出て山中湖へ向かった。まもなく眼前に待望の富士山が見えた
「でかい」が第一印象だった。それにしてもこの道、数分走っても対向車にあわない



アクセルを踏んでもいっこうに加速せず、たどり着いたら行き止まり。登山道へ続く道を走っていたようだ
帰りは坂道をブレーキを踏みっぱなしだったので、パットが熱で嫌な臭いを発していた。道の駅に戻りしばし車を休める

山中湖
5・6キロの距離にずいぶん時間を要してしまった。富士五湖のひとつ山中湖である



曇天でカメラを持って車外に出ても撮るところがない
さらに、カメラの調子が悪く、シャッターが落ちない。ピントも合っていない



忍野八海
ここは楽しみにしていた場所である。予備知識もなく観光案内所に入り、地図などを入手する
担当してくれた女性は魅力的で感じもよく丁寧に説明してくれた。ここで初めて8つの池があるということを知った

その一つがテレビや雑誌などで紹介されている「湧池」



湧池の中央に深さ7mという場所がある。透明度の高さに驚く



周囲が俄然賑やかになってきた。小声で話せない外国人観光客が数台のバスでやってきた



個人所有の有料(300円)の施設だがここには8つの池のうちの2つがある


 
「底抜池」である。周囲の庭など見事に手入れされている



忍野八海からは頂上部分が数分間だけ見ることができた



富士五湖の一つ西湖



富士五湖をすべて回るつもりでいたが、あとの3つは車内から湖名を叫んで終わりにした

今晩車中泊をしようと思っていた道の駅に着いたが、様子がおかしいので聞いてみると午後6時で駐車場も閉めるとのこと
初めての経験だ。今日はいろいろなことが起こる
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