神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

軽井沢のバス事故1ヶ月目に思う

2016年02月15日 03時15分58秒 | ニュース
ネットのニュースを見ていると、今日2月15日が軽井沢のスキーバス事故から1ヶ月になるという。

ネット記事には犠牲になった一人の女子大生の死顔には涙痕があったと書かれてあった。

亡くなられた女子大生はもとより、その涙痕を目にしたお母さんの気持ちはいかばかりだったかと思うと胸が痛くなる。

子に先立たれることほど辛いことは、この世にないと思う。

この女子大生のお父さん、お母さんは、これからずっとこの娘さんのこの涙痕を忘れずに生きていかなければならない。

本当にお気の毒だ。

今回の事故に遭われた大学生、ならびにそのご親族の皆様に哀悼の意を捧げながらも、私は、今後とも、高速バスに乗り続けるだろうと思う。

というのが、私は、高速バスに乗ることが人並み外れて好きであるから。

車高の高い高速バスに乗る快感は何にも換えがたいほどだ。

時間はかかっても、バス便のある土地へはバス便でと思う。

バスの窓からうつりゆく景色を眺めるのが特に好きだ。

途中停車するPAのトイレ休憩での買い物が、また楽しい。

その土地でしか手に入らない食べ物をゲットして、バスの中で味わいながら移り変わる景色を眺める時間ほど楽しい時間を私はほかに知らない。

私は聴覚に障害があるせいもあって、自分の世界に篭もりがちな傾向がある。

バスの車中では、誰にも遠慮しないで、自分の世界に篭もっていられることもバス旅が好きな理由のひとつにあげられる。

そんなに好きなバス旅なのだが、1月15日のような惨事が時たま起こるのもバス旅だ。

どの乗り物でも危険はゼロではない。

が、バス旅は、他の公共交通機関より多少危険性が高いということにはなるだろうか。

しかし、私はめげずに、今後とも高速バスツアーは続けたいと思っている。

  視野ひろき高速バスを好む吾(あ)にありてはならぬ人死ぬ事故は  biko