神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

明日は次男の結婚式

2015年06月12日 14時54分10秒 | 家族
明日結婚式を挙げる吾子へ

  あす式を挙げる予定のわが次男わが三十五歳に生れし末の子

  上の子と十歳、九歳とし離れ生まれしゆゑに一人子のごと

  あかちやんの汝れは女の子のやうで人にもさういふふうに言はれて

  一歳を過ぎてアトピー皮膚炎になりてかゆがる汝れかなしかりき

  幼稚園ゆきてもアトピー皮膚炎のゆゑに苛めを受けることありき

  幼稚園いきたくないといふ汝れを休ませ家で遊ばせし日も

  小学校かよひはじめて勉強が好きになりせば苛めも減りて

  七歳で始めた水泳教室でぐんぐん汝れは成長したり

  塾いくはいやと高校受験はも塾いかぬまま受験したりき

  大学も自ら決めて受験して合格したりシステム学科

以上、biko作

自転車受難の時代

2015年06月12日 06時48分16秒 | ニュース
6月1日から自転車に対する法規制が変わって、自転車に対する取締りが強化されたという。

私は車の運転ができないから自転車が頼りだが、気をつけないといけないと思う。

しかし、難聴の私に、「自転車は車道を走れ」という法改正は困る。

後ろから来る車の音が聞こえないから、危険なのだ。

幸い我が家は買い物は徒歩圏にあるから自転車なしで暮らせないことはないけれど、たくさん買い物をしたときなどの運搬に必要なときがある。

ニュースを見ていると、千葉で両耳にイヤホンをしたまま自転車を走らせていて、人を跳ねて死なしてしまったとか。

自転車で人を跳ねて死なしてしまうとは、どれほどのスピードを出していたのかと思う。

イヤホンをしていたことについては、私のような耳の悪い人間も自転車には乗るから、マナー違反とは思うけれども、それだけで危険とは断定できない、と思う。

自転車なら、聞こえが悪くても、注意して乗れば人身事故を起こすことはないと、これも難聴者の私は思う。

私が車の運転をしないのは、スピードの出る車では、聞こえが悪いことで加害者になる可能性が出てくるかもしれないと危惧するからである。

が、聴覚障害者でも車の運転をする人はいるから、これは私の杞憂かもしれない。

ということで、イヤホンをしていたこと云々よりスピードを出していたことのほうが問題だったと私は思う。

つまり自転車に関しては、聞こえない者は、危険な目には遭うが、必ずしも人を危険な目に遭わせるということはないということを私は言いたい。

もう20年くらい昔のことだが、大阪に住んでいたころ、私が自転車でメーン通りを走っているとき、下り坂の横道から速度を落とさないで自転車が飛び出してきて、怖い思いをしたことがあった。

運よく私が避けたから大事にはならなかったが、まともにぶつけられていたら大怪我をするところだった。

見ると私と同年輩(当時だから40代)と思しき女性だった。

そのまま謝りもしないで、ハイスピードのまま行き過ぎたから、私は全力で次の信号で追いついて、「危ないじゃありませんか!」と言った。

すると、その女性は、「そんなことを言うためにわざわざ追いかけてきたの」と軽蔑したように言った。

いい年をしたおばさんでもこんな非常識な人がいるのだから、道交法が改正されるのも止むを得ないかと思うところもないわけでもない。

近所には、自転車専用道路を走っていて横から猛スピードで突っ込んできた高校生に倒されて怪我をした人もいた。

自転車は、ふつうに乗るぶんには凶器になりえないが、スピードを出したときにたちまち凶器に変貌する。

道交法の改正は、乗る立場からは抵抗を感じる面もあるが、昨今の状況から、止むを得ないと思うところもある。

  自転車に乗りたしされど自転車に乗る則(のり)できて乗りがたくなる  biko