今日タイトルにした「洋書&英英辞典」は、いつも読ませていただいている方の昨日のブログのテーマが洋書だったので、真似したという次第。
亡兄は英語が得意科目だった。
高校時代から、ペーパーバックでだが、趣味で洋書を読んでいた。
あれが、亡兄の英語力を強くしたのだと思う。
いや、英語力があったから、そういうことができたともいえるか。
私は、短大に入学してからやっと、それも授業でアメリカの現代小説などを読み始めたという劣等生だった。
本来おもしろかるべき小説も、辞書を引き引きだったので、それほど楽しめなかった。
辞書で思い出したが、高校の英語の先生で、ユニークな授業を展開される先生がおられた。
教科書は一切使わないで、リーダーズダイジェストの英語版をもってきて教材にしたり、授業の時間中「それは必然か偶然か」という哲学的な命題で討論させたり、またある時は、突然英英辞典を強制的に買わせて、以後この辞書しか使ってはいけませんと命令したり・・・。
英語力のない私達が英英辞典しか使っていけなくなったら、一つの言葉の意味を知るため辞書を引いても、その説明文にまた意味不明の言葉が出てくるので、それを知るためにまた辞書を引くというふうに延々と辞書を引き続けることになる。
ま、それが先生の狙いだったのだろうが・・・。
それでいてその先生は、定期テストの一週間前に突然、一週間以内に英語の教科書を2回写して提出なんて課題を出されたりした。
高校の英語の教科書だから、かなりの英文量だ。それもろくに授業で教えていただいていない教科書の英文群だ。
テスト前で、英語だけでなく、ほかの科目の勉強もしなければならない期間だったから、地獄だった。
でも、かなり鍛えられた、と思う。といっても、たいしたことはないが・・・。
さる方のアメリカの出版社の話題から、いろいろ思い出したから書いてみた。
リーダーズダイジェストなるアメリカの雑誌で授業したまひし師よ biko
知らぬ語は英英辞典で調べよと英語教師は辞典を買はす biko
調べても知らぬ単語がまた出でて英英辞典を延々と引く biko