神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

術後十年

2013年07月19日 10時08分16秒 | 病気
富山県を旅行中であったが、7月14日は心臓手術を受けて丁度10年目だった。

10年前は死ぬことを覚悟していた。便箋に家族一人ひとりに遺言も書いた。

前年から体調が悪く、脚が腫れたり、急激に痩せたりした。心臓の背後の背中が揺れるほど脈打つので変だなあと思っていたが、病院の通常の検査では異常なしだった。

忘れもしない2003年7月9日、超音波で心臓を調べていただくと、重篤な心臓弁膜症ということが分かった。

そのまま大阪中津の済生会病院に入院した。心臓の弁に大きな血の塊ができているので、絶対安静といわれた。

入院したのは水曜日だったが、今週中に手術しますといわれた。そのくらい緊急を要する病態であったらしい。

が、結局手術を受けたのは週明けの月曜日だった。

手術で大動脈弁と僧帽弁が人工弁になって現在に至っている。

現在は、手術を受ける前よりも元気になっているが、それでも普通の人のようにはいかない。

しかし死を覚悟したのに、その後10年生かせてもらったことは感謝しなければならないと思っている。

よく健康は失って初めてその有り難さが分かるといわれているが、健康な皆様もご自愛ください。

  葉の陰に灯るトマトの恥ずかしさ術後十年まだ生きてます biko