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公開2週目だというのに、ガラガラのアミューズCQNにて。
永作博美演じるとし子は、南原清隆演じる売れっ子イラストレーターの夫と新婚当初に暮らした街・浜風に出かける。とし子は余命わずかだと告げられ、「その日」の前に、日帰り旅行に行きたいと言い出したのだった…。
でもね、ここからがほとんどの人が面食らいます。浜風の街は行ったり来たりゴチャゴチャに展開するヘンテコなところで、入った喫茶店でも狂ったような場面に出くわすわけで。ケレン味とは違うんだろうけど、大林節というか、あっけにとられてる間に物語は進んで。
で、やっぱり永作はイイ。死を宣告されても「日常」を生きたいと願うその健気さが、その華奢な体全体から伝わってくる。とし子の出身は岩手で、物語のテーマに宮沢賢治があって、それが前半の海の話と絡み合っていく様が見事。ほとんどのシーンでチェロの曲が薄く掛かっていて、ああこの物語は長い長い一遍の詩なのだなと気付いたときには、涙が頬を伝ってました。トドメはとし子が看護婦に預けた手紙。あんなこと書かれたら、、、
ナンチャンは下手ってほどではないけど、うまくはないです。まあ、それよりなにより、もう芸人ではないのね、彼は。
永作博美演じるとし子は、南原清隆演じる売れっ子イラストレーターの夫と新婚当初に暮らした街・浜風に出かける。とし子は余命わずかだと告げられ、「その日」の前に、日帰り旅行に行きたいと言い出したのだった…。
でもね、ここからがほとんどの人が面食らいます。浜風の街は行ったり来たりゴチャゴチャに展開するヘンテコなところで、入った喫茶店でも狂ったような場面に出くわすわけで。ケレン味とは違うんだろうけど、大林節というか、あっけにとられてる間に物語は進んで。
で、やっぱり永作はイイ。死を宣告されても「日常」を生きたいと願うその健気さが、その華奢な体全体から伝わってくる。とし子の出身は岩手で、物語のテーマに宮沢賢治があって、それが前半の海の話と絡み合っていく様が見事。ほとんどのシーンでチェロの曲が薄く掛かっていて、ああこの物語は長い長い一遍の詩なのだなと気付いたときには、涙が頬を伝ってました。トドメはとし子が看護婦に預けた手紙。あんなこと書かれたら、、、
ナンチャンは下手ってほどではないけど、うまくはないです。まあ、それよりなにより、もう芸人ではないのね、彼は。
なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。