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国連でアフリカの小国の通訳をしているシルヴィアが、大統領暗殺計画に巻き込まれていく様を描く。物語の展開と共に、911以降の、テロとの向き合い方を考えさせられるストーリー。
まず、ニコール・キッドマンのメガネをした知的な美しさにヘロヘロ。もう38才になるというのに。対するショーン・ペンは、髪の毛ボサボサの疲れ切った中年を好演。そんな2人だけの場面は、観ているこちらが緊張してしまうぐらい。そして、本物の国連ビルを使用しているだけあって、厳かなリアリティを添える。
国連ビルといえば、ヒッチコックも『北北西に進路を取れ』で国連ビルでの撮影が許可されなかったって話しがあるからなあ(ビルに入る場面はアポなしで撮ったらしい)。そんなことを思いながら観てたら、隣のアパートから監視する『裏窓』のような場面や、シャワー中を襲おうとする『サイコ』のような場面も出てくるし。これで、監督自身がチョイ役で出てたら、完全にヒッチコックへのオマージュだな。
個人と国家の入り組んだ陰謀が絡み合う大人のサスペンス。「言葉は銃より遅いけど――」というシルヴィアのセリフが、彼女の信念を覗わせる。
まず、ニコール・キッドマンのメガネをした知的な美しさにヘロヘロ。もう38才になるというのに。対するショーン・ペンは、髪の毛ボサボサの疲れ切った中年を好演。そんな2人だけの場面は、観ているこちらが緊張してしまうぐらい。そして、本物の国連ビルを使用しているだけあって、厳かなリアリティを添える。
国連ビルといえば、ヒッチコックも『北北西に進路を取れ』で国連ビルでの撮影が許可されなかったって話しがあるからなあ(ビルに入る場面はアポなしで撮ったらしい)。そんなことを思いながら観てたら、隣のアパートから監視する『裏窓』のような場面や、シャワー中を襲おうとする『サイコ』のような場面も出てくるし。これで、監督自身がチョイ役で出てたら、完全にヒッチコックへのオマージュだな。
個人と国家の入り組んだ陰謀が絡み合う大人のサスペンス。「言葉は銃より遅いけど――」というシルヴィアのセリフが、彼女の信念を覗わせる。
二人の抑えた大人の演技がいい感じでしたね!
国連本部内部での撮影もリアルな緊張感で見応えが。。。