ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『ワールド・オブ・ライズ』

2009-02-09 23:48:31 | 映画
ヨーロッパで続発するテロの首謀者を見つけ出すために中東で奮闘するCIA局員・フェリス。レオ様、最近こういう無骨な役だったり社会派作品が多いけど、なかなか日本で当たらない。そんな要らぬ心配をしながら見始めた。

アラブ社会に溶け込むためには信頼が必要だと訴えるフェリス。対して上司のホフマンは子どもの面倒を見ながらあれこれ指示出しながら、騙してでも情報を得よと命令する。この辺り、翌週に見た『アラビアのロレンス』の、運命か否かというくだりは現代でも通じるものがあるなと思ったりなんかりしちゃったりして。(by広川太一郎)車の砂煙のシーンなんか、ハイテク機器が席巻しても、人間はとんでもないぐらいのローテクに惑わされるわけで。

911後の世界をリアルに描いてるはずなのに、なぜか物語にのめり込めない。既視感があるからという理由もあるかもしれないけど、ブッシュ時代の終焉に、もうこういう物語はいいやって感じもあるのかしらん。

原題は「Body of Lies」。配給会社は、なんでこんなところで「ウソ」つくんだろ。こういうのキライ。

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