自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展

2011-01-21 | 展覧会

明石市立文化博物館で開かれている「広重と北斎の五十三次と浮世絵名品展」を見てきました。
会期は2月6日(日)まで。

歌川広重の風景画は初めて見たわけではないのですが、こんなに構図がみごとだったということを改めて認識させられました。
五十三次のどれをとっても、構図と彩色が大胆です。

風の音、雨の日の潤った空気感、音を吸い取る雪の静かさが伝わってきます。
土手越しに見る笠をかぶった人の頭だけが見えてたり、街道を小走りにすぎる人物の配置なんかもとてもおもしろかった。


ところが広重、ずいぶんイメージを膨らませてて描いたようで、実際にはありえない景色もあるそうなのです。

会場には広重の版画のコレクターだったゴッホの模写や広重の絵をバックににして人物を描いた作品「タンギー爺さん」の写真も展示されています。

ベストセラーになった初摺りは再版されているのですが、後摺りの中には図柄が変わっているものがあって、それが比較できる展示もありました。

教科書などには安藤広重と、ペンネームと本名が混同されることが多いのですが、自作には必ず、歌川広重と署名されていて、その表記が正しいんですって。

 

 

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サザンカ無惨

2011-01-20 | 花・木・実・いきもの・自然

枯れてしまったのでしょうか?
散歩道で葉っぱを落とし、枝だけになったサザンカが増えたなーと感じていました。



枯れたのではなく、どうもツバキ科の植物の葉っぱを食べるチャドクガのしわざのようです。
チャドクガの幼虫(ケムシ)はぎっしり並んで、盛大にわしわしと^^葉っぱを食べ尽くすのだそうです。

それでも、時期がきて、ツボミがふくらんで、花が咲き始めました。


本来だったら、こんなふうに青々とした葉っぱの間から花をのぞかせるサザンカです。
以前ほど、街路樹に薬剤散布をしないので、害虫が大量発生したのでしょう。

さしあたって、成虫が飛んできて、洗濯物に潜まないよう気をつけなければ。

散歩道や出先で無事に^^花をつけたサザンカです。
1/3~1/20に撮りました。

 

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露天神社(つゆのてんじんしゃ)・通称お初天神

2011-01-19 | 旅・おでかけ

うかうかしてるうちに、1月ももう下旬です。
だいぶ日が経ってしまいましたが1月8日、お初天神にお参りしたときの写真です。

大阪は「キタ」の中心、梅田・曽根崎の総鎮守で、大阪・梅田駅のすぐ近くにあります。


この日は新年の雰囲気がまだしっかり残っていました。
ひいたおみくじは半吉^^でした。


創建以来1300年の歴史を持つ古社で、菅原道真公が筑紫に流される途中、この地で、
「露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば」
と、詠んだことが露天神社という名前の由来の一つ(諸説あるそう)だそうです。


通称の「お初天神」の名で広く知られているのは、1703年に境内で実際にあった心中事件を題材に、
近松門左衛門「曽根崎心中」を書き、そのヒロインの名前が「お初」だったから。

2004年に地元で寄付を募って作られたお初・徳兵衛の像です。


参拝のあと、曽根崎お初天神通りを抜けて大阪駅に向かいました。

 

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神戸コロッケ1号店

2011-01-18 | 食べもの・飲みもの

惣菜販売のロックフィールドが展開する「神戸コロッケ」

休業していた1号店が昨年9月、神戸元町の南京町にリニューアルオープンしています。

安藤忠雄さんの設計で、工場の足場に利用する建材やパイプなどで建てられています。
安藤さんらしいっ^^。

蟹と蟹のクリームコロッケ(カニとカニね^^)コロッケ(黒豆ボール)を買って帰りました。
電子レンジとオーブントースターを駆使(って、オーバーな)して、温めなおして食べたのですが、充分おいしくいただけました。

グラフィックデザイナーの佐藤卓さんデザインのパーッケージや紙袋もおしゃれです。

 

 

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シンサイミライノハナ

2011-01-17 | 社会・時事

今年も神戸のまちの9カ所で黄色いシンサイミライノハナが咲きました。
この写真は神戸国際会館階段広場で咲いてた花です。

成人の日のNHKのドキュメンタリーで紹介された、インドネシアのパダンの高校でにぎやかに咲き誇っていた花々に比べると、同じ花なのに控えめ^^に咲いていました。
これも国民性から来るものでしょうか。



神戸で学生時代を過ごした若者をリーダーに、続けられているシンサイミライノハナの活動です。

16年前の早朝、現実とは思えない揺れに、ふとんの上で呆然と座り込んでいた私も、今朝はぬくぬくとしたふとんの中で、ぐっすりと眠っていました。

震災で大切な人を亡くしたり、大きな被害を受けた方々にとって、この日は深い悲しみとともに迎える日です。我が家は思い出にしてしまえる程度の被害だった。これも現実です。

神戸市民のすでに1/3が、震災を経験していない人で占められています。

正午にサイレンが鳴り響きました。・・・手を合わせました。

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「生」~石のオブジェ

2011-01-16 | 映画・テレビ

今回の宝塚行きは阪急今津線の宝塚南口駅から大劇場に向かおうと決めていました。

それは武庫川の中州に石を積み上げてつくった「生」の字を見たいと思っていたからです。
ありました。
阪急電車の鉄橋の南側にかかる、宝塚大橋からよく見えます。

縦約20m、幅約10m、高さは思いの外あって約40cmあるそうです。

この「生(せい)」のオブジェは宝塚市出身の美術家、大野良平さんが手がけたもの。
震災10年目の節目となった、2005年1月に制作されました。

当時のものは翌年の増水で自然消滅し、そのままでした。

復元のきっかけになったのは、有川浩さんの小説「阪急電車」の冒頭に登場し、さらに映画化に到ったことです。

大野さんの母校の後輩や住民の協力を得て、昨年12月5日復元されました。

阪急今津線をよく利用する友人は今まで4回も映画のロケ現場に遭遇したそうです。
私もちょっとは期待したのですが、残念っ遭いませんでした。

映画を楽しみに待つことにしましょう。

 

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宝塚雪組公演「ロミオとジュリエット」

2011-01-15 | コンサート・音楽・宝塚

宝塚大劇場で雪組公演「ロミオとジュリエット」を観てきました。

ロミオは新トップスター音月桂さん、ジュリエットはダブルキャストで、この日(1/14)は舞羽美海さん。

正直言って、舞羽美海がまいはねみみと読むのさえ知らなかった、高齢ヅカ初心者です。
ロミオとジュリエットの筋よりも、ただただ華やかな舞台に目をうばわれます。

テンポよく背景が入れ替わり、群舞がみごとなのは宝塚ならではですね。
3階席ですから、オペラグラス片手の観劇ですが、男役の太目のヒールがカッコいいです(そんなとこばかり見るな!って^^)。
ラインダンスも舞台から遠い分、よく見えます。

このミュージカル、2001年パリ初演だそうですが、「死」のダンサー、「愛」のダンサーが要所要所に登場してくるのは宝塚版のオリジナルなんですって。

下の写真は花のみちにある「ベルサイユのバラ」のブロンズ像。

 

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冬ぼたん

2011-01-14 | 花・木・実・いきもの・自然

花と緑のまち推進センター「富貴の花・冬ぼたん展」相楽園「冬牡丹と無事すぎの傘・門」を見てきました。
ともに会期は1月16日(日)までです。

出展数はそう多くないのですが、花の少ないこの時季、うれしい彩りです。
春に咲くぼたんよりも、花は小さいのですが、観賞できる期間は長いそうです。

まず、花と緑のまち推進センター展示室のぼたんです。


すぐそばにある相楽園は約2万㎡の日本庭園。
街の中心部にあって、市民に憩いの場を提供しています。

私が出かけた1月11日はまだツボミの株が多かったのですが、開花は進んでいると思われます。
入口近くと、芝生広場にぼたんが植えられています。


わらボッチ
蛇の目傘で大事に保護されて^^ました。


無事すぎの傘と無事すぎの門です。
1年が無事すぎるようにとのことですが、花粉が・・・。


この日は好天で、木々がのびのび葉を広げているように見えました。

樹齢300年のソテツです。


樹齢500年といわれる大クスノキです。


樹皮が白色なのが特徴のハクショウ(白松)です。

 

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2011 私の針仕事展

2011-01-13 | 展覧会

そごう神戸店で開かれていた2011私の針仕事展を見てきました。
(会期は12日(水)までですでに終了、別の地域に巡回するようです)

●パッチワークキルト ●お針箱&ベビーキルト ●特別展示:古きよき母の手仕事の3ステージに分れての展示でした。

キルトのタペストリーは2畳大ほどの作品が多く、モラ刺繍の手の細かさや、
小さな布をつないでオードリー・ヘップバーンの似顔絵に仕上げた見事さなどに、
お手製のお針箱はそのかわいらしさに、
昭和の子どもたちの行事や遊びを表現した布人形には懐かしさに、感心することしきりでした。

それにしても出品者はあたりまえと言われればそれまでですが、全員女性。
女性の技術力、集中力、持続力って大したもんです。偉大です。

 

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合格祈願ばやり

2011-01-12 | 食べもの・飲みもの

何日か前に買った納豆です。
特売品だったので手にしたのですが、パッケージを見たら、「合格祈願」とありました。

合格祈願食品は多々あるけれど、元祖キットカットをはじめとして、受験生ねらいのお菓子が多いよね。
納豆にも及んでいたんですねー。

もったいながりおばさんとしては、生産量ちゃんと予測してるんだろーかとか、
あまったら包装はがして、付け直すんだろーかとか、心配しちゃいます。

合格祈願食品って、しかるべきところでご祈祷してるんでしょうか?
んなわけ、ないわねー。


この次の土・日はいよいよセンター試験。また、寒波が襲ってくるようです。
やがて来る春のために、頑張ってね!受験生!

ところで、この「百点太郎」、かなりパンチの効いたダシがついた納豆でした。

 

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