六甲アイランドにある美術館をはしご^^してきました。
まず、神戸市立小磯記念美術館で小磯良平ベストコレクション。
会期は9月3日(日)まで。
夏休み特別企画 神戸開港150年・開館25周年記念「美術館まるごと!」と銘打たれた、小磯良平ベストコレクション114点の展示です。
もともとこの美術館、小学生向けの目録やカードなどが充実しているのですが、今回は絵画に添えられた解説文がとても分かりやすく、大人^^もしっかり理解することができました。
作品に遺されるkoisoのサインかkoiissoと書かれているものがあるのは、フランス語読みで、コワゾになってしまうのを防ぐためだったなんて今回初めて知りました。
館内は撮影禁止ですが、ロビーに簡易アトリエが作られていて、イラストやメッセージを書いたり、カンバスに向かった姿を撮影できるコーナーが設えてありました。
移設された本物のアトリエから見える庭のぶどう棚にはブドウがたくさん生っていました。
開館25年の年月がブドウの木も大きく育てたんですね。
続いて神戸ファッション美術館で今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界。
会期は10月9日(月・祝)まで。
滋賀県大津の里山にアトリエを構える、写真家・切り絵作家の今森光彦さんの作品261点が展示されています。
カラフルで、緻密で、ユニークな生き物の世界が繰り広げられています。
切り絵の作品は動画で制作工程が見られるのですが、普通のラシャ紙をごく普通の工作はさみでざくざく切って、普通の糊で貼り付けていきます。
切り紙作品は保存が難しいそうなのですが、超高精細立体スキャナーなるもの^^で複製が可能になったそうですよ。
里山に包まれるように暮らす今森さんの日常生活も素敵です。
隣接する神戸ゆかりの美術館の手塚治虫展は時間切れで行けませんでした。