8月10日、宝塚大劇場で月組公演 All for One ~ダルタニアンと太陽王~を観てきました。
アレクサンドラ・デュマの「三銃士」をもとに、月組の若きトップ珠城りょうさん扮するダルタニアンを加えた四銃士がルイ14世のために戦う、宝塚歌劇ならではの明快なヒーローものに仕立てられたミュージカルです。
2幕、1本立てで、私の好きなレビューは2幕の最後に少し加えられているだけなのですが、それが不満にならないほど、お芝居の部分でも華やかな場面が見られます。
しかも、コメディタッチの部分も多く、ハッピーエンドなのがさらにうれしいです。
ダルタニアンと愛し合うルイ14世は実は女性だったという設定。
演じる娘役トップの愛希れいかさんは男役の経験もあるとのことで、演技の上で、男と女を行ったり来たりしているのが、少しも不自然ではありません。
まぁ、女性色のほうが強くはあるんですけどね。
私はいつものように、2階席からの観劇だったのですが、剣を使った群舞、殺陣がよく見わたせました。
剣がぶつかり合う音、振り下ろされる音がとても効果的に入っていました。
ダルタニアンを支える三銃士も頼もしく素敵でした。
もう1回観たくても、千秋楽間近。チケットはもはや手に入りません。
夏のはなの道はますます緑が濃くなっていました。
サルビア、アスクレピアス、シコンノボタン
武庫川の中州に、流されても流されても積み直される石で書かれた生の文字です。