ちょっと不思議な、イヤかなりかわったお仕事小説。
どんな仕事かというと、
●みはりのしごと
●バスのアナウンスのしごと
●おかきの袋のしごと
●路地を訪ねるしごと
●大きな森の小屋での簡単なしごと
1人の女性が派遣で短期間に経験する5つの仕事。
これらに近い仕事はあるだろうけど、たぶん実際にはないな。
津村記久子さんが芥川賞をとったとき、まだ現役の会社員でした。
だから、職場の人間関係のこととか、仕事の進め方とか絵空事じゃない。
経験が活きてそう。
本の装丁に使われているのはタイムカードです。
なつかしいなぁ、あのガッチャンという感触。
今も普通にある? 長~い間無職なので、今どきの会社の仕組みはわかりません。
「大きな森の小屋での簡単なしごと」を読んだとき、森林植物園のことを連想したので、取り上げたしだい^^。