自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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急性大動脈解離で入院

2015-04-18 | 日常・身の回り

3月25日の夕方、大阪まで出かけていた夫が帰宅して、
「背中が痛いので、病院行ってくる」といって、もう一度出かけようとしました。

「どこの病院に行くの?」と聞くと、近くの開業医へ行くとのこと。
その日は休診日だったし、他の病院でも診療時間は過ぎていたので、総合病院の救急外来に行くように言って送り出しました。

私たち夫婦はいつもどこかが日替わりで痛いので、痛み止めでも処方されて帰ってくるだろうと思っていたら、
「最先端の診察設備がある病院に行くことになったので、同行してくれる?」と連絡が入りました。

タクシーで転院しましたが、そのまま入院することになりました。

その晩はERから、CCU(心臓血管集中治療室)へ4日目にCHCU(準集中治療室)、11日目に個室に移動、患者本人は受診した晩には家に帰るつもりぐらいでいたのに、3週間の入院になりました。

病名は急性大動脈解離
加齢と高血圧が発症の起因になることが多いようです。
以前は血圧がむしろ低いほうだったので、夫には高血圧症の自覚はありませんでした。

3週間の入院は手術をしない症例の平均的な期間のようです。

退院はしたものの、風邪や肺炎のように、完治する病気ではないので、血圧のコントロールと、経過観察は定期的にしていかなければなりません。

本人は「なかったことにしたい3週間」だそうで、入院中メモ一つとってないし、私も病気のことは記事にはしたくないのですが、まぎれもなく2015年に起こった大きな出来事なので、ここに簡単に残しておくことにしました。

入院中に、心臓リハビリテーションプログラムがあって、座学と運動療法が実施されました。
点滴の管を刺しながらも、自転車こぎなどしていました。

個室はトイレ、シャワー付き、ビジネスホテルなみの快適(とは言えないか^^病気ですもんね)さ。
朝夕刊も配達されました。もちろんテレビ見放題。もっとも料金の内ですけどね。

食事はおいしそうな匂いがして、熱々が提供されました。
小食の夫には完食できないことも多かったようです。
ちらし寿司、焼きそば、豆ごはん、カレー、パスタ、天ぷらなど減塩食ですがメニューは工夫されていました。

 

入院中に統一地方選挙があって、不在者投票もできました。

入院時、退院時のインフォームド・コンセントもしっかりされ、病院の対応はありがたいと思える入院でした。

 

 

コメント
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