自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

ヘクソカズラのぬれぎぬ

2005-12-18 | 花・木・実・いきもの・自然
冬枯れの散歩道には、こんなにもあちらこちらにヘクソカズラが咲いていたのかというぐらい、ヘクソカズラの実が目立ちます。


緑が濃い季節には、小さな花や葉が目に止まりませんでした。
でも、この実はつやつやとほっておけない輝きです。

名前の由来となった悪臭が全草にあると、図鑑には書いてあります。こんなにたくさん生っているのならいいだろうと、少し摘んで家に持ち帰りました。


家でつぶしてみると透明な水のような液体がつまった実でした。青臭い臭いで、取り立てて悪臭とは感じませんでした。実はしもやけのクスリになるそうです。

あるヘクソカズラポイント^^vに残っていた緑の葉と茎ももんでみました。いい香りとは言えませんが顔をそむける臭いでもありません。やはり草の臭いです。
花の最盛期には、もしかしたら強烈な臭いがするのかもしれません。それにしても気の毒な命名ではあります。


コメント
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