自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

西宮市大谷記念美術館~福田平八郎展

2004-10-28 | 展覧会
西宮市大谷記念美術館は阪神電車、香櫨園駅に近い住宅地にあるこじんまりとした美術館です。館に入るとロビーの奥は広い間口のガラス張りで、よく手入れされた日本庭園に面しています。
阪神高速が近いにもかかわらず、館内は静かで、たいていの場合、ゆっくり観て回れます。
写真は庭に咲いていたシュウメイギクです。


ここで今、福田平八郎展が開かれています。
福田は大分県生まれの日本画家。
近代日本画における色彩画家といわれているそうです。

日本画は絵の具を塗り重ねていく油絵と違って、一般に画稿→下図→本画という過程をとるそうです。彼は特に下図をていねいに描いた画家で、今回の展覧会も画稿や下図も合わせて展示されていました。


庭園にある水琴窟(すいきんくつ)です。
私はお庭に水琴窟があると、よくつくばいの水を流してみるのですが、
ここほどカッラ~ン、クッカ~ンと響く、澄んだ水滴の音が聞こえるところは珍しいです。






コメント
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