「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,43 (2024年10月29日発行) 『選挙』が終わり『ライブの日々』 へ戻る!

2024-10-29 19:12:20 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』

今週も『私の一口コラム』『その週のライブインフォ』をお届け!

これは……中々……悪くないんじゃない!?

はい、日曜に夜更かしをしてしまったせいか、この原稿を書いている月曜20時現在、睡魔に襲われているハウリンメガネであります。

選挙マニアでこそないけれど実を申せば結構選挙戦好きな私。

今回も開票速報を眺めつつ、ある小選挙区で早々に当確が出たのを見ては「まあ、あそこはあの一族の城下町みたいなもんだしな……」と冷めた目で見てみたり、「あれっ?この人まだ当確出てないの?えっ!結構競ってる!」と見入ってみたり(実際、今回は結構なジャイアント・キリングもあちこちで起きたわけで)

今回はまともに具体的な政策を出した党がちゃんと結果を残せたようで、与党もまさかまさかの過半数割れ。これでようやく国会に議論の余地が生まれたわけだ(「決められない政治なんて」という方も居られようが、「決められる政治」が続いて今の状況に至っている以上、時間がかかろうが議論とバーターを繰り返し少しでもマシな形の法案、マシな形の予算が通る議会の方がいいように思うんですな。私は。)

残念ながら私が「この人国会行ってほしいなぁ」と思って入れた人は落ちてしまってがっくり来たものの、政治のいいところはリターンマッチが可能なところ。その人がやる気でさえいてくれれば継続して応援すれば次回は国会に行ってくれるかもしれん。

皆さまも今回応援、投票した人が落ちたとしても、その人がやる気であるなら是非応援し続けて頂きたい。そういう積み重ねこそが民主政治の根本なのだと私は思うのであります。

なんでも「あなたの一票ではなにも変わらない」とTVでのたもうた元議員がいたらしいが、何を言っているのやら。

万という数字、千という数字、百という数字、十という数字は「一」が積み重ならなければ生まれないのである。

一票という小さな「一」が積み重なり、大きな動きを生み出した今回の選挙戦。久々に見応えのある選挙戦でございました。

……あ!ギターの話をしてねぇ!ま、それはまた次回ということで、今週のライブインフォ!

【日時】

2024年11月2日(土)

OPEN12:00/START13:00

【会場】

京都四条大宮Ks(京都市下京区四条大宮町27-4 KODOビル2F。阪急京都線・大宮駅、京福嵐山線・四条大宮駅より徒歩1分)

https://maps.app.goo.gl/VReMVJt7kq9AwdK26

【チャージ】

¥2,000(1ドリンク込み)

【出演(※出演順とは異なります)】

金木博之/crossbreed/渡辺一郎/いくそん/しげゆっきー/美和/かこ/ハウリンメガネ

ではまた次回!土曜のハウリンメガネでまたお目にかかろう!

<ハウリンメガネ筆>

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,42 (2024年10月22日発行) 『ギター弦の高騰』も『選挙で解決』出来るのか?

2024-10-22 10:10:33 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』!

今週も『私の一口コラム』『その週のライブインフォ』をお届け!

急に冷えてきやがったなおい!

土曜の記事で「秋風と夏日を繰り返し〜」なんぞと書いていたのが嘘のような涼しさ!

皆様お風邪など召されぬようどうぞ体調にはお気をつけくだされい。

さて、空気は冷えてきたが世間はちょっと熱を帯びている気配。

今回、ちょっと衆院選、盛り上がってないかしら?

実を言うと日曜に「各党政策は見えてきたし、とっとと期日前投票を済ませてしまおうか」と思ったのだが、各党の演説を見ていると、こちらが元々入れようと思っていた党が意外なほど声援を受けていたりしているのである。

こうなると、「こっちの党がこれだけ盛り上がってるなら票は取れるのか?であれば俺はこの党と近い政策の別の党に入れたほうがいいのか?」等々の考えが頭をもたげてきて「もうちょっと様子を見たほうがいいのかも」と珍しくギターを弾く手を止めて色々と各党の主張を見直してみたりしている今週の私なのであります。

私と編集長も政治経済については意見が割れることも多々あり、お互いに「なぜその考えに至る?」というディスカッションを繰り返し、「ああ、それなら理解できます」やら「いやぁ、それは腑に落ちませんなぁ」やら、やり合って今に至る。

民主制の基本にして根本は異論、議論の積み重ね。

投票という行為は少しでも自身の意見に近い人間を議会に送り込み、自分の代わりに議論をしてもらう為のアクション。

どうぞ皆様、自分の意思表示の代行者を議会に送り込む為に一票入れに参りましょう!

そう!ギター弦の値段を下げる為にも!(ジョークに聴こえるかい?結構マジだぜ?)

ってなところで今週のライブインフォ!

【日時】

2024年10月26日(土)

OPEN12:00/START13:00

【会場】

深江橋Ks(大阪府大阪市東成区神路1-5-12 GALAXYビル7F、大阪メトロ中央線深江橋駅より徒歩3分)

https://maps.app.goo.gl/Dt5Yaf8Nr1muKzYU6

【チャージ】

¥2,000(1ドリンク込み)

【出演(※出演順とは異なります)】

えっちゃん/岡田俊彦/たっくん/MICHIKO★Y/Boggy/おっくん/てらにしけんじ/ハウリンメガネ

さあ世間がどう転ぶかはまだ分からんがまた来週!

来週私が何を書くことになるのか……お楽しみに!

<ハウリンメガネ筆>

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ハウリンメガネが縦横無尽に吠える「メガネの遠吠え!」(第38回) 『黒人ファンク』に奮闘中!

2024-10-19 10:51:14 | 『ハウリンメガネ』コラム集

土曜日にご機嫌よう!

秋風が吹いたと思えばまた夏の暑さがぶり返す日々だが、皆様如何お過ごしか。ハウリンメガネである。

私?あいも変わらずギターばかり弾く日々が続いている。

またその書き出しかい!飽きないねぇ、と苦笑い、匙を投げる方も居られようが、ご容赦願いたい。

だって飽きねぇんだもの!

家でギターを弾いていて「ギター、飽きたなぁ。今日はもう弾かなくていいや」と思うこと自体は何度でもある。が、そう思って他の事に手を付けてから小一時間もすれば「……あの音ってこのアプローチなら弾けるのか?」とまたギターのネックに手が伸びる……とここまで書いて思ったが、こりゃ一種の中毒だわな(まあ体に悪い行為ではないからいいけど)。

そんなこんなで今日もギターを爪弾く私。最近はここでも散々書いているようにピッキングの改善に執心中の真っ只中。

これがやればやるほど面白い。

以前書いたようにピッキングに力は不要ということがようやく腑に落ちたまではよかったのだが、その先でまたもや躓いた。

力を抜いて弾いていても、カッティングすると出音が強くなってしまうのである(それ、力が抜けてると思い込んでるだけでは?とは仰るな。分かってるから)。

ロックのカッティングは出音が強くても別にいいのだが、問題はファンク!

ジェームス・ブラウンパーラメントアース・ウインド&ファイヤーシック出音は柔らかいのにシャープなカッティングが跳ね回っている。

ソフトな出音をキープしたままシャープなカッティングをする……これに今苦戦している最中なのである。

とはいえヒントがまるで見えないわけではない。

やはり最重要なのは脱力できているか否かであり、「あっ、いま俺、強く弾いたな」と思った時は間違いなくどこかに力みがあるのは分かっている。

分かってはいるが……難しいのぉ!

ソフトなピッキングをキープしたまま、シャープなカッティングをキメ続けるのがこんなに難しいとは!

偉大なるキャットフィッシュ・コリンズも、アル・マッケイも、ナイル・ロジャースもみんなどうやってあれをやり続けてるんだ?やはり天性のファンクネスが必要なのか?弾き続ければ俺にもあれが出来るようになるのか?

道は長いですなぁ……そりゃ飽きてる暇なんかねぇよ!

というわけでファンキー&ソフトにギターを弾く練習に戻るのでまた次回!

<ハウリンメガネ筆>

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,41 (2024年10月15日発行) 「弦の値段が高い!」それなら『選挙』に行かなきゃ!

2024-10-15 14:11:35 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』!

今週も『私の一口コラム』と『その週のライブインフォ』をお届け!

高っかっ!

土曜の夕方、を買っておこう、と立ち寄った楽器屋の店頭にて己の口から思わず零れた独り言であります。

ギター弦……値上がりしとりますなぁ!

1年ほど前に「このコストプッシュが続くと間違いなくまた上がる」と予測してある程度の量をストックしておいたのだけど、その頃に1パッケージ800円程だった品が1140円!

(マジかよ……)と国内メーカーの弦を見てみたものの、こちらも値上がりしてダダリオアーニーボールとほぼ変わらないお値段(多少は安いが)

char氏が昔インタビューか何かで「俺が子供の時はアーニーのスリンキーとLP1枚の値段が同じぐらいだったからさぁ」と言っていたけれど、このまま行くとその頃と同じ状況になりかねん。

これで可処分所得がインフレと共に上昇するなら実質的な値段(負担感)はイーブンで済むのだが、今の日本は一握りの企業を除き、物価上昇率に対して賃上げが追いついていないスタグフレーション状態

現在の物価上昇の多くの要因が海外のインフレに起因するコストプッシュである以上、国内に対して打つべきは可処分所得(名目賃金、実質賃金ではなく手取り)を増やす政策であるべきなのだが……何故か与党も某野党も逆を行ってますなぁ(嘆)

なんの因果かちょうど今日から衆院選も始まった。

選挙に行くのは大前提として、有効票としてカウントされない、白票や立候補していない人・党を記名するようなアクションも(意思表示という意味で理解はするが)やめたほうがいいと私は考える。

残念ながら『投票という意思表示』は投票システムの上で実効力を持ったアクションでないと、意思表示と見なされないのである(そのシステム自体どやねん、というのはあるけれど)

どこを・誰を支持するかについてはその人の選択なので私からどうこういう気はさらさらないが、『ベスト、ベターな選択肢を選ぶ』という視点ではなく、『ワーストの選択肢だけは避ける』という視点で見てみると取るべきアクションも変化するかもしれぬ。

小さな意思表示も積み重なればデカい声。

あなたのアクション次第で弦の値段も下がるかも?

と希望的観測を述べたところで今週のライブインフォ!

【日時】

2024年10月19日(土)

OPEN12:00/START13:00

【会場】

深江橋Ks(大阪府大阪市東成区神路1-5-12 GALAXYビル7F、大阪メトロ中央線深江橋駅より徒歩3分)

https://maps.app.goo.gl/Dt5Yaf8Nr1muKzYU6

【チャージ】

¥2,000(1ドリンク込み)

【出演(※出演順とは異なります)】

Konsuke/ホーリー/たいさ/丹羽明/きよたん/MORIMORI/中納大輔/なわミン/ハウリンメガネ

ではまた次回!

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,40 (2024年10月8日発行) 『フリーセッションが最高』よ ♪

2024-10-08 10:57:01 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』

今週も『私の一口コラム』『その週のライブインフォ』をお届け!

やっぱりフリーセッションが一番面白いんだなぁ

みつを

 

はい、藪から棒に人間だもの風に始まりました『今週のハウリンメガネ』

実は先週末ライブはないとお伝えしておりましたのは、知人のドラマー『CoRo』さんに誘われてセッションに行っとったからなのであります。

今回のセッションCoRoさん「ドラムで合わせたい」というミュージシャンを呼び、ミュージシャン各位対ドラムでそれぞれワンステージセッション、という、ドラマーがホストでないと中々思い浮かばないスタイルのセッション。

メンバーもバンジョーあり、フルートあり、チャランゴありと普段セッションで会うことの少ないプレイヤーが揃っており「やはり世の中広いのぉ!」と私もニヤニヤとしておった次第。

私は私で「どうセッションしようかなぁ」と少し考えもしたものの、そこはCoRoさんも経験値の高いベテラン。以前ご一緒した際にどう弾いても合わせてくれることは分かっていたので、ここはもうジェリーズ直伝、フリースタイル一本勝負!と決め込み、臨んだのであります。

A.O.Rライクなジャジーなナンバーも、B.B.キング御大からフレーズを借用したマイナーブルースも、トーキング・ヘッズ風のアフロフューチャーファンクも、ジョン・リーライクなブギナンバーも引っくるめて、気分の赴くままにドラムとギターと歌で押し切ったが、いやはや、一緒にいたセッションメンバーのウケもよく、終いにはついつい編集長のバンドマッシュルーム・ハイ」のようにボブの「アイ・シャル・ビー・リリースト」までやっちまった(もちろん全編ストラトにアンプ直オンリーでやり切ったったわい)。

セッション終了後もメンバーから「面白かった!」とお声がけ頂けたので、ここは流石にジェリーズ一期生としての面目躍如ってところか?などと自画自賛、呵呵大笑……といっても、こういうことが出来るのはちゃんと合わせてくれるドラマーがいてくれてこそ。大阪の名ドラマー、CoRoさんに感謝である(また遊んで下さい)

しかし、昔のジェリーズセッションでフリースタイルの面白さに慣れきってしまったせいなのか、曲目が決まったセッションはどこか窮屈に感じてしまう私(それはそれでやる分には嫌いではないけど)

その場のフィーリングでバッ!と合わせた時に出る面白さというのはやはり格別なのであります(そして常にそれが出来るよう日々鍛錬なのであります)

やっぱりフリーセッションが一番面白いんだなぁ

みつを

はい!天丼を重ねたところで今週のライブインフォ!

今週は私が大阪で長年お世話になっている『ありす』さん(チンペイ、ベーヤン、キンちゃんの御三方の方じゃねえぞ)がやっている食堂のオープン1周年イベント!

【タイトル】

おむすびライブ Vol.3

【日時】

10月13日(日)

OPEN12:00〜

【会場】

ぱんだ食堂

大阪府守口市日吉町2丁目12−2

https://maps.app.goo.gl/wnzSRqMRY9EnVDop7

【チャージ】

¥1,000(おむすび2個付き)

【出演(※出演順とは異なります)】

キャノゆき/谷田一心/Moko&Harris/しげとありす時々うっしー/小谷眞一/鹿三匹/かなあと/マダムとワカガエル/ハウリンメガネ

じゃまた来週!

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ハウリンメガネが縦横無尽に吠える「メガネの遠吠え!」(第37回) 俺はマニアなミュージシャン!

2024-10-05 11:03:27 | 『ハウリンメガネ』コラム集

土曜日にご機嫌よう。ハウリンメガネである。

編集長が先日書かれた記事

    ↓

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/13b59938ab2d15d5ef0cb881b55d4f05

書かれている内容はこちらとしても「御尤もです」というのが率直な感想。

上記の記事でも書かれている通り、編集長とは長い付き合いなので「ここまで書かなくても分かりますよね?」という感覚がどこかにあり、私もコラムでは細かい説明を省いていることが多々ある。

このところエフェクターの話ばかり書いており、読者諸賢に誤解を与えそうなので一度明言しておこう。

私はアンプ直結派です!

普段もライブでは自前のアンプを持ち込み、そこにギターを直結してセットアップ完了、というスタイルでやっている。

エフェクターをいじっているのはあくまで家でギターを弾く時のお話なのであります。

Q.じゃあなんでよくエフェクターの話をするの?

いい質問だ。

A.それは私がギターサウンドマニアだから!

外で客席に向かってギターを弾く、という行為と家でギターを弾く、という行為は似て非なるもの。

観客を前にして演奏している時の私は曲がりなりにもミュージシャンだが、家でギターを弾いている時の私はただのギターサウンドマニア!

そのマニアとしての側面が前面に出ているのがエフェクターについて書いている時の私のコラムだと思って頂きたい。

マニアは実にタチが悪い。

エフェクターを前にミュージシャンの己は「それ要る?使わないでしょ?」と言う。

が、マニアの己「うるせぇ!」の一喝でそれを退ける。

マニアはそれを使って何かをしようなどと考えない。それを使うとどうなるのかを知りたいが為だけにそれを欲する。

「アンディ・サマーズのコーラスサウンドってコーラスっぽいけどちょっとニュアンスが違うんだよなぁ……(資料を漁る)……あ、コーラスじゃないんだ。フランジャー、それもエレハモのエレクトリック・ミストレスなんだ。ふぅん……」

「へぇ、ロリー・ギャラガーってアンプ直かと思ってたらレンジマスター(トレブルブースター)使ってるんだ。ん?マーク・ボランもレンジマスター使ってんの?ほん……あの独特なドライヴ感はそういうことか……?」

「エディ(・ヴァン・ヘイレン)の音って薄っすらモジュレーション感があるんだよなぁ。でも足下のフェイザーとフランジャーとは違う感じ……もしかしてテープエコーのワウフラッターか?ふぅむ……」

私はこういった仮説の組み立てと答え合わせがしたいからエフェクターを使うのであって、彼らの音を自分の音に反映させたいのではない。

ミュージシャンとしての己とマニアとしての己はレイヤーが違うのである。

だからエフェクターの話をしている私はただのいちギターサウンドマニアでしかないのである(で、どうせだったらネタにしてしまえ、というのでついついコラムに書いてしまうワケ)。

ただ、そんなマニアとしての行為がミュージシャンの己にとってムダかと問われるとそれは否である。

「ああ、ディレイを薄くかけるとリバーブ側のミックスを上げなくてもリバーブ感が補強されるのか」

「なるほど、レンジマスターを使うと低音がばっさり削れるからベースとぶつからない帯域だけグッと前に出てくるのか」

このようにエフェクターの効果を正しく把握していれば、本当にエフェクターが必要なシーンに遭遇した際に、迷いなく必要なペダルだけを導入できる(『使えるけど使わない』と『使い方がわからないから使えない』は雲泥の差である)

さらに言えばこういった知識を実体験で理解しているとエフェクターを使わなくてもサウンドメイクが変わってくる。

例えば前者。

リバーブ感を強調したい時はアンプ側のリバーブの量を上げるのではなく、リバーブに突っ込むインプットレベルを上げてやればいいことに気づく(具体的に言えばギター側のボリュームを絞った状態でアンプのリバーブが薄く聴こえる程度にかけておき、ここからギター側のボリュームを上げてやればリバーブの音量も上がるためリバーブ感が強調される)。

例えば後者。

バンドでベースの音と被ってギターの抜けが悪い時、思い切って低音をばっさり削ってしまっても、バンドアンサンブルでのギターのオイしい帯域には実は影響しないことに気づく。

こういった経験知はマニアとしての己がなければやはり気づけなかったであろう、と考えるとマニアとしての己とミュージシャンとしての己はレイヤーこそ違えどやはりリンクしているのである。

私も昔散々やらかしたから分かっているが、マニアというのは導入した機材をすぐに実戦投入したくなるものである。

だがそれは己の欲求が前面に出た状態であり、観客に何をどう届けるかという視点が抜けた状態である。

前者がない音楽は面白味に欠け、後者がない音楽はただの独りよがりに過ぎない。

肝心なのは内へと深く潜るマニアとしての己と、外へ何かを伝えようとするミュージシャンとしての己の切り分けと同居の匙加減である、と結論したところで今回はここまで!また次回!

<ハウリンメガネ筆>

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,39 (2024年10月1日発行) 『ワウる秋の夜』筋肉痛・・・

2024-10-01 10:46:44 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』

今週も先週に引き続きライブなし!故に『私の一口コラム』のみお届け!

なーんか腰に違和感が……?

実は今朝(これを書いている9/30)から腰の右側、腰骨の辺りがウズウズするのである(痛みも動きづらさもないけど)

秋の気配がしてきたこともあり、土日両日ふらりふらりと普段より長めの散歩をしたのだけれど、まさかそれか……?加齢……なのか……?

けれど、それにしては脚はなんの痛みも熱もない。健康そのものだ。

とすると、寝る時の姿勢が悪かったのか?だがその割には首も腕もなんの問題もない。

一体なにが悪かったんだべか?と訝しみつつ出勤。

仕事中も椅子から立ち上がった時に疼きを感じる程度でなんのトラブルも起きず。

まあ、別に痛むわけでもないし……と放っていたのだが、休憩中になんの気なしにつま先を上げ下げしていてふと原因に思い至った。

そうだ!土日にワウを踏み倒していたのだ!

ここ数日、自分にとって最小限のペダルとはなんぞや、と手持ちのペダルをとっかえひっかえしていたのだが、その中でもやはりワウの使い勝手の良さに改めて感心し、この使い方はどうだ?こんなアプローチならどうだ?この弾き方と組み合わせたらどうだ?と土日にずーっと右足でワウワウ唸らせていたのである(この途中で気分転換に散歩に出たのだ)

小僧の頃からずっとワウペダルは足元にセットしているのだが、まあ、これほど潰しの利くペダルも中々ない。

定番のファンキーなカッティングに合わせたリズミックな踏み方からつま先側に踏み込んだ状態のトレブルブースター的なサウンド。逆に踵側に踏み込めばクリーム時代のクラプトンのようなウーマントーンも出せるし、半踏みで止めればマイケル・シェンカーのようなクワッとしたミッドブーストサウンドも出せる。

ゆっくりと開閉すればフェイザーともフランジャーともつかないフィルターモジュレーションとでもいうような効果になるし、半踏みの状態で踏みこみ加減を細かくいじればどこかリングモジュレーターにも似た、唸りと不可思議な倍音が混ざったトーンも出せる(このリアルタイムに足でトーンをコントロールできる、というのがワウペダルの利便性をここまで引き上げているのでしょうな)

そんなことを改めてやり倒していたら普段使っていない右腰に負荷がかかっていた、というわけだ(まさかワウペダルの踏みすぎで筋肉痛(みたいなもん)になるとはクライド・マッコイでも思うまいよ。あ、マッコイはラッパ吹きだからそもそもペダルは踏まんか)

少しずつ気温の下がってきたこの頃。冷えは筋肉の大敵!皆さまも体調にはお気をつけて。というお話でございました……え?ワウペダルの踏みすぎで筋肉痛になるのはお前ぐらいのもんだって?

五月蝿え!踏め!ワウペダルを!筋肉痛になるまで!

以上!また来週!

<ハウリンメガネ筆>

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ハウリンメガネが縦横無尽に吠える「メガネの遠吠え!」(第36回) 本当に必要な『エフェクター』とは?

2024-09-28 11:05:21 | 『ハウリンメガネ』コラム集

やればやるほど泥沼じゃのう!

仁義なき戦い風にご機嫌よう!ハウリンメガネである。

当ブログで私の記事をご拝読頂いている読者諸賢であれば御存知の通り、このハウリンメガネという男はいつも「問題に悩む→解決策をひらめく→解決したと思った所から別の問題が見つかる→悩む」の無限ループを繰り返すのが常。

先週までは問題の発見と解決がスムーズに回転していたのでニコニコと朗らかな気持ちで日々を過ごしていたのだが、ここ数日でま〜た煩悶期に入ってしまった。

俺にとって、本当に必要なエフェクトってなんだろう?

……はい!ペダル大好きなギタリストなら皆一度はぶつかる問題でございます。

あの音も欲しい、この音も欲しい、と書くとブルーハーツの曲が流れてきそうだが、ディレイ、コーラス、フェイザー、フランジャー。ファズにオーバードライブ、ディストーションにギターシンセ等々、巷に溢れる様々なエフェクトと、それらを使いこなす幾多の先人たちが紡ぎ出してきた魅力的なサウンドを聴くとつい先程のように「あれも欲しい!これも欲しい!」と、駄菓子屋に来た子供のようになってしまうのが人間の欲というものなのでございます。

そこで出てくるのが先程の問い。

自分にとって『本当に必要な』エフェクトとはなんなのか。

先述の通り、幾多の名曲を彩ってきたエフェクトの効いたギターを聴くと「ああ、この音いいな、使いたいな」となりがちなのだけど、こと『自分のプレイに本当に必要な音色』となると話が変わってくる。

まず私にとって基本の音色というのは、いい具合にクランクさせたアンプにちょいとリバーブを効かせて、ギターを繋いだ音である。

大半のシーンではこの状態でギターをコントロールして出すクリーン〜クランチで弾いている

問題は『これ以外に本当に要るのは何なのか』だ。

『ジミヘンやるならワウは要るよなぁ』

Q.ジミは何故ワウを使った?

『ポリスやU2みたいなことするならディレイは要るよなぁ』

Q.アンディさんやエッジがディレイを使ったのは何故だ?

『フリップ先生みたいなロングトーンを出すならマフ系のファズは欲しいなぁ』

Q.何故フリップ先生はロングトーンを出す為にファズを使っていたのか?

A.彼らの欲しい音を出す為にそれらが必要だったから

ギターを喋らせる為にジミはワウを使い、バンドアンサンブルの隙間を活かすためにアンディさんやエッジはディレイを使い、果てしなく伸びるロングトーンを出す為にフリップ先生はファズディストーションを使ったのである。

エフェクトが先だったのではない。彼らの頭で鳴った音が先だったのだ(発売日のような時系列云々ではなく、音としての話ですぞ)

そこで我が身を振り返る。

己の出したい音に必要なペダルはなんだ?と。

こう問うと「これは本当に必要なのか?」という自問自答に入り込み、ペダルひとつ繋いでみてはあーでもないこーでもない、と取捨選択を繰り返し……やればやるほど泥沼じゃのう!

音楽の本質はエフェクトに非ず、己の頭で鳴った音である、という、どうにもしばらく解決しそうにない問題に頭を悩ませつつ……また次回!

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,38 (2024年9月24日発行) 『ストラト』の音作り!

2024-09-24 10:55:01 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』

今週はライブなし!故に『私の一口コラム』のみお届け!

ちょっとは暑さが抜けてきたか?蒸し暑い日々を吹き抜ける秋風の訪れに一息ついているハウリンメガネであります。

ここ最近思い至ったピッキング、手元のボリューム操作に対する意識の変化に伴い、アンプ、ペダル側のサウンドメイクも見直し真っ最中。

家だとストラトばかり弾きがちな私。ストラトの音作り中にふと思いついたことがあったので、ここで綴ってみようというのが今回の次第。よろしくお付き合い願いたい。

「ノーマルな配線のストラトだと手元を10(フル)から下げると高域が削れる(音がこもる)」という話を聞くことがある。

これは確かにその通りで、手元をフルから少し(一目盛り二目盛り)下げると急激に高域成分が減る(この挙動を嫌うプレイヤーもおり、そういう人向けにボリュームにハイパスコンデンサを噛ますことでトレブルはそのまま音量だけ下がるようにするという改造も一般的に行われている)

この挙動を「こもって聴こえる」と捉えるか「ファットに聴こえる」と捉えるかはプレイヤー次第ではあるが、確かに私自身も昔から「何故ボリュームと共にトレブルが落ちるこの回路がストラトのデフォルトなのか?」と疑問に思っていた。

が、先日の気づきを経てようやく思い至った。

もしかしてこれ、話が逆なのではなかろうか。

最近私が理解した「アンプのボリュームは上げておき、ギターの手元のボリュームをゼロから上げて音を作る」という視点でこれを見てみると、「目盛りを10から下げるとトレブルが削れる」という挙動はそのまま「目盛り8辺りまでは普通で、9〜10に上げた途端にトレブルが突き抜けてくる」にひっくり返るのである。

実際、この考え方でサウンドメイクして弾いてみると、手元を目盛り8まで上げて、音量も歪みも足りているがもう少し音が抜けてきて欲しい、というときに手元を10まで上げきるだけでトレブルが抜けてくる、という利便性に気づく。

さらに言えばこの発想で音を作るとワウをオンした時のローの削れ具合、トレブルの跳ね上がり具合もあまり気にならないレベルまで抑えられるし、ファズフェイスのような手元のコントロールにピーキーに反応するファズも途端に扱いやすく感じられるようになるのだから視点の変化というのは面白いものである。

こう色々と思い至ると、レオ・フェンダー御大が「ようやく気付いたかい?こっちの方が便利じゃないかね?」と空の彼方から微笑んでいるように思えてならんのですなぁ……

なんてことを少し涼しくなった初秋の空を見上げながら考えたひとときでありましたとさ。

ってなところでまた次回!お粗末!

<ハウリンメガネ筆>

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,37 (2024年9月17日発行) 全ての『ギター弾き』へのワンポイント!

2024-09-17 09:51:03 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』

今週も『私の一口コラム』『その週のライブインフォ』をお届け!

最近右手の使い方が変わってきたせいか、色々と意識改革中のハウリンメガネでございます(詳しくは先日のバックナンバーをご笑覧あれ)

https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/a321c66b62f35e27fb606823ec5062ad

音楽に限った話ではないが、気づきというのは面白いもので、一つ何かを解決できると連鎖的に「あれもそういうことか?ということはこれもその応用で解決するのか?」と雪崩式に一気に多くの物事が解決することがある(昔、ほぼ日刊イトイ新聞で「一つのアイデアで複数の問題を解決できるアイデアを『いいアイデア』というのです」という記事を読んで「おう、なるほど」と膝を打った覚えがある。今もアーカイブされているのでよければ読んでみて頂きたい)

https://www.1101.com/iwata/2007-08-31.html?srsltid=AfmBOorlkVwaEfnQzRT9_ZCrdSWCihMpdxVUs0fdxZf70osj1ZJLSA2g

例えばボリューム奏法。

今までどうにもゼロボリュームからリードの音量に到達させるのにポットを回さなくてはならない量が多く「上手くいかんなぁ」と思っていたが、前回書いた通りの発想で手元のボリュームを少し開けた時点である程度の音量が出るようアンプを設定してやれば驚くほどスムーズに弾ける。

例えばタッピング。

これまたどうにも通常のピッキングと比べると音の太さが足りぬ、と悩んでいたけれど、これも上記のようなセッティングで通常のリードより少しだけ手元のポットを回してやればちゃんと音量も太さも出せる(その分ミュートが難しいけど。精進せねば……)

こういう事があるたびに「ああ、ギターってやっぱり面白ぇなぁ」と思い、未だに音楽を続けているのだけど、敢えて偉そうに申し上げれば、私の気付きは所詮あくまで私の気付き。

私の考え方と全く異なる方法論でいい音を出す人だっていくらでもいるし、そもそも「いい音の定義とはなんぞや?」という前提が違えば気づくポイントも自ずと異なる。つまり私の気付きは誰かのヒントにこそなるやも知れぬが、決して答えではないのである。

どうぞ御同輩の皆さま、己の両手と機材に向き合って御一緒に考え続けましょ(そして俺にまだまだヒントをくれ!)

な〜んてことを昨日見た先輩のバンドのライブで思ったとさ。……上手かったなぁ……

といったところで今週のライブインフォ!

【日時】

2024年9月21日(土)

OPEN12:00/START13:00

【会場】

京都四条大宮Ks(京都市下京区四条大宮町27-4 KODOビル2F。阪急京都線・大宮駅、京福嵐山線・四条大宮駅より徒歩1分)

https://maps.app.goo.gl/VReMVJt7kq9AwdK26

【チャージ】

¥2,000(1ドリンク込み)

【出演(※出演順とは異なります)】

OA. きっちー/ゆみちゃん/渡辺一郎/さりー/よっさん/たっくん/Tac&Toshi/ハウリンメガネ

ほんだばまた次回!

 


ハウリンメガネが縦横無尽に吠える「メガネの遠吠え!」(第35回) 『エレキギターのヴォリューム調整』を解き明かす

2024-09-14 10:25:02 | 『ハウリンメガネ』コラム集

分がった!

ご機嫌よう、読者諸賢。ハウリンメガネである。

先日「ギターは軽く弾くだけで十分な音量が出る」という気付き(以下のバックナンバーを参照↓)https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/144a5832dcaeea66b4279bdebf01577d

を得て以来、ライブ映像を見ると今まで以上にギタリストの右手に目が行っている私。

「えっ、レイヴォーンってこんなに柔らかく弾いてたんだ。あの弦の太さで鳴らせるもんなのか?元々の筋力が違うのか……?」とか、「おおっ、テンションの振り切れたロリー・ギャラガーはタッチは荒々しい!でも出音は荒れてない……うーん、よく見ると手の振りこそ荒々しいけど、ピッキングはやはり繊細……流石!」やら、「B.B.御大もやっぱりタッチは柔らかいなぁ……そして1、2弦でフレーズを弾いても音が太い……やはり柔らかく弾かないと太さは出ないのだ……」と、『上手い人はみんな右手のタッチが柔らかい』という事実を再確認し、今更ながら恐れ慄いていたのであります。

一度気づいてしまったら是非そこに行き着きたくなるのがギター弾きのサガ。

家の中であーでもないこーでもない、とごちゃごちゃエレキを弾いていたのだけど、私、昔からボリュームコントロールが下手で、リードを弾いた後にバッキングに戻るとなんだか音量がもの足りない。結果、つい手元が力んでピッキングが荒れる、という悪循環を繰り返していたのだけど、前回の気づきを得てからようやくコツが掴めてきたのでちょっと共有してみようという次第。

話を始める前にまず、ギタリストのインタビューでよく見る、「手元をフルにしたらギターソロの時に聴こえるぐらいにアンプの音量を上げて、あとは手元で調整しているのさ」という言葉。あれ、一回忘れましょう(勿論あれも正なのだけど、ややこしくなるので。最後まで読んでもらえばご理解頂けるはず)

まず最初にギターの手元のボリュームをゼロに絞ろう。

その次に……アンプのボリュームをフルに上げてしまおう!

……近所に怒鳴り込まれるって?大丈夫。ちゃんと怒鳴り込まれない方法をこれから説明するから。

さて、ここからギターのボリュームを少しずつ上げてみよう。

少しポットを回した段階で、もうバッキングには十分な音量が出ているはずである。

その状態でリードを弾こう。

音量が足りないかな?よし、もう少しだけ手元のボリュームを上げてみよう。

どうだろう、少しボリュームを上げただけでグッと音量が上がっていないか?リードを弾いてもバッキングに負けないぐらいに音量が出ていないか?その時、ギターのボリュームポットは全開になっていないんじゃないか?

そう!これも前回の気づきと同じである。

手元を全開にした状態を最大音量だと考えるからフルにした時に音量が足りないように感じるのである。

手元がフルになっている状態を120%と捉えれば、音量という意味ではゼロからフルの少し手前までで十分なのである(私のストラトでいえば目盛り6辺りで十分音量が出ているはず。勿論アンプの出力やギターのボリュームポットのカーブにもよるから一概には言えんけどね)

そもそもギターのボリュームポットで調整できる音量そのものはポットの5〜7割まで回した辺りで頭打ちとなり(歪み具合にもよるが)そこから先は歪みが増す、といったような音色の変化の領域なので、フルに回した状態を音量のマックスと捉えると「ノブを回してるのに音量が足りねえ!」という認識の罠にハマるわけであります(なお、このやりかただと歪みが足りねえよ、という方。こういう時こそ歪みペダルでゲインを足してやればよいのです)

昔、亀井野時代のジェリーズにはスタジオがあり、そこで引っ切り無しにセッションしていた頃、編集長のセットをそのまま弾かせてもらうと、ギター側は6割ぐらいのボリュームでリードが弾けるぐらいのセッティングだったような気がするのだが、今思えば、あれはつまりそういうことだったのではなかろうか。(編集長の返答を待つ)

考えてみればステレオもテレビもゼロから徐々にボリュームを上げるものであり、フルボリュームから下げて調整するものではない……何故こんな当たり前のことに考えが至らなかったのか……(思い込みって怖いねぇ)

ギター弾きの諸兄諸姉、思い込みを捨てませう。

自分で気づいたことを自ら検証、実証し、己の糧とする……これぞギター道!

と、己の馬鹿さ加減を無理矢理誤魔化したところで今回はこれにてお開き!また次回!

<ハウリンメガネ筆>

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,36 (2024年9月10日発行) 『アンディ・サマーズ』が来るぞ!

2024-09-10 09:38:09 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』

今週も『私の一口コラム』『その週のライブインフォ』をお届け!

今日、スマホでニュースを眺めていたらこんなオススメが。

https://clubcitta.co.jp/andysummers2025

oh!アンディ・サマーズ御大がソロライブイベントをやるのかい!

そう、皆様ご存知、私も大好き、ポリスのギタリストにしてフリップ先生の同郷の古馴染み、アンディさんが来年早々来日なさるようなのであります。

今年の春頃にもご自身の写真展で来日していらしたようなのだが(実はアンディさん、かなりのカメラマンで個展も開いているのです)、その際は音楽は関係なく、あくまでカメラマンとしての来日(日本観光を楽しんでいらした模様)

来年の来日では自身の撮った写真をスクリーンに映しながらたっぷりトークしつつ、ソロギターでの演奏を挟むという、ライブ!というよりファンミーティング的なイベントのようなのだが、去年、全米をこのイベントで回ってかなりウケたらしい(ティザームービーをちょろっと見たが、アンディさんも観客もニコニコしている様子からアンディさんのファンにはとても楽しいイベントになっている模様)

ちと値段が高いので(A席で16,000円は中々ですな)、ちょっと煩悶中だが、チケットが取れるなら……行きたいなぁ!

アンディさん、御年81歳にしてまだまだギターを弾く気マンマンで、セッションの様子やソロギターでの音源をちょいちょいネットにアップしておられるのだけど、エレキによるアンビエントなアプローチが多く、私としても興味津々なのです(元々アンビエント的な素養のある人だけど、近年更にその傾向が強く出ているのが興味深い)

スゲぇなぁ、このバイタリティ……

ポール師匠ボブ御大フリップ先生もそうだが、このお歳になってもやり続ける姿を見たら私なんぞまだまだひよっ子。

やれるうちにやれるだけやらんと後進として申し開きが立たん!

というわけで今週のライブインフォ!今週は奈良!

【日時】

2024年9月14日(土)

OPEN18:00/START18:30

【会場】

Ocean Boulvard オーシャンブールバード

奈良市大宮町7丁目2-23 三和佐保川ビル1F104(近鉄新大宮駅より徒歩5分)

https://maps.app.goo.gl/6yanCAbetW4U64CA8

【チャージ】

¥1,500(要別途1ドリンク)

【出演(※出演順とは異なります)】

KYAN神田/すーきゃん/ストリートの黒幕/ヤミヨのカラス/トウギシカズヤ/ハウリンメガネ

※ハウリンメガネは20時頃出演予定

ほんじゃまた来週!

<ハウリンメガネ筆>

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,35 (2024年9月3日発行) 叫べ!「モビィィィーディィィック!」

2024-09-03 10:28:43 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』

今週も『私の一口コラム』『その週のライブインフォ』をお届け!

モビィィィーディィィック!

……あ、違います。ツェッペリンのモビーディックのことじゃないです。あ、石を投げないで……

はい失礼。当ブログの読者の皆様にすればモビーディックといえばツェッペリン、という連想に至るのは百も承知でついつい雄叫んでしまったが、今日は別のモビーディックの話です(正確に言えばツェッペリンとも繋がっていなくもないのだけれど)

一週間ほど前のこと。

「SFが読みたぁぁぁい!」と、突発性SF欠乏症に陥り、熱に浮かされた人の様に街の本屋へ出発した私。

早速SFコーナーへ向かったものの、なんだか創元社の棚を見てもハヤカワの棚を見てもどうも今ひとつピンとくるものがない。

困った。いま私が読みたいのはサイエンス・フィクションのSFではなく、宇宙(時空の意の宇宙)的世界観を描いたSFが読みたいようなのである。

さーて困ったぞ……と他の棚へ向かおうとした私の脳裏を凄まじい勢いで以下の連想が駆け巡った。

「宇宙」→「月」→「上弦の月」→「上弦の月を喰べる獅子」→「夢枕獏」

そうだ!獏先生の新刊で面白そうなやつが出ていたはず!

……はい、ここで冒頭の咆哮に話が戻るのであります。

 

『白鯨 MOBY-DICK』(夢枕獏著、角川文庫刊)

『白鯨』。

アメリカの小説家、ハーマン・メルヴィルが著した、アメリカ文学を代表する小説であり、1851年の発表から100年以上経つ2024年現在でもある種のアメリカ神話として文学、映画、音楽諸々に引用される超有名小説であります(冒頭で話に出したツェッペリンのモビーディックのタイトルもこの『白鯨』が元ネタなのです)。

……が!このメルヴィルの『白鯨』、とにかく読みづらい!

あらすじはシンプルで、白鯨モビーディックに片脚を食いちぎられた、捕鯨船ピークオッド号の船長エイハブがモビーディックに復讐を果たさん、とピークオッド号の乗組員であるスターバック、イシュメールらと共に白鯨モビーディックを追う……というのが大筋なのだけど、その合間合間に挟まれる鯨についての蘊蓄やキリスト教的な説話の数が膨大なうえ、全体的に文章も重苦しく、私も子供の頃から何度かトライしてその度に「ん〜〜〜……読みづらい!」と挫折し続けて今に至る。

で、この獏先生版『白鯨』はメルヴィル版『白鯨』の一種のリメイク(リビルドと呼ぶべきかも)。

最初は獏先生があの読みづらい『白鯨』をどう料理するのか、と思っていたのだが、流石獏先生。

すごい方法であの『白鯨』を圧倒的に読みやすく面白く仕立て上げた。

※少しネタバレが入るので何も知らずに読みたい方はここから読み飛ばして頂きたい。

 

まず、この夢枕版『白鯨』、メルヴィル版に全く存在しない人間が主人公なのである。

その主人公とはジョン万次郎。そう、あの日本のジョン万次郎である。

夢枕版『白鯨』の中で万次郎は鯨獲りに憧れながらも、家や世間の都合により漁師であることを余儀なくされる少年として描かれる。

実際の万次郎も漁師として出漁中に遭難、アメリカの捕鯨船ジョン・ハラウンド号に救助され、そのままアメリカに渡り(当時の日本は鎖国していた為)、苦難を乗り越えて帰国。後、通訳、英語教授として活躍する訳だが、そんな万次郎がもしジョン・ハラウンド号ではなく、ピークオッド号に救助されていたら?

実は『白鯨』の時代設定とジョン万次郎の生きた時代は同時期。ここに着目し、ピークオッド号に万次郎を乗せたことで夢枕版『白鯨』はメルヴィル版と大きく異なる魅力を放つ事となる。

夢枕版『白鯨』における万次郎は主人公でありながら、読者を『白鯨』の世界に導く水先案内人でもある。

メルヴィル版では煩雑に感じる鯨の蘊蓄や、宗教的説話は万次郎がピークオッド号での生活で学んだ知識とそれに伴うエピソードとして昇華され、白鯨への復讐を主題とした重苦しい世界観は、鯨獲りに憧れる少年の目線によってその重厚さを残したまま海洋冒険活劇として換骨奪胎されているのである(そう、まるでロバート・ジョンソンの『クロスロード・ブルース』をクリームが『クロスロード』として換骨奪胎したように!この辺りのパワフルなアレンジ力、北方謙三親父の『水滸伝』にも通じるものを感じるのだけど、やはりあの世代の人達は筆力の馬力が違うのかしらん……)

勿論獏先生の事だからただの冒険活劇では終わらない。

『白鯨』は獏先生が描き出す宇宙観、宗教観をも呑み込み、モビーディックを追いかけるピークオッド号諸共、最後には獏先生の物語論、小説論までも呑み込み、『白鯨』という物語の宇宙を表出させていく……おお!これは紛う事なきSF小説!

読めばあなたも「モビィィィーディィィック!」と雄叫びたくなること請け合い!文庫本化されて手に取りやすくなったので是非御一読!

以上、夢枕獏ファンの独り言でございました。

てなところで今週のライブインフォ!

今回は神戸!夕方から!

【タイトル】

わっは presents vol.2

【日時】

2024年9月7日(土)

START18:00

【会場】

MILKYSOUND

神戸市兵庫区新開地1-4-3 ミナエンタウン地下1階

https://www.facebook.com/yuuzincoco/

【チャージ】

¥1,500(2ドリンク込み)

【出演(※出演順とは異なります)】

わっは/ZEN平田/ひろぽんZ/まっつん/ハウリンメガネ

じゃまた来週!

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毎週火曜日は『今週のハウリンメガネ』Vol,34 (2024年8月27日発行) どうなる?台風!

2024-08-27 10:30:23 | 『ハウリンメガネ』コラム集

毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』

今週も『私の一口コラム』『その週のライブインフォ』をお届け!

台風……迷走中!

いやぁ、参りますな。

当初、今週中頃に関西を直撃するようなルートだったというのに気づけば週の中頃に四国から上陸し、今週末に関西を抜けていくようなルートに様変わり。

先週末時点では「あ〜、こりゃテレワークの準備しておいた方がよさそうですな〜」などと会社で呑気に話していたのだけれど、週末、それもライブのある日に影響しそうなタイミングにぶつかってくるとなると、おっと、これはいかん、と台風情報を意識せざるを得ない(私、電車以外の移動手段がないので、電車が止まってしまうと動きが取れんのです)

まあ、流石に当日直撃となってしまったらライブも中止、という話になるけれど、問題は台風が過ぎた後。

現地はなんの問題もなくいい天気でも、路線点検なんかで遅延、運転見合わせなんてのはよくある話。

最悪普段と異なるルートでの移動も考慮しつつ、重い荷物を担いでえっちらおっちら現場まで向かうことを考えると、台風の気圧とは無関係に頭も痛くなろうというもの……ま、なるようになるさ。

さ、そういうことで、今回ばかりはやれるかどうかは台風の機嫌次第だが、今週のライブインフォ!

【日時】

2024年8月31日(土)

OPEN12:00/START13:00

【会場】

深江橋Ks(大阪府大阪市東成区神路1-5-12 GALAXYビル7F、大阪メトロ中央線深江橋駅より徒歩3分)

https://maps.app.goo.gl/Dt5Yaf8Nr1muKzYU6

【チャージ】

¥2,000(1ドリンク込み)

【出演(※出演順とは異なります)】

OA マスター/美和/のらくら Pawn/カゼノタヨリ/こんちゃん/おっくん/hisui/あっじー/Hikari☆きらり/Yamada Kouichi/kami/ハウリンメガネ

じゃまた来週!

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ハウリンメガネが縦横無尽に吠える「メガネの遠吠え!」(第34回) 『アコギと一体化する』その秘訣とは?

2024-08-24 11:18:25 | 『ハウリンメガネ』コラム集

悩んでいる。

相変わらず悩んでいる……ハッ!失礼!

ご機嫌よう、読者諸賢。ハウリンメガネである。

まーた悩んでんのかい、下手の考え休むに似たりというではないか、とは仰らないで頂きたい。下手は下手なりに考えるものなのである。

事の始まりは数週間前のライブ。

御一緒したベテランプレイヤーの音の出し方がまあお見事だったのである。

アコギをマイクで拾うスタイルの方なのだが、キレイなテンションコードはキレイに、ラフなピッキングはラフに、パーカッシブなミュートはパーカッシブに鳴らす。

繊細なノートは繊細に、パンチの効いたノートはしっかりとパンチを効かせた音が、必要な箇所で鳴っている。

……当たり前のことを言っているように思われるかもしれないが、これができるのがどんなに凄いことか!

しかもこれを弾き語りでやってらっしゃるのを目の当たりにすると流石の私も「これはこの技術を盗んで帰らねばならぬ!」と思い、しげしげと眺めていたのである(小さな店でのライブだとこういう時に至近距離でプレイを観察できるのが利点ですな)。

で、人様のプレイに感銘を受けた私。これは己のピッキングをいい加減、どうにか改善せねばならぬ、と思い、夏休みの間、音の出し方研究に勤しんでいたのである。

とはいえ漠然と「うまくなりたいなぁ」では上手くいかぬ。今回の私のテーマは「軽やかさ」であった。

先述のベテラン様や、うちの編集長もそうなのだけど、上手い人はタッチが軽い。

弦を押さえる左手も、ピッキングする右手も力んでいない軽〜い感じで弾いているのに、音はしっかり出ている。

そう、上手いプレイヤーは力まないのである。

が……私はどうにもこれができていない。

ソフトに弾く分にはまだいい。が、パンチを出そうとするとどうにも右手に力が入り、結果、パンチというよりもリミッタのかかったようなガチャガチャとした平坦な音になってしまう。

何故上手い人はあのタッチであのパンチが出るのか……これが今回の課題だったのであります。

休みに入り、ギター片手にこの「軽やかなのにパンチが出せる」弾き方になんとか近づかん、と完全に力を抜いた状態でピックを持ってみたり、アコギとエレキを行ったり来たりして弾き方を変えてみたりしていたのだけれど、どうもしっくりこない。

なにか根本的な思い違いをしている気がしてしょうがない。

そこで己が力みがちになる状況を振り返ってみて、ハッと気づいた。

私、フルパワーで弾いた時を最大音量だと考えてる!

そうだ、発想が逆なのだ。力いっぱい弾いている状態を100と捉えるのではなく、軽く弾いている状態を100と捉えるべきだったのだ。

アコギを軽くピッキングしただけでも実は結構な音量が出ている。なのに何故私は音量が足りないと感じていたのか。

アコギのサウンドホールが私ではなく観客に向いているからだ。

実際は軽く弾くだけで客席には十分聴こえているのである。

つまり、力いっぱい弾いてしまったら100どころか120で弾いているということで、上限値ギリギリまで行ってしまっているのである(だからリミッタがかかっているような聴こえ方になるのだ)

エレキでも考えてみよう。

練習スタジオに入りフルボリュームにしたアンプに繋いでギターを弾いてみて頂きたい。

普段よりだいぶソフトにピッキングしてもかなりの音量になるはずだ。そして十分パンチの効いた音が出ていないか?

その状態で普段以上にソフトに弾けばきちんとソフトな音が、少しスナップを効かせて弾けばびっくりする程パンチのある音が出ていないか?

そう!ギターを弾くのに力は要らないのだ!

上手い人は力んでいないのではない!そもそも力む必要がないのだ!

力を入れてもいい音は出ない!むしろ力は入れずにスナップを効かせたり、ピックの当て方を変化させたり、指で弾いてみたりすることこそがギターからいい音を引き出すテクニックなのだ!

……なんでこんな簡単なことに気づくのにここまで年月がかかっているのだ……俺はやはり馬鹿なのか……

いや!「下手の考え休むに似たり」とはいうが、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という言葉もある!

考えても実行しなければ休んでいるのと同じだろうが、下手でも馬鹿でも考えることに行動が伴えばいずれ何かを掴めるということだ!(ということにしてくれ!)

下手でも考えて動き続ければちったあマシな答えに行き着くこともあるという、今回の研究結果でございました……ってなところで今回はここまで!

また今度!

<ハウリンメガネ筆>

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